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ピストのブレーキ
ブレーキのないピストを街乗りするのが違法ということで話題沸騰です。 ペダルを後ろに回すとブレーキになるのもダメなのでしょうか。 ちなみにアメリカ帰りの近所の子供が乗ってるのはそういうやつです。 アメリカってそういうの多いそうで、日本とは法律が違うのかもしれません。 ペダルを後ろに回すとブレーキになるやつはチェーンが外れたら危ないという気がしなくもないですが。
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いくつかの質問事項がありますので 箇条書きで回答いたします。 1. 前後輪両方にブレーキの着いていない自転車で公道を走るのは「違法」です。 道路交通法63条の9に「自転車の運転者は、内閣府令で定める基準に適合する制動装置を備えていないため交通の危険を生じさせるおそれがある自転車を運転してはならない。」とあります。 実際には「内閣府令で定める基準 道路交通法施行規則 第9条の3」に具体的に 「前車輪及び後車輪を制動すること。」とありますので 前輪あるいは後輪の片方だけにブレーキを付けていても 法令違反になります。 国内の小さな自転車メーカーでも法律を勉強せずに違法な自転車を作っているところもあります。 2. ペダルを後ろに回すとブレーキが作動するタイプのものは ほかの回答者氏が既に述べられているように「コースターブレーキ」と呼ばれます。昔は自転車でそば屋の出前など行っていましたが、このタイプのコースターブレーキが付いている自転車が割とポピュラーでした。 3. 「ピスト」と呼ばれるものは自転車そのものではなくて 自転車を走らせる場所の名称です。一例では 競輪場のオーバルなどです。そこで走らせる自転車をピストバイクと呼びます。本来スピードを争う競技のためのものでギアもシングル、ハブも固定ハブ、ブレーキは付いていません。外観がシンプルですっきりしているので これに似せた外観のものを街乗りに使う人が出てきましたが、いわゆる「なんちゃってピスト(バイク)」です。勿論ブレーキが付いていなければ違法な乗り物です。もう少し広義に解釈して、シングルスピードの自転車をピストと呼んだりする人もいます。もはや本来のピストバイクとは別物ですが、「なんちゃってファンション」の世界なのでしょう。 余談ですが、ピストバイク以外にも BMXのフラットランドと呼ばれる自転車もブレーキが着いていません。これは自転車を走らせるのではなくて アクロバティックな乗り方を披露してその難易度を競うものです。ブレーキワイヤーがあると演技のじゃまなので 当然ブレーキが着いていません。勿論この自転車で公道を走るのは違法です。 http://www.ysroad.net/genre/bmx/index.html
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- take6
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話題沸騰というか、もう有る程度おさまった感がありますが・・・。 最近では都心で見かけるピスト風自転車もきちんとブレーキを付けている物が 増えてきて、完全なノーブレーキはだいぶ減ってきたように思います。 さて、 法律の問題ですが、日本では2系統のブレーキを付ける必要があります。 もちろん、その場合はコースターブレーキも含まれます。 アメリカでは、1系統でも良いところ(州による)があるので コースターブレーキだけの商品がよく見受けられます。 前輪の方が制動力が高いのは事実なのですが、 走行速度の低い、子ども用車両やクルージングバイクにおいては 必要十分な制動力を発揮します。 とくに握力の弱い子どもにとっては、 コースターブレーキは、ハンドブレーキよりも 確実に停まれるという事で採用される事が多いです。 つまり、 ピストなどの固定ギヤ(足で踏ん張ってっ止める)と コースターブレーキ(逆回転することでブレーキ機構が作動)は 完全に別物と考えた方が良いですね。 >チェーンが外れたら危ないという気がしなくもないですが。 単なる整備不良です。 ハンドブレーキだってワイヤーが伸びていたら いくら握っても止まれません。
- char2nd
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>ペダルを後ろに回すとブレーキになるのもダメなのでしょうか。 ピストは固定ギアなので、どのピストもそのような機能が付いています。ペダルの逆踏み、もしくは脚力にて後輪にブレーキを掛けることは、不可能ではありませんが現実的ではありません。 まず、人一倍の脚力が必要だし、逆踏みする体勢になれるのはペダル1回転当たり1回しか無く、その間に自転車そのものが進んでしまうので、そのせいもあって制動距離が長くなります。 また、道路交通法でも「前車輪及び後車輪を制動すること」と定められているので、後輪のみにブレーキ機能があるものは違法車両です。 競輪の選手でさえ、公道で乗るときは全後輪ともブレーキを装着したものを使用します。
- BERSERGA
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その通り、アメリカと日本では法律が違います。 アメリカでは、リアブレーキのみでもOKですが、日本では前後にブレーキがないと違反です。 (アメリカでピストがノーブレーキでもOKなのは、装置としてブレーキはついていないけれど、直結ギアでペダルを逆踏みすれば減速できるのをブレーキと見なして、それをリアブレーキがついている、という解釈でOKになるんだそうです) ちなみに、ペダルを逆転することでブレーキが効くというのは、コースターブレーキと呼ばれるブレーキのことです。 コースターブレーキは立派なブレーキなので、フロントブレーキがちゃんと装備されていれば、リアブレーキはコースターブレーキでももちろんOKですが、リアのコースターのみで、フロントはナシ、というのは違反になります。 また、やってみればわかりますが、リアブレーキだけで止まろうとしても、たとえどんなに強力なブレーキでも、リアタイヤがロックするばかりで、フロントブレーキをかけないとちっとも止まりません。 自転車だけでなく、車やオートバイでもそうですが、スピードが上がれば上がるほど、また急減速しようとすればするほど、フロントブレーキに頼る比重が増えていきます。 歩くほどの速度では前後同じくらいですが、フルブレーキする時では、リアブレーキは姿勢制御用に軽く当てる程度で、減速の90%はフロントブレーキが受け持つような感じです。 コースターブレーキは、もちろんチェーンが外れればブレーキ効かなくなります。 直結ギアのピストも同様です。 が、普通のブレーキも、ワイヤー切れたら効かなくなります。 調整・給油など、きちんと整備されていれば、チェーンはそうそう外れません。 ワイヤーも、定期的に交換していれば切れたりしません。 きちんとメンテナンスしている自転車は、そうそうトラブルは出ないもんです。
- nomastars
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>>ペダルを後ろに回すとブレーキになるのもダメなのでしょうか。 ダメです。 前後輪ブレーキ付きじゃないとダメです。前輪だけでも後輪だけでもダメです。 アメリカの法律は知りません。 アメリカ帰りの近所の子供には「日本じゃそれはアカンよ。」と教えたあげましょう。