透析治療関係者の方に下肢つりについて質問です。

質問

患者様の下肢つりがあった場合、どのような対処方法を行っているのか
参考までに教えていただければと思い投稿しました。

ＨＤ残り時間30分以内
総除水量約３ｋｇ（ＤＷから３％以上の増えが毎回あります）
ＨＤ中の血圧低下はありません。１３０～１５０台キープです。
終了間際に下肢つりが起こる。
週末で中２日空く。
常に増加を抑えるように指導、下肢つりが起こる原因などの説明を行っています。
下肢つりに対する内服薬はツムラ６８芍薬甘草湯（ＨＤ前に内服しています）

上記の条件・状態の設定で、
できれば機械操作から、どのように対応しているかを教えていただければと思いますので
よろしくお願いします。

回答No.1

nishikasai

透析１５年目の患者です。
昔はよくつっていました。いまは多少ありますが、透析が終わった夜に足の指がちょっとつることがある程度です。透析中はよく眠っていて楽な透析を受けています。
わたしなら次のようにしてもらいます。

１．ドライウェイトのチェック。少しきついのでしょう。お医者様はなぜかドライウェイトをきつめにする。患者の快適度をあまり考えない。患者を楽にしてあげるにはドライウェイトを緩めにすべきです。身体に水分が著しく不足するからつるんです。ドライウェイトを甘くする（水分が身体に残る）ことによってつらなくなります。

２．足がつったら指を頭の方向に向かって曲げて上げる。足をゆたんぽで温めてあげる。生食を入れる。毎回つるなんて主治医はどうかしてる。恐らく精神主義の主治医だろう。ドライウェイトはきつめのほうが身体に良いから多少足がつっても根性で頑張れみたいな考えなんだろう。ダメだな～。患者のストレスはどうなるんですか。自分が透析を受けたことがあるのか！　頭の固い主治医を持つと患者は悲劇です。

私はいま神様みたいな主治医のもとで治療を受けています。おかげさまで現在６３歳ですが仕事は現役で、テニスを週二回やります。昨年９月にはテニス大会で準優勝しました。いまのクリニックの透析のおかげです。感謝です。患者は正しい病院を選ばねばなりません。因みにわたしは家から４百メートル以内に三軒の透析クリニックがありますが、７５分かけて電車で東京の反対側まで通っています。

お礼

nisikasai様、回答ありがとうございます。

私は、恥ずかしながら、透析室勤務1年目の新人看護師なので、
透析治療を長く続けていらっしゃる方とお話しするには、
とても申し訳ない気分ですが、勉強させていただくような気持ちで読ませていただきました。

nisikasai様のおっしゃる通り、私もこの患者様には今のDWが少しきついのではないかと思います。
私は、透析中はもちろんのこと、ご自宅での状態、血圧の変動などを、
出来るだけ患者様がスムーズに透析治療ができるよう上申していますが、
CTRの結果や、血圧などその他データを参考に、どうしてもDｒは体重を落とす傾向がありますね。
時には、そんなに落とさなくても…と、思うこともしばしばあります。

私は、患者様の普段の増加傾向を考慮し、時と場合によりますが、
出来るだけ除水を止めたり、透析時間を短縮したりは、患者様のためにしたくないと思っていますので、
対応としては、やはりnisikasai様のおっしゃるように、温めて指先を頭側に伸ばし、マッサージなどを実施しております。
透析残り時間により、１０％NaClを入れる場合もありますが、
どうしても喉が渇いてしまい、増加につながるので生食で対応するようにしています。

また、どうしても医療側としては増加を抑えていただけるようお話するしかないので、
我慢することの辛さは何事も辛いと知った上で言わなければならないのが
とても心苦しいのですが、患者様のためにお話しするようにしています。

またnishikasai様のように、活力的に動かれる患者様は、本当に少ないので
散歩をするなど軽く運動し、筋肉の発達に心がけられるような説明もさせて頂いております。

対応は、患者様一人ひとり違いますし、上記のような対応は
看護師によっても考えが違いますので、私の対応が正しいとは思っていませんが
私たち看護する側の人間は、その方に合った対応を心がけなければならないと思っております。
元気にご自宅にお帰りになっていただきたいと、常に思っていますので
「じゃ、また明後日ね！」と、元気に帰られる姿を見れると、本当にホッとします。

透析15年のnisikasai様は、本当にお元気そうで、とても嬉しく思いました。
私も、患者様に「この病院のおかげです」と言われるような、看護をしていきたいと思います。
nisikasai様のご回答は、とても参考になりました。
ありがとうございます。
これからも、お元気で過ごされるよう心からお祈り申し上げます。

最後に、テニスでの準優勝おめでとうございます。
また次の大会に向けてのご活躍、期待しております。