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児童虐待を撲滅する方法
- 児童虐待を撲滅するためには、対象を広げる、徹底した監視強化、法律改正などの取り組みが必要です。
- 対象を広げることで、子供が嫌がる行動も虐待とみなし、被害を減らすことができます。
- 監視強化と警察への通報義務化により、虐待を放置することがなくなり、問題を抱えた親のサポートも行えます。
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質問者が選んだベストアンサー
まず、前提に間違いがあります。 子供を虐待し、結果的に死なせてしまう、というような事件は減っています。 殺人というのは、1960年代後半から減少を続けているのですが、特に、近年、減っているのが親による子殺しです。 そして、虐待の通報件数は激増しているわけですが、これは言い換えれば、それまで発見出来てこなかった虐待を「発見」して、最悪の事態に至る前に「子供が救えている」ということを意味します。 少なくとも統計上の「虐待通報件数増加」は、悪いことではないと思います。 その結果として「虐待死」が減っているわけですから。 その上での提案ですが…… 4番に関しては、全面的に賛成です。反対する理由がありません。 他は、心情的に同意出来るのですが、いくつか問題も孕んでいると思います。 1番は、昨今、それが進んできている、ということが言えます。 ただ、「その他子供が嫌がる行動すべてを虐待とみなす」というのを徹底した場合、「面倒臭いから、学校を休む」というのを叱って、学校に行かせる、というのも「虐待」になってしまいます。反対に、子供が好むから、と、偏った食事ばかり与えて健康を害するのは、子供が嫌がっていなくても「虐待」に当たるのではないでしょうか? 対象の拡大そのものは賛成ですが、その基準は、子供が嫌がるか否か、ではなくて、第三者から見て妥当性が認められるかどうか、の方が良いと思います。 2番の監視強化、ですが、通報義務に罰則を与えるのは、却って隠蔽の危険性を高める可能性があると思います。 地域社会の強固な土地などでは、地域の人間関係、力関係によって通報などがしづらい、ということも十分に考えられます。また、一度、通報しなかった場合、その時点でその人に罰則が与えられることになりますから、加害者とある種の共犯関係となってしまいます。 そうすると、却って通報せず、隠蔽する、ということを促しかねないと思います。 警察や、児童相談所の権限強化などは賛成です。 3番ですが、罰則強化そのものは良いと思います。 ただ、あまり強化しすぎると、自分は虐待をしてしまっている、というのを自覚している人が相談したりすることを阻害し、却って悪化する危険性があると思います。 それから、弁護士はダメ、取り調べの録音・録画禁止は意味がないと思います。適法に取り調べ、適法に裁判を行い、その上で罰則強化で良いのでは?(可視化などを禁止する、ということは、言い換えれば、違法な取り調べなどを前提にする、ということになりかねません) ただ、私が思うのは、「虐待の撲滅」という際の「虐待」をどういうレベルで考えるのか、というコンセンサスを作ることが先決だと思います。 先に書いたように、通報件数は激増していますが、一方で、虐待によって死ぬ子供は減っているのです。 質問者さんの意見を見ていると、子供が死に至る、とか、重大な後遺症を残す、というような状況を防ごう、というのが目的であるという風にお見受けします。 しかし、虐待を問題視する人の中には、「通報件数が増えたからいかん」というような人もいるわけです。 もし、後者のような意見で言うなら、警察や児童相談所がなにもせず、周囲の人も見て見ぬふりをするのが、最も件数を減らすのに効果的な方法になるでしょう。 どちらが良いのでしょうか? 私自身の考えとしては、どんなに罰則強化などをしても、どんな対策をとっても、虐待を完全に撲滅することは不可能であると考えています。 しかし、質問者さんが仰っているように様々な方策で、なるべく減らすようなことを考えるのは当然であるし、また、それでも撲滅は不可能という前提に立って、仮に虐待を受けていたとしても、なるべく傷の浅い内にケアすることができる体制を作るのが良いのではないかと思います。 そして、そのためにも、「虐待を防ぐ」「減らす」と言っても、それが具体的にどういうものを目指すのか、というコンセンサスの形成がまずは必要になるのではないかと考えています。
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- ard77647
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私は、No2野回答者のま反対で、児童虐待は増えているだろうと思います。 日本の社会はまだまだ閉鎖的です。児童虐待している親、親戚などはすぐに世間体とか考えて、警察や学校や病院に報告していないと思います。で答えですが、1-3は無理だろうと思います。それで、4が一番可能性があって、もっと警察も児童虐待やDVを踏み切って捜査できるような刑法に変わるのを期待します.
- takeoromen
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私は両親に殴られて育ってきました。 …虐待は許せませんし、子殺しなんてものは死を持って償うべき。と考えます。 しかし…大人が「守る」のではなく「過保護」にしたのでは次の世代、次の次の世代はもっと悲惨な未来が待っているように思います。 言葉もわからない子供は、叩かれて(殴られて)してはいけない事(危険)を覚えますし、もっと育てば罪と罰、叩かれる痛み(人の痛み)を覚えます。 真に救うべきは、子供の育て方(褒め方・叱り方)がわからない親達だと思います。 子供が子供を育てるからまともな人間に仕立てあげられないのでは?迷った時悩んだ時の逃げ場所も無い…だから 泣き止まない、言うこと聞かない…殴って黙らせる…加減がわからない…死ぬ 子供から汚い(危ない)ものを遠ざけ続ける事が優しさではないですね。子供も大人も「それ」(の存在)を知っていなければなりません。 質問者様の考えは事中事後の対策対応ですが、事前未然のインフラも大事なのではないでしょうか。 私が悪い事をしたとき父によく殴られました…今では暖かい思い出です、憎しみで殴った訳ではない事を私は知っていますから。 長文乱文、そして生意気失礼致しましたm(__)m あぁ、ストレス解消とかで手を挙げるクソ親は限りなく極刑で構いませんね。同棲?内縁?はは…言い訳にもなりませんね、檻の中で一生かけて償いやがれ(笑)
補足
>真に救うべきは、子供の育て方を知らない親たち 私も思ったのですが、虐待事件が起きる前に、親としての常識や心得などを一から教育する専門学校のようなものを設立して、18歳以上で子供がいない国民全員をその学校に入学させて、「本当の意味で親に なるための教育」を施したり、子育てをしている人に、定期的に講習を受けさせるなどして、知識やモラルが欠けた状態にならないようにならないようにするというのはどうでしょうか?児童虐待と少子化の問題を同時に片付けるには、国民全員に子育てをする資格が与えられるよう国が働きかけるべきだと思います。
お礼
ご回答ありがとうございます。やはり児童虐待は、単純な厳罰化や監視強化だけでは根絶できない、難しい問題のようですね。