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お酢のとりすぎについて

 お酢はからだの良いと世間ではいわれていますし、私も好きなのですが、やっぱり、とる量の限度はありますよね。そこで質問です。 (1)お酢はとりすぎると、体にどのような悪影響を及ぼすのでしょうか。 (2)どの程度をとりすぎと言うのでしょうか?どれぐらいまでならお酢を摂取してもいいのでしょうか。 ぜひ教えてください。お願いします。

みんなの回答

noname#21649
noname#21649
回答No.3

1番です。 以下の内容は.代謝経路からの推定であり.必ずしも以下の機構が作用するとは限りません。 最初に酒の話を書きましょう。酒の主成分は.エチルアルコールであり.酒が体内で分解されると.エチルアルコールから.アセトアルデヒド.酢酸を通して分解され.最終的には.水と二酸化炭素になります。 アルコールから酢酸になるまでに.各種補酵素が還元系になります。この還元形になった補酵素を回復させる機構が存在し.この機構が作動すると.脂肪の分解(酸化)が抑制される.抑制された結果.脂肪の合成が促進される.結果として.脂肪が合成されて.脂肪肝となり.各種肝機能低か(アルコール性肝炎)となるわけです。 こちらの問題は.さておいて.生成された酢酸は.たしか.頭に二酸化炭素がついて.オキザロ酢酸になり.グルコースになるか.オキザロ酢酸から直接TCA回路に入って.分解されます。通常は.オキザロ酢酸からクエン酸になって.TCA回路に入るのですが.オキザロ酢酸が極端に多いと.直接TCA回路に入って(なんとか短絡路という代謝経路で)分解されます。その結果.通常のTCA回路を使わず.一部分だけ使ってしまうのです。 「極端に多い」場合を考えてみましょう。 通常の糖代謝では.ブドウ糖から.な何箇所が反応が先に進まないように制限されている場所を通って.クエン酸になり.TCA回路に入ります。つまり.クエン酸が過剰にあっては成らないのです。 果糖は.このような制限がなく.直接クエン酸になります。 このクエン酸の供給量がTCA回路の処理量よりも多いと.脂肪に替わる場合(脂肪細胞と呼ばれる細胞の場合)と.糖に替わる場合(肝臓などの体内でできる炭水化物)があります。 だから.多くの場合.ブドウ糖や果糖を大量に取ると.脂肪に変わるだけなのです。その結果.血中の中性脂肪が増加して....という成人病への道を歩むことになります。 酢(酢酸)やクエン酸も.分量が少ない場合には.中性脂肪に替わります(ブドウ糖からクエン酸になる過程が通常抑制状態にあり.十分な量が供給されているため)。同じに.先に上げた経路で過剰なオキザロ酢酸を分解することになるのです。 と考えると.「酢」や「クエン酸」は.十分な食事を取っているのであれば.血中の中性脂肪を増やすだけの効果しか考えられません。なんだかの理由で.糖代謝系がおかしくなっていれば.別ですが。

nieche
質問者

お礼

2度も回答してくださり、本当にありがとうございます。 疲れたときに甘いものがほしくなるのは、体内でその摂取した甘いものをクエン酸にし、体内に乳酸がたまらないようにするわけですね。でも度合いを超えてとり過ぎると、脂肪に変わるのだと・・・。この度合いを超えるというのは、死ぬほど飲むってことですよね。いくら好きでも、そこまではしませんので、だいじょうぶですよね? 科学的に、詳しく教えてくださって本当にありがとうございました。

  • ga-gotyan
  • ベストアンサー率61% (13/21)
回答No.2

疲れると、お酢ものを食べたくなりますね。 これは、体が要求しているんです。 色々な酢が食品として出ています。 りんご酢、オレンジ酢、飲みやすいものもあります。 なぜ疲れるとお酢が食べたくなるか? 疲れるとは、体に疲労物質の乳酸が溜まるからで、これを中和することが出来るのがクエン酸です。 酢酸→クエン酸に体内で変化します。 詳しいことは、HPを見てください。 悪影響が及ぼすまでとはとても考えにくいです。 私の場合、積極的に摂取してますが、まだまだ充分に摂れていないと思います。 クエン酸の宣伝ではありませんが、私は確かに体が変っていることは感じます。毎日の摂取で疲れにくく、夏ばてもしない。食後の摂取で口の中の細菌が減り、虫歯の原因のミュウタンス菌がつきにくい様です。 クエン酸に関する本も沢山出ていますので、参考にしてください。 楽しい健康ライフをお過ごしくださいね。

参考URL:
http://www.tsukarezu.co.jp/
nieche
質問者

お礼

 やさしい回答本当にありがとうございます。食事のときに何か味に物足りなさを感じて、お酢をかけてみたら、「おおーこれだ!!私のもとめていた味は!」と思うことがあります。これは、体が疲れていて、お酢をほしがっていたんですね。体の自然な要求に応えて摂取するのが健康の秘訣かもしれませんね! 最近は、食卓テーブルの上に、タバスコと一緒にお酢を常備しています。  お礼が遅くなったこと、本当にごめんなさい。

noname#21649
noname#21649
回答No.1

酢酸は吸収が早いので.大量に吸収されると. 脂肪に変化し.高脂肪血漿等の肥満が原因の各種病気の原因になります。 その他は知りません(歯が溶けるとか.喉の細胞が傷つくとか.色々ありますけど.物理的なものは省略して)。 「酢」は調味料であり.積極的に飲むものではありません。調味料として使用する限界が.「通常の人が摂取する量」の想定した.限界です。せいぜい.大さじ1-2杯でしょう。

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