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心胸郭比とBNPについて教えてください
心胸郭比(CTR)とBNP(脳性ナトリウム利尿ペプチド)との関連性について教えてください。 BNPの値が100以上で心不全疑いですが、この時心胸郭比は何%程度になっているのでしょうか。特養に勤めておりX-Pのチェックができません。 BNPは測定するので、心不全の判断に何か役立てる事が出来るようにご指南ください。
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CTRは心臓の機能低下の参考として用いられることがありますが、体格など個人差が大きいものです たとえば60%でも元気な方があれば45%でかなり悪い方もあります よってその数値を推測してもあまり役に立たず、同じ方で過去と比較して変化を見るとお考えください BNPは非常に便利な値です およそ年齢の値程度までは許容値ですが、それ以上の場合は心エコー検査などの検査でどのように悪いかの確認が望まれます 多くの心臓病で変動しますが、疾患により上がりやすいものも上がりにくいものもありますからこれもその方の傾向を知るために使う方が無難です 別の個人間では値が高い方が悪いとは言えないものです
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- USB99
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BNPの値を下げるように治療をする事をBNP guided therapyといって、75歳未満では入院や生存率を向上させると有効であると考えられていますが、75歳以上についてはBNPの値を参考に治療しても有効ではないとでています。 特養というのが何歳くらいの人が多いのかわかりませんが、75歳以上が多いのであれば、BNPを定期的に検査する意味はありません。 慢性心不全患者がいるのなら、体重の増減、浮腫の有無、SpO2の値、などを参考にされるのがいいかと思います。
お礼
回答頂きましてありがとうございます。 特養の年齢層は幅広く、でも、70代後半から100歳過ぎた方までいらっしゃいます。 75歳以上は有効でないとのこと。 現在の状況ではBNPは参考にとどめることと理解しました。 勉強になりました。 今も、体調の悪い方はバイタル測定時にSpO2も測定し経過観察しています。 今後も全身状態のチェックを続け、特養で出来ることをやっていきたいと思います。 ありがとうございました。
お礼
回答いただきましてありがとうございます。 CTRを確認する方法が無く、全身状態や聴診で心不全を起こしていると判断するしかない状況です。 その結果からの予測では限りがあり、どのようにしたらよいのか分かりませんでした。 特養は治療する施設ではないので家庭で出来るような予防(水分や塩分の摂取コントロール、体位の工夫、重症になる前に上申)しかできません。 その中で医療従事者として最善の方法や診断を、と思い相談させていただきました。 リンクもとても参考になりました。 疾患によって上がる事も、改めて確認しなおす事が出来ました。 認知がある方は訴えが出来なかったり、うまく出来ない場合があるので良く観察し、データーと照らし合わせて行こうと思います。 ありがとうございました。