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カポック
撮影現場で日常的に使用しているカポック 「カポック」って何語(どこの言語)なのでしょうか? フと思った疑問です
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元は、救命胴衣の詰め物として発泡樹脂を整形した物が使われていました、これがkapokカポック 発泡性の材質の物が主たる物でしたので、同様な物として発泡スチロールの事もカポックと呼ばれるようになりました、発泡スチロールは痩せるので救命胴衣にはあまり使われなくなりましたが。 材質としては今のスチレンボード(ハレパネなど)の方が、元のカポックに近かったです、発泡スチロールのような気泡の大きさである程度の固さがありました、木のパネルで作られた反射板よりも軽量でムービーの撮影スタジオでよく使われていました。 その後(いつから、と限定できませんが)発泡スチロールを使ったカポックがスチールのスタジオで使われるようになりました。 その固さと重さから(発泡スチロールに比べると重い)軽量に作られた木のパネルの反射板が出てくるようになって(畳んだ状態で一人で運べる)こちらのほうがよく使われるようになり、それがカポックと呼ばれるようになりました、40年ぐらい前でしょうか、カブラギスタジオさんとかは、これでしたね。 アートスタジオさんは輸入のカポック使ってました。
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- Postizos
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「カポック=発泡スチロールの板」というのは私もそうなのです。 木のはついたて、カポックをついたてのようにしたのはカポックついたて、電車無くなっちゃったカポック敷いて寝るか、そういう感じです。 表に紙の貼ってある10mmぐらいのスチレンボードは微妙に「スチレンボード」であってちょっとカポックと言いにくい、そんな感じもしています。 カポックと言えば「ちょっと厚みのある、マットがわりになるあれ」そんな使い分けです。
- Postizos
- ベストアンサー率52% (1786/3423)
3です。 考えたんですが、発泡スチロール普及以前にはカポック綿を今の発泡スチロールをクッション材にするように、箱に詰めて梱包したり、ちょうど同じような役をしていたのではないでしょうか。 だから発泡材がそれに置き替わった時にも名前だけが残ったのではないかと、思料する次第です。
お礼
なるほど、実に説得力がありますね 実際に現場でも、発泡スチロール製以外のレフを決してカポックとは呼びませんしね まぁ比較的素材が似ているハレパネもカポックと呼ぶこともありますが、基本は発泡スチロール製 カポックと同じ大きさや形や使用目的であっても、木製であればカポックとは呼びません 「発泡スチロール」という言葉が、撮影現場じゃなくて世間一般で定着するまでは、天然素材だった「カポック」の方が日常的にも定着していて、それが天然素材ではなく発泡スチロール製となっても、やはりそれまでの名残で「カポック」と呼んでいた つまりは「カポック」は「発泡スチロール」の意 で、撮影現場で発泡スチロール製のレフ板を、その素材名で「カポック」と呼んでいて、世の中が発泡スチロールは「発泡スチロール」と呼ぶようになっても、現場用語の「カポック」はそのまま残った 発泡スチロール出現以前に、天然素材の緩衝材であったカポックを知らない世代が、「カポック」ってそもそも何の言葉?となった こんな感じでしょうか
補足
今、別のカテゴリーに質問して、回答者さまの説の裏を取っています もう少し、ここは開けたままにしようと思います
- Postizos
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調べたかぎりでは植物の名前ですね。元、マレー語とあります(広辞苑)。 パンヤのような綿を取る植物です。ソフトボールの中身に入ってるあれもカポック綿らしい。 これを入れてクッションを作ったり、救命胴衣を作った。そのために今でも救命胴衣の事をカポックという所(団体、組織)があるようです。 断熱材や浮きの中身からの連想でしょうか? あるいはカポック綿のパネル状の物を以前は使っていたという可能性はありそうです。 ↓見つけた例 http://hailier.en.alibaba.com/product/301561968-209956698/Textile_fiber_cotton_and_kapok_product.html http://tjxiuran.en.alibaba.com/search/product?IndexArea=product_en&SearchText=kapok 語感では映画撮影所の雰囲気のある言葉ですが。 ↓この店は25mm厚の断熱材のようなのをそう呼んでいるようです。 http://www.ginichi.com/products/list.php?category_id=508 登録された商標ではないように思います。
- kokubosino
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ヨンパチやサブロクの1枚パネルや2枚パネルでL型に折れ曲がり、裏が黒、中が白のパネルがありますよね。あれが元々のカポック あれをボックス状に組み合わせたり。 木のパネル(レフ板)を白黒に塗った物もそうですし 昔は、カポックと言うとこれが出てきました スチロール樹脂のパネル(ハレパネとか)あれもカポックと言いますし 厚みのある発泡スチロール板(3x6とか4x8)の裏面を黒く塗った物もカポックと言います 最近は、これをカポックと呼んで出てきますね。
お礼
本来は、「く」の字に2枚くっつけて自立できるようにしたものがカポックだったんですか 2枚ものでも1枚ものでも発泡スチロールやハレパネとかでできたレフ(黒も含み)カポックと呼んでいます 木製で「く」の字状になっていて、かなり大きなのはバウンズ板 木製のカポックというのは聞いたことがないです。ここ20年は
- kokubosino
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英語というか商品名です ちなみに日常的には言わないです。 示す範囲が広すぎるので
お礼
商品名ですか! ストロボやホチキスとかと同じですかね カポックって日常的に言いませんか? どこのスタジオに行っても、スタジオマンに「カポック」と言えば例外なく同じものを持ってきてくれますが 大きさがサブロクか、その半分があるくらいで、示す範囲は非常に限定的ですよ
お礼
ご回答ありがとうございました やはり、救命胴衣の詰め物のカポックが、発泡スロールも指すようになり、発泡スチロール素材のレフ板も、カポックと呼ばれるようになって 、今に至るんですね トリビア的な質問でしたが、大変参考になる回答に多謝です