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論文博士の取得方法とは?
- 論文博士(医学あるいは薬学)の取得方法について教えてください。
- 論文の報告数や投稿雑誌について教えてください。
- 面接や試験の有無や査読先のつてについて教えてください。
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質問者が選んだベストアンサー
他の方々のご回答で、ほぼ十分かとは思いますが、若干の整理と、補足をさせていただきます。 まずは、論文博士の授与する規程も含めて、博士号の授与についての基本的なことがらは、どの大学も「学位規定」に定められているはずですから、それぞれの大学の(研究科の)事務室に問い合わせてみることが必要です。 >(1)論文は何報必要なのか。 >(2)First Authorとして何報必要なのか。 >(3)投稿雑誌は国内外どちらでもよいのか。(英語論文でなければいけないのか。) これらの3点については、学位規定には明文化されておらず、内規もしくは、申し合わせ事項となっているかも知れませんが、事務室でも当然把握していると考えられます。 (4)論文以外に面接や試験があるのか。 場合によっては、語学試験などの博士号請求論文を提出する資格があるかを確認する(認定する)試験があるかもしれません。 審査委員会による口頭試問and/or公開公聴会は、必須と思われます。 また、博士号は、大学として授与するものですから、実際の申請に際しては、定められた書類を用意して、論文とともに事務室に提出します。 それを承けて、大学院の研究科教授会として、受理するかどうか審査の上、受理するとなれば、主査・副査を選んで、審査委員会を組織します。 審査委員会は、一定の期間内に(1年が多いようです)審査を終了し、委員会として合格と判断された場合には、教授会で審議の上(投票で採決されることが多いと思われます)、最終的な合否が決定されます。 >(5)査読してくださる先生とのつては必要ですか。 規定には、そのように書いてはいないと思いますが、実際には、窓口となり、仲介の労を執ってくださる教授がいらっしゃらないといけないでしょう。 いきなり事務室に申請しても、相手方が処理・対応に困るだけです。 それから、最近は、論文博士を授与することは、取りやめる方向でものごとが進んでいるようです。 以上、余分なことながら、追加申し上げます。
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No.2の補足。 >「うちで審査してもいいよ」 この場合でも,いきなり学位請求論文(博士論文)を提出するわけではありません。 1.主査となるべき人と,「既発表論文をどう組み合わせて1本の論文にするか」をよく相談し,構成をつくる。 2.下書きを書いて読んでもらう。 3.もらったコメントをもとに下書きを書き直す。(下書きの完成度によって何回かありうる) 4.「だいたいよかろう」という段階で,主査が同僚に審査委員を依頼して審査委員会を立ち上げる。 5.あとは課程博士とおなじで,各審査委員からのコメントにもとづいて書き直す。
お礼
提出までの過程を細かく説明していただきありがとうございます。 右も左もわからなかったので、大変参考になりました。
あなたがその大学の卒業生(修士修了,博士単位取得退学)でなければ, >(5)査読してくださる先生とのつては必要ですか。 がいちばん重要だろうと思います。学会活動で知り合った人から,「うちで審査してもいいよ」といわれなければ,話は始まらないでしょう。ただし,いまは論文博士は制限する方向にあります。 質問(1)~(3)については場合によりけりでしょうから,主査をお願いする人に尋ねるしかありません。(4)については,「ほぼ完成した」という段階で,最終過程の公開審査会があります。
お礼
ありがとうございます。 やはりつてがないと難しいようですね。 (1)から(3)に関しては事務室へ問い合わせてみたいと思います。
- buesi
- ベストアンサー率48% (46/94)
こういうことは、大学の研究科事務室で聞くべきでは? ここで必ずしも正しい回答が得られるとは限らないと思いますよ。 特に、論文以外の試験については博士課程修了後の年数によって違ってくるんじゃなかった? 修了して5年以上経っていると課せられるとか。大学や専門によって違うかもしれませんが。 あるいは、提出する大学に在籍したことがなくて、論文だけいきなり出すケースなんですか? 提出する大学の博士課程退学者か、そうでないかで異なる点があるかもしれませんし。 いずれにせよ、大学に問い合わせてください。
お礼
早速の回答をありがとうございます。 大学の方へ問い合わせたいと思います。 事前に情報をいただけて幸いです。
お礼
情報を整理・補足していただき感謝いたします。 各項目に補足をいただいたおかげで、どのような手順を踏むべきか把握できました。 とりあえず、事務室への確認からはじめてみます。