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引きこもり高齢化について

http://diamond.jp/category/s-hikikomori 上のURLをみればわかるとおり、 引きこもりの高齢化がしばしば問題視されるようになりましたが、 実際問題として、引きこもりの親が死亡したり、 引きこもり当人が追い出されたばあい (引きこもりに限らず、親が成人した子供を力ずくで家から追い出すことは法的に正当ですよね?) それからどうなるのでしょうか? 何しろ上のURLをみてもただ危機感をなまじあおるだけで、 具体的な実例や対策は書かれていません。 ホームレス→最終的に餓死? 生活保護? 他の親族含め新たに引きこもりを世話する人が見つかる? 何とか就労して自力で社会復帰? そうした実例をネット、書物、リアルでも見聞きしたためしはないのですが、 現実的にあってもおかしくないですよね?

みんなの回答

回答No.3

全国生涯学習支援協会という法人を運営しております。 引きこもり・非行等で高等教育を受けられなかった方に通信制の大学を紹介し、その卒業支援と国家資格取得支援をしている者です。 仕事柄、質問者の思慮する社会問題に、正面から立ち向かっております。 私が知る最高齢の引きこもりは、54歳の男性です。大学受験に失敗した後ずっと家に引きこもっているそうです。80歳になる母親が相談に来て、年金暮らしの自分が死んだ後の息子が気がかりであると泣きながら語っていました。 また、当法人に相談にくる引きこもりの方の多くは、20代後半から30代半ばです。 高校中退の方も多く、職歴もまったくない方がほとんどです。 十代では、いろいろな事情から、我慢することなく、いくつか高校を転々とし、学校・教師・社会・知人から逃げ出すことで行く場所を失います。はじめの内は、親も若く、子供を自分の分身と勘違いしているので(別人格なのに)、徹底的に外敵から子供を守ります。 社会との関わりをなくし、人と話をしなくなると、どんどんマイナス思考になり、最悪の場合、うつ病にかかります。 次は、病院のたらい回しと薬漬けとなり、薬が効いているときだけ、現実を忘れ、マイナス思考というより思考がとまることで、自殺をさせないようにします。これが何年も続きます。 そのうち、親もこのままでは何の解決にもならないと気付き、同様の経験をもつ親たちの会合に参加するようになり、定期的に集まり傷を舐め合います。 この段階で、子供は30歳になりかけています。 私どもの団体は、だいたいこの段階で、本人から相談を受けて、本格的な社会復帰の手助けを行うことが多いですね。 ちなみに、20前半の場合は、親が相談に来ますね。 本人がメール⇒電話と何度も連絡をしてきます。繰り返し話すことで、現実を受け入れる勇気を持つようになります。 このままでは行けないと一番思っているのは、引きこもっている本人です。 さすがに子供が30歳を過ぎれば、親は口を出して来ませんね。見た目が40歳過ぎの目が虚ろな廃人のような子供を見たら、親も自分にも問題があったことにやっと気付くからでしょう。 本人が現状から抜け出し本気で社会復帰したいと決意した場合は、今の日本の社会で餓死する事なく生きる知識とルートを得て、遅ればせながらも職を得て行きます。 ただ、近所である新宿の公園に40代の浮浪者が溢れているのも現実です。

回答No.2

>(引きこもりに限らず、親が成人した子供を力ずくで家から追い出すことは法的に正当ですよね?) 引き続き住んでる以上は居住権が発生するので 相手が拒否した場合は手続き無しに追い出すことは出来ない。 強制退去させられた場合は 若ければ働くか死ぬだけ 高齢なら生活保護

akiotr
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。 法律系ジャンルでそこに絞って聞いてみます。

  • aran62
  • ベストアンサー率16% (485/2911)
回答No.1

もう少し経つと親が死に始めます。これが第一世代の引きこもり。 そのころになると引きこもりも50近くになってます。 幸いにしてそのころの親は金を溜め込んでますのでまだ十年近くは引きこもりでも食っていけます。 第一世代は今の団塊の世代が死に始める二十年後くらいから高齢引きこもりが問題化してきます。 今の親が四十代以下での引きこもりは親が金がないので後十年もすれが食えなくなって何とか順繰り就労して自力で社会復帰しか道がなくなります。 これも社会格差の一例です。

akiotr
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。 おっしゃるような一般論だけでは限度があると思いますが、 >何とか順繰り就労して自力で社会復帰しか道がなくなります。 はっきり言ってここがひきこもり対策最大のポイントでしょうね。 なかなかまともな就労もしてない人を雇うところなどないでしょうし。

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