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原子力発電所の起動
原子力発電所の原理はわかるのですが、ウラン燃料に中性子を照射するとき、初めの中性子は一体どこから持ってくるのでしょうか、そこがわかりません。どなたか、ぜひご教示をお願いします。
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原子炉内にウラン燃料とは別の中性子源を配置して、中性子を供給して、反応を始めます。 http://www.rist.or.jp/atomica/data/pict/02/02030102/04.gif 制御棒を調整して臨界状態になったら、中性子源を除いても反応が続きます。 火ツキの悪いコンロに最初に種火を近づける(マッチとかライターとか)のと同じ考え方ですね。 なお、中性子源にはα線を出す放射性同位体(例:ポロニウム)と、α線を受けて中性子を出すベリリウムが、組み合わされて利用されるようです。
お礼
なるほど、単純明快ですね! ありがとうございました。