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賃貸業について
賃貸業で請求した修繕費の詳細(大家が作成したもの)は出すのは普通だと思います。その他に修繕費の見積もりや領収書まで出すことを請求された場合、コピーとか送らないといけないでしょうか?本来業者に修繕を依頼すれば掛かるであろう金額を請求しても、大家が自分で直す場合などは材料代しか請求できないなんてことあるのでしょうか?
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宅建業者です。 質問者さんは業者ではなく個人ですよね?賃借人に貴方が受け取った修繕費の明細書を出す義務があるかというと、そういう事は法律では明文化されていませんで、無いと言う回答になります。 しかし、そう言う事を要求してくるという事は賃借人は原状回復費用について不満を持っているという事ですね。 基本に立ち戻りますが、原状回復費用というのは賃借人が故意または過失によって破損した部分の修繕、及び改造した部分の回復費用の事です。つまり賃借人は自分が支払う費用ですので、正確な金額を知る権利はあります。本来ならば、業者からの見積もりを元に、どこを賃借人が負担し、どこを賃貸人が負担し、あるいは何%を負担して貰うかを話し合って決めるべきものです。賃貸人の一方的な金額提示だけで徴収しようとするから問題が起きるのです。 業者の見積もりに手数料を乗せるなとは言いません。手配をしたり施工管理も賃貸人がしなくてはなりませんので、乗せる事自体は全く問題無いのですが、それを正確に記載した明細書を元に、もちろん必要であれば業者の見積もりを元に説明しなくてはなりません。そう言った意味ではある程度義務とも言えますね。 原状回復ガイドラインに従い、経年劣化、自然損耗を徴収していないなら(後ろめたい所が無ければ)迷う必要がありませんが、ただし、ここでも一方的に見積書を送付すると、賃借人の解釈だけで、さらにクレームになりますので、手紙なり口頭なりで正確に説明すべきではないかと思います。 なお、悪知恵を付ける訳ではありませんが、私の所では業者から貰った見積もりは賃借人にも渡します。但し、支払い時は業者に対して20%程度の値引きをお願いする事で私の手数料としています。値引き交渉は私と業者との間で築いた信頼関係が元になってますので、賃借人に恩恵を与える気はありません。
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- poolisher
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双方が合意すればあなたの手間賃を乗せようが、中間マージン乗せようが 構いません。 また、交渉の際に正味の工事費用明細を付けなければいけない義務はあり ません。 工事の手間賃は相場金額であればあなたがやっても業者がやっても認めら れる可能性が高いと思います。 ただし、裁判になれば査定は厳しくなっていくと思います。 こういう交渉は色々と細かいテクニックが必要です。 相手のあることですから、相手を見てうまく交渉してください。
お礼
細かいテクニック・・?一番知りたいところです。とても参考になります。ありがとうございました。
お礼
とても解りやすく説明していただきまして本当に助かります。全く知識のないまま家を賃貸に出してしまい戸惑うことだらけです。できるだけ損の無いように勉強しているところで、多分ですが間もなく住んでいる方の転勤の時期が来るような気がしまして質問させていただきました。回答者様のアドバイスを参考にさせていただき、トラブルのないようにしていきたいと思います。感謝しています。ありがとうございました。