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CPUの高速化技法
CPUの高速化技法のパイプライン制御の動作中に分岐命令があった場合の計算問題です パイプライン制御を行うと高速に命令を実行できる反面、分岐命令を行うと、前もって取り出しておいた命令を破棄して再度命令の取り出しからやり直さなければならない。 もし、分岐命令がないとき1つのステージを処理するのに5ナノ秒かかるとすると、6個の命令を実行するのに( )ナノ秒かかる。 この問題が分かりません。 答えは55ナノ秒となってます。
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パイプラインが6ステージということなので、 6個の命令を命令1~命令6、 各命令の処理ステージをステージA~ステージF とします。 「命令1のステージAを処理」することを「1-A」という表記で示すと、 5ナノ秒単位で各ステップで行われる処理は、 ステップ1: 1-A ステップ2: 2-A、1-B ステップ3: 3-A、2-B、1-C ステップ4: 4-A、3-B、2-C、1-D ステップ5: 5-A、4-B、3-C、2-D、1-E ステップ6: 6-A、5-B、4-C、3-D、2-E、1-F ステップ7: 6-B、5-C、4-D、3-E、2-F ステップ8: 6-C、5-D、4-E、3-F ステップ9: 6-D、5-E、4-F ステップ10: 6-E、5-F ステップ11: 6-F という流れになり、11ステップ×5ナノ秒=55ナノ秒で6命令の処理が終わります。
補足
パイプラインのステージは6ステージです