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卵割時のくぼみ部分は誕生時何になるの?
先日NHK「ためしてガッテン」で痔を扱った際に肛門と直腸が繋がらずに生まれてくる赤ちゃんがいるという話がありました。このときの肛門はただの窪みで穴になっていないとのこと。 ここで疑問が。 中学の生物で生命の発生を習った際に受精卵が卵割してしばらくすると真ん中からくぼんでいき、その先が反対側の壁に届いてそこが口に、くぼんだ内側が消化管になるということだったので、くぼみ始めたところは肛門になるものと思っていました。 しかし放送を見たところではそうではないようです。 いったい卵のくぼみ始めた部分は何になっているのでしょうか?
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中学・高校では脊椎動物の代表として両生類の発生を勉強します。これは脊椎動物には前後・左右・背腹の体制がありますがそれを説明するためのものです。 しかし、ハ虫類や鳥類のように脊椎動物でも陸上で発生するようになりますと発生の仕方は両生類とは違ってきます。さらに哺乳類は胎盤を作りますから両生類のように原口から原腸が陥入することはありません。 つまりご質問のくぼみ(両生類の原口)も出来ません。胞胚までは似たものですがその後は全く異なります。この辺は大学の医学・理学(発生学)を勉強しないと理解できないほど難しいものですから説明しません。一応下記URLの補足の項をご覧ください。 http://www.tmd.ac.jp/artsci/biol/textlife/develop2.htm#vertebrate
お礼
ご回答ありがとうございます。 なるほど、私が習ったのは両生類の発生で、生命全てに共通するわけではなかったのですね。この点がわかっただけでも質問した甲斐があるというものです。 まだまだ知識が足りないようですので、暇を見て興味を持って勉強したいと思います。