ドルインデックスはあてにならない？

質問

外国為替取引でずっとドルの価値をドルインデックスを基準に見ていましたがドルインデックスよりも「ドル実行為替レート」というほうが正確だよと聞きました。

でも調べてみてもどのサイトを見ればいいのかその実態と性格もいまいちよくわかりません。どなたかご指南頂けると幸いです。宜しくお願いいたします。

回答No.1

NEWINN · ベストアンサー

ドルインデックスって言うのは良く分からないのですが、通貨の総合的な強さを知るのには「実質実効為替レート」で見ると見当をつけやすいです。
http://ningyocho.blogspot.com/2010/08/blog-post_12.html

実質実効為替レートで各国通貨の強さを見てみると2010年12月現在では、日本円はやや強い通貨、ユーロは妥当、米ドルは弱い通貨と考えられます。
現在、豪ドル、スイスフランは非常に強くなっており、スイスフランは過去最大級、豪ドルは1976年11月以来の34年ぶりの豪ドル高となっています。
注意点は、日本円実質実効為替レートの場合はドルだけではなくてユーロやポンドなど、複数の通貨で加重平均されているので、日本円の総合的な強さの目安と言ったところです。
BISの実質実効為替レート情報↓
http://www.bis.org/statistics/eer/index.htm

ドルインデックスはどこから出てきた情報なのか分かりませんが、プロの間では通貨の強さを見るときは実質実効為替レートを使う事が多いです。

BISの実質実効為替レートは、ちょっと加工する必要があり、また実質実効為替レートは目安なので最終的な判断は自己責任で使用してみてください。

お礼

とても参考になるサイト有難うございました！英語のほうはまったくわかりませんでしたが、グラフを見る限りはドル円は実質実効為替レートと相関関係にあるような感じですね。

ドルインデックスとはこちらのサイトhttp://sekai-kabuka.com/で海外タブからドルインデックスを選ぶと24時間のと普通のが表示されます。
ドル円チャートを見てるとけっこうリンクしてるように見えますが、実質実効為替レートのほうがいいんですね。ご回答有難うございました。

回答No.2

NEWINN

NO1です、書き忘れたので補足します。
実質実効為替レートでは、数値が大きいほど通貨が強く、数値が小さいほど通貨が弱い事を示します。
また、各国通貨の平均値はみんな違うので、1973年1月～現在までの平均値に比べてどれぐらい数値が大きいか、小さいか（勿論％です）で見る必要があります。

それから、実質実効為替レートの「実質」の部分は各国ともに物価変動があるので物価上昇率で為替レートを実質化しています。

お礼

補足ありがとうございました！とても参考になりました。