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病院の24時間診療への障害は
最近はコンビニエンス・ストアは当然のこととして、スーパーや本屋なども24時間営業店が増加の一途にあります。薬局も一部にありましたが、今回テレビ電話を使って夜間営業で厚生労働省ともめているところもあります。いずれにしても色々な分野で24時間営業が増えています。 その中で病院は夜間の救急医療はあるものの、普通の診療で24時間のところはありません。もともと需要は24時間あるものですし、高額な医療機器や箱物を抱えていることや、病棟は24時間やっていることなどから考えると、他の業種より、むしろ病院こそ簡単に24時間営業できそうなものですが、何か24時間診療の障害になるものがあるでしょうか。
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>何か24時間診療の障害になるものがあるでしょうか。 私は障害になっているのは「バカの壁」だと思います。「専門家」ができないと思いこんでいるだけではないでしょうか。 殆どの病院は「医療の専門家」であっても「経営の素人」が経営しています。医師や看護婦でなくてもできる(法的にも)ような仕事を人件費の高い専門家にやらせて「採算が悪い」と連呼しています。また、私の周りでは「医療費が高い」からではなく「平日の昼間しか営業していない」から受診できないという人が殆どです。今の病院で早期治療を受けられるのは時間のある老人や専業主婦しかいないでしょう。働き盛りの人は手遅れ寸前まで病院にかかることは出来ません。 現在は殆どの病院が夜間や休日に行う診療は、あくまで救急のみです。極普通の医療がいつでも受けられることが必要で、需要もあり経営改善の余地も沢山あるのに、現状だけをみて判断するから「採算がとれない」と思いこんでいるだけたと思います。実際に休診日を平日にして儲かっている病院もあります。
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- inoge
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一言で言えばコスト これだけでしょう 夜間は人件費が昼間よりはるかに高くつきます 手当て無しで夜勤する人はいません 昼間と同じ負担額では大赤字です 昨今は昼間だけでも赤字の機関が多いんですから。 また,保険機構も支払い増に対応できない, 利便のため夜間受診したいという方は多いでしょうが 自己負担が増えても,という方はまだまだ少数派でしょう。 いやいや多少払ってでも,という需要が十分にあれば可能だと思います。 昼間と同じ料金なら論外です。
- yuji3135
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#3です。 本題とずれますが、ちなみに私の自治体の開業医さんは木曜日が休診日のところがほとんどです。 なのでその日の夜の救急は「かかりつけが休みだったもので」と受診される患者さんでいっぱいになります。 もちろんそれは調整があるからです。 休みが偏り患者さんが特定の開業医に流れないように休みを統一しています。 暗黙の了解の部分なんでしょうけど。。。。
補足
こちらでも99%の開業医は木曜日の午後が休診になっています。以前、会合などをその日に設定しやすいからと聞いたことがあります。
- mutant
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何度もこのサイトで過去に問われた質問ですね。 一般サービス業と医療機関の違いは、医療機関は国家ライセンスを取得した専門職によって業務がなされている事です。一般サービス業は、一人の人が時間が空いていれば他の仕事をする事が出来ますが、医療機関においての専門職は、その専門の業務以外の仕事を行うと法律違反となります。 その為一般外来を時間外に行う為には、全ての専門職を待機させる必要があります。当然ライセンスの要らない仕事ならば、人件費の上昇は少なくて済みますが、医療専門職の全てを待機させる為には、その全てに人件費がかかります。 看護師が3交代制と書かれていますが、それは時間外勤務体制だから出来る事です。日勤と同じ数の看護師を24時間用意したら、直ぐ医療機関は倒産です。 又最大の問題は、日本の医療費が先進国の中で最低の低価格である事と、その医療費は自分勝手に価格を決められない国家統制価格である事です。WHOの報告をご覧になれば判りますが、日本の医療は費用対効果で世界のNo.1の評価を受けています。逆に言えば、もうこれ以上の効果を挙げる為には費用がいるということになります。 日本の全ての医療費を先進国並にすれば、直ぐでも休日、深夜に一般診療を開始する医療機関が出現すると思いますよ。 ドンキの場合でも、全ての店舗に24時間薬剤師を置けば薬品販売が出来る訳です。そうしない理由は明白で、それをすれば赤字になってしまうからですね。医療機関も同じです。 #3の方の >あと開業医さんがおおいですが、休みを統一しているのは医師会のなかで調整しているためです。 これは全くの間違いです。こんな事を行ったら、独占禁止法違反で直ぐにでも公取が入ります。もしこの様な事実があればどこの医師会かを公表するなり、又はこっそりと公正取引委員会に連絡してください。
補足
過去の記事については投稿する時に検索してみましたが、うまく見つけることが出来ませんでした。出来れば題名などを教えてください。 私は24時間一般診療出来る病院は必要だと思います。そのためにどんな条件が揃えばいいのか知りたいのです。今、医療の料金や薬価が一律であることの見直しも行われているように聞いていますが、それさえクリアされれば、可能でしょうか。 また専門性についてですが、まだまだ医師も看護婦も専門家でなくてもできる仕事を一緒に行っているように思えます。この辺りの分業が進めばコストも下げられるように思いますが、どうでしょうか。
- yuji3135
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小児科医をしています。病院に勤務しています。 何点か言わせてください。 たしかに24時間営業(開院?)の需要はあるかもしれません。 実際、小児科の夜の救急なんかやってても寝る時間はありません。もちろんその夜の前後の昼間も普通に勤務です。36~48時間連続勤務なんていうのはざらです。 そんななか24時間で夜も昼と同じような診療ですか? 実際の夜来る患者の実態はどうでしょうか? 小児科でも子供は朝から熱を出していたのに様子を見ていた、仕事に出かけて夜になったから連れてきた、 明日は旅行に行くから夜のうちに見てほしい。 いくら医療がサービス業と言われても、どうでしょうか?って思うときもあります。(昼間のうちにつれてきてよ。または明日でも大丈夫だよ) また実際の病院の勤務でも病院によって違いますが、3交代制といいながら、夜勤は看護婦も5分の1くらいの数になるし、薬剤師、放射線技師、検査技師の方々も1人か2人です。無理です。 夜は本当に急を要する人のためにあればいいじゃないですか? 本当に便利のために夜の病院(明日仕事の都合でいけないから受診したいとか、)をつくるのであれば、そういう病院ですと標榜して夜だけ営業すればいいのです。(ナイトホスピタルっていうドラマありましたよね) あと開業医さんがおおいですが、休みを統一しているのは医師会のなかで調整しているためです。 医者がエリートだから患者のことを思っていないというのは、誤解です。自分の担当の患者さんが調子悪ければ、泊り込みでベッドサイドに張り付くし、(もちろん医者でそういう状況で泊まっても1銭にもなりません)努力はします。 若い先生で公的病院で非常勤という身分の人もいますが、どんなにがんばっても、週30時間分の給料しかでないですよ。もちろん土日は無給です。 でも患者のために病院にきて働いて、泊り込みもするんです。 その実情をわかってください。 本題からすこしずれましたが、勘弁してください。
補足
小児科のお医者さんって特に大変だと聞きます。本当にご苦労されていて心から感謝したいと思います。 ただ、逆に考えると正規な形で開院していないのでかえって個人的なサービス残業が増えているのではないでしょうか。必要なのに組織が行わず個人が善意だけで引き受けているのが現状とも考えられます。 全ての病院が24時間する必要もありませんし、全ての診療科で24時間にする必要もないと思いますが、大きな総合病院は24時間どころか受付時間は9時から11時までの2時間です。そして、この2時間に受付た患者を1日で診るわけですから、患者は膨大な待ち時間を負わされます。それこそ本当に具合の悪い時は病院へは行けないというおかしなことにもなります。 また働き盛りの人ほど、病院へ行くのに休むことが難しく、病状がかなり悪化しないと病院へはかかれないということも起きます。せめて8時と9時ころまででも開けておけないものかと思うわけです。
私もドンキのニュースを見ていてそう思いました。 24時間といかなくても、ほぼ全部の病院が日曜祭日休み、診療時間9時~夕方まで、なんて揃えなくてもいいのではないかと思っています。 一つの病院が24時間やっていなくても、休みの日や診療時間をずらすだけで、いつでも、どこかの病院がやっていれば、と思うのですが、どうしてそうはならないのでしょうか。 これは、私の想像ですが、医者は患者の為には働いていない、日曜は休みたいし、夜は働きたくない、エリートですから・・・ (お医者さん、そうでなかったらごめんなさい)
補足
こちらでは車で10分ほどのところに24時間営業の薬局が10年以上前からあります。チェーン店ではなく規模も小さな薬局です。薬局にしても病院のように24時間営業には難しい用件を備えていると思いますが、そこは24時間営業ができる工夫をしているのだと思います。 患者のために自分を犠牲にして働いている医師の方は多いと思います。それが体制の不備によるものだったりすると、気の毒だと思うわけです。
- konkonponjp
- ベストアンサー率29% (11/37)
人員の確保と、人件費です。 単純計算でも人員と人件費は3倍必要です。2交代にしても2倍以上は必要です。 多くの病院の人件費率は50%を超えています。2倍以上のスタッフをかかえてはやっていけません。
補足
人件費率50%以上というのは通常のサービス業でも同じだと思います。 しかも総合病院で考えると、病棟は既に3交替ですし、夜勤の医師もいます。また全ての診療科で24時間必要とも思えないので、実質増える人件費はそれ程多くないように思えます。通常のサービス業よりは24時間営業に有利な点が多いように思えます。当然、それに経費増に見合う収入増があれば良いわけですが、それはとても無理なことなのでしょうか。
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補足
他のサービス業でも夜間の賃金は上がります。しかも他のサービス業が夜間営業しなければ全く何もしなくて良いのに対して、病院は既に何割りかが機能しています。夜間開業のために新たに必要になる経費は他の業種より少なく思えるのですが、間違いでしょうか。 私が考えているのは全ての病院が24時間になることではなく、中核都市には1-2病院が24時間になるのが無理だろうかということです。