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トンネルのナトリウムランプについて
高速道路のトンネル内では色彩がなくなるというか、車が全部同じ色に見えますが、それは何故ですか? 調べてみたのですが、トンネルではオレンジ色のナトリウムランプというのが使われていて、ナトリウムランプは波長がどうとか書いてあって、物理学とは縁のない私には理解するのが難しかったです。 どうか、物理に詳しくない私にも分かるように説明していただけたら嬉しいです。 よろしくお願いします。
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こんにちは それはナトリウムランプの発している光の「色」が一つしかないからです。 たとえば蛍光灯や日光などの白い光は、赤・青・緑の三色の光が混じっています。 人間はこの三色の強弱で何色かを感じています。絵の具を混ぜて色が変わるように、光の混ざり具合で色を感じているわけです。物に色がついているのは、光がその物に反射したときに光の混ざり具合が変わるためです。 これは、表面の物質によって赤・青・緑のそれぞれの光の反射のしやすさが違うからです。 たとえば緑の葉っぱなら、赤と青の光は反射せず、緑の光だけを反射します。 赤い車なら、赤い光だけを反射します。このように、物自体に色がついているわけでなく、あくまで反射してきた光の混ざり具合で人間が色を判断しているだけなんです。 オレンジ色のナトリウムランプはほとんどピュアなオレンジしか出しません。物質によってオレンジの反射する強さが違うので、トンネルの内で人間はオレンジの明暗しか感じることが出来ません。 ややこしい話ですみません。こんな感じで大丈夫でしょうか?
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- alwen25
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ナトリウムのD線というものです。 これは、物理学というより量子化学の分野なので 化学カテゴリで質問したほうがいいと思います。 >どうか、物理に詳しくない私にも分かるように説明していただけたら嬉しいです。 原子束縛状態の電子のエネルギーは量子化されている→スペクトルが連続にならず 線スペクトルになるという説明でいいですか。
お礼
ご回答がありがとうございます。 物理ではなく化学の分野でしたか。 やはり何の知識もなしに理解するのは難しいのでしょうか>< ありがとうございました。
お礼
さっそくのご回答ありがとうございます。 かなり解りやすい説明でした! 物自体に色がついているのではなく、あくまで反射する光の混ざり具合で色を判断するっていうのはとても興味深かったです! 本当にありがとうございました。