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いかり草の効果?
だいぶ以前から漢方薬店で滋養強壮に良いとのことで「イカリ草」を買って、毎日、ポットに熱湯を注いで飲んでいます。 もう半年くらいになるのですが、体力の衰えとか仕事の疲れなど、ほとんどというより、全く改善されません。 果たして、この乾燥した「イカリ草」は本当に滋養強壮に効果があるのでしょうか? 毎日、飲まれている方などおられましたら、教えてください。 また、イカリ草にも種類があるとのことですが、同じイカリ草でも品種によって違うのでしょうか? このイカリ草以外で、滋養に良いと感じられた漢方などあれば、ぜひ教えてください。
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食事療法というわけではないのですが、食生活で活力を取り戻せるかもしれません。 現在何も病気が無いことを前提としてですが、 体が疲れやすいのはビタミンB不足が原因になる場合が多いです。 ビタミンBは炭水化物、糖質、脂質を燃料とし、消費し、 体温を保持したり、運動時のエネルギーとして使用したりする働きがあります。 そのためビタミンBが不足すると疲れやすくなったり、急に冷え性になったりします。 例えるなら炭水化物、糖質、脂質が燃料、ビタミンBは着火剤のようなものです。 例えば、うなぎ、青魚、レバー、チーズ、卵、赤身の肉にはビタミンBが多く含まれているのですが、 これらの内の最低1品を毎日食べているでしょうか? また、葱類はビタミンBの働きを3~4倍に高める働きがあります。 玉葱、葱、大蒜、韮、ラッキョウなどです。 例えるなら、燃料を燃やす時に酸素を送り込む送風機のような役割です。 ビタミンBが多い肉や魚と一緒に食べると効果的です。 さらに、ミネラルの亜鉛は代謝(細胞の生まれ変わり)を活発にし、 体が若さを保てるように働きます。 亜鉛が不足すると細胞の生まれ変わりが弱くなり、老化で弱った細胞ばかりの体になります。 これでは気力があっても体は動いてくれません。 そのため亜鉛不足も老化や疲労蓄積の原因になります。 亜鉛の多い食材は、ココア、牡蠣・貝類、海魚、海藻類などです。 ただし、牡蠣や貝類の内臓には食中毒を起こす細菌が住み着いているので、 生食用の牡蠣も加熱調理するほうが安全です。 また、海藻類の食べすぎは、海草に多く含まれるヨウ素が甲状腺を破壊する可能性もあります。 1週間に3回(3品)程度がちょうど良いです。 もちろん、その他の栄養素も満遍なく取る必要があります。 主食、赤身の肉類、卵、牛乳・乳製品、大豆食品、芋類、[赤・黄・紫の野菜 ビタミンAが多い]、 [緑・白の野菜 ビタミンCが多い]、貝類、海藻類、[キノコ類ビタミンDが多い] [青魚、肝油 ビタミンEが多い]などを偏食無く食べてください。 もう一つ、唐辛子、芥子、山葵、生姜、胡椒、梅干、お酢なども胃腸を刺激し、活発にしてくれます。 胃腸が活発になると栄養吸収が促進されます。 どんなに栄養のあるものを食べても、腸で吸収されなければ食べた意味は無くなりますからね。 最後になりましたが、健康診断は毎年受けていますよね? 偏食や栄養不足が無い場合は、何かの病気が原因かもしれませんから、 人間ドックや内科で精密検査を受けてください。 甲状腺の病気、男性更年期障害も疲れの原因になります。 食べすぎやお酒の飲みすぎも糖尿病や肝臓病、すい臓病、動脈硬化、心筋梗塞を起こし、 疲れやすい体になるので注意が必要です。
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- terepoisi
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人によって効果が違ってきますので安易に勧められるものはないでしょう。 健康食品や薬に頼っても単独で効くものはほとんど無いと思います。 セカンドオピニオンでもいいので生活全体を診てもらえるような漢方総合医か 専門科でも漢方を主に処方している先生に診てもらってはいかがでしょうか? 私は皮膚科で漢方医にかかってますが、 先生の指導どおりに生活できていれば薬も医者も不要かと思うほど厳しいですけど 身体の免疫力が上がるのか、花粉症などはものすごく軽減されました。 続けるのは難しいですが、生活改善だけでもそれなりに効果があると思います。 どうぞお大事に。
お礼
今ほどパソコンを開きました。 ご丁寧な回答をありがとうございます。 おっしゃりとおりですね。しかし、私のまわりで漢方医は知りませんが、やはり西洋医学より漢方のほうがじっくりと効果がありそうですか。 一度、私の地域で漢方医がいないか調べてみたく思います。 ありがとうございました。
- kentaulus
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あっ、書き忘れましたが、私は栄養士です。 下記の書き込みは信用してください。
お礼
ありがとうございます。 ご回答のあった確認が遅くなり、今まで気づきませんでした。 今ほどNO2も読ませていただきましたが、疑ってなんか全くしていませんよ。 信用するも何も、NO2で書かれているとおりだと思います。 また、いろいろアドバイスを願います。 しかし、毎日が「肥満」のせいか何かわかりませんが、しんどく、元気付けにイカリソウや、無論薬で亜鉛(DHC)も飲んでいますが、夏ばてならぬ冬ばてで、しんどい毎日です。 やはり、栄養もかたよりますので、できる限り、野菜をとるようにしていますが、外食が多いせいか肉中心になってしまいます。 ご回答をありがとうございました。
- kentaulus
- ベストアンサー率60% (1064/1746)
あのー、イカリ草は精力剤の部類に入ると思うのですが。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%82%AB%E3%83%AA%E3%82%BD%E3%82%A6 滋養強壮には薬用酒がお勧めです。 http://www.tohtohshu.co.jp/ http://www.yomeishu.co.jp/ 滋養強壮には高麗人参が良いと言う人もいますが、高麗人参は血圧を高めるので、 高血圧、心臓病の人には使ってはいけない漢方薬です。 つまり、漢方薬も薬ですから副作用が出ます。 漢方薬の使用には、東洋医薬に詳しい漢方医の処方を受けた方が良いですよ。 薬剤師は漢方薬の取り扱いはできますが、漢方薬の知識は少ないです。 薬剤師の専門は西洋医薬ですから。 http://www.gokinjo.co.jp/kampo/
お礼
今ほど所用から戻りました。 ご丁寧な解説をありがとうございます。 「イカリソウ」は精力剤として飲んでいるわけではないのですが、年齢的に体力も落ち、良いと効いて飲んでいました。 滋養どころか「精力剤」であるなら、なおのこと私には効果がないですね・・・。 養命酒は昔からよく飲んでいますが、これも一瓶飲み終わった頃なら、それなりに元気も出ると思うのですが、特に元気になったとは、今まで、実感で思わないのです・・・。 といって、まだ中年ですが、一度お勧めいただいた「陶陶酒」を明日にでも買って試してみようと思います。 私は思うのですが、どんな薬などでも一ヶ月くらい飲めば、それなりの効能がないと、又感じなければおかしいと思うのですが、どんなものなのでしょう。何を飲んでも実感しないのです。 一度、「陶陶酒」を試してみます。ありがとうございました。
お礼
何度もご回答を頂き、ありがとうございます。 私は仕事がら外食が多く、どうしても肉(というより魚のメニューの店が少ない)中心で食生活が偏ります。 ご回答いただいたような品を、つこつと取るように努力していこうと思います。 体は特に異常はないと思いますが、運動不足とカロリーオーバーで少し肥満です。それが余計に体の疲れを引き起こすのではないかと思っています。 いずれにしても、ご回答ありがとうございました。