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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:プラザ合意の責任)

プラザ合意の責任

このQ&Aのポイント
  • 1985年ニューヨークのプラザホテルにおいて、G5で合意がありました。アメリカは円とマルクに対して通貨切り上げを要求しました。
  • プラザ合意による円高政策が日本の産業の空洞化と雇用不安の原因ではないか疑問です。輸出益は低円高になると出ず、生産拠点の移転が進んでいます。
  • アメリカのダブルスタンダートや日本政府の背任行為について、国民がなぜ非難しないのか疑問です。

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回答No.5

素晴らしい問題提起かと思っております。今後ますます、日本で議論されると良いなと思う僕がいます。 >そこで思ったのですが、今日本の悲惨たる現状の根本的原因・・・ 仰る通りですね。そして、グローバルリーダーシップが不在だったのが日本の手痛い致命的ダメージだったと思っております。 僕は、今こそ日本人はアメリカの心情を理解すべき時に来ているかと思います。 アメリカは、世界に対して圧倒的な力を持って影響力を発していたいという心情があります。そして、自分たちが偉大な国である事を認めるという認定欲求が、自他ともにあるかの様に見受けます。 この観点から話を展開したいと思います。 アメリカの心情を前にして、実に遺憾に思う出来事がありました。それは、あんなに文明も資源も乏しくて小さい国が、朝鮮を倒し中国まで制してロシアを退け、あろう事かアメリカまで空爆してくるという出来事と、敗戦色が濃くなろうかと言う時にまで徹底して抵抗してくる出来事に遭遇した事。 日本の姿勢は、アメリカの論理からは理解できない事を次々と為してきて。加えて自分たちが圧倒されている・・・ アメリカから見た時には、日本と言う国だけは徹底して叩いておかないといけないと心底思った事でしょう。それで、戦争を終わらせる際にも原爆を2個まで落として、天皇に人間宣言をさせて国民の求心力を削ぎ落とし、日本で行われていた教育を廃止してアメリカ・西洋色の濃い学術を浸透させます。 また、韓国には日本を恨ませ、日本はアジアに対して罪意識を入れ込みながら、アジアが二度と仲良くなれない仕組みまで創って教育として徹底し、無力化させ、日本人が二度と団結出来ない様に、二度とアメリカには歯向かわない様にしました。 ところが、大事件が起きます。Made in Japanの猛攻です。 Made in Japanの勢いは、もうこのまま経済力において世界を制覇してしまうのではないか、とアメリカ・西洋の人たちの間では噂されていました。勿論、アメリカの心情がございますから面白くないのはアメリカです。 そして、ビックリします。 あんなに徹底的に叩いたのに!?アメリカに屈服し、アメリカに学んできたのに!? そして、どんなに頑張ってみても、Made in Japanには勝てません。何故ならば、日本にはアメリカ・西洋には存在しない『観』のセンスがあるからです。字数制限の為に詳しくは触れませんが、サムライの精神、わびさび美学、大和魂、八百万・・・日本文明の素晴らしさは、すべて『観』がございまして、命をかけて観る世界、心を全部投げ入れて観る世界があるんですね。 結果的に、アメリカのモノ作り・製造業は日本の『観』の前に敗れ去ります。 経済的窮地に追い込まれたアメリカは、本来は経済原理によって解決せねばなりません。新しい技術を開発し、新しい産業を打ちたて、もう一度世界に圧倒的な影響力を放つ。正道とはそういう事でございましょう。 ところがそれを怠り、政治原理によって、力技で解決を計ろうとします。 何故か? もうどんなに頑張っても、Made in Japanのスピードには勝てないし、新しい産業を開発している時間もなく、何よりも一度でも上を行かれるのがガマンがならない訳ですね。あれだけ強く叩きのめし、世界に誰が王者であるのかを示した手前ですから。 日本は、『観』に関心がありますし、アメリカには屈服し学び付いていく状態で、もはや世界戦略には関心がありませんでしたから、アメリカはそれをいい事に力技で強引にねじ込みます。 日本は、自分たちには凄まじい力があるなどとは思いもしていないですし、アメリカの言う事に従ってうまくいってきましたし、そもそも逆らうなんてもっての他でしたから、渋々のところもありましたが、アメリカに従います。 そして、そのままではアメリカが世界にモノを申せる材料は足りないですから、経済としては金融の方に中心を移す事にしました。これをしながら、日本の『観』が稼いだお金を全部国外へと流出させる様に仕組みを作り変え、お金の論理によって知識・技術・企業・産業を奪える様にしました。 日本にはアメリカの心情を理解し、アメリカの論理を超える様なグローバルリーダーシップが不在でしたから為す術がありません。国民一人ひとりも、既にアメリカ・西洋の論理による考えさせない教育、感じさせない教育が浸透していて、やはりリーダーシップに対してモノを申しませんし、そんな国民性でもございません。 文字数制限が^^; 代案を提示します。 日本の『観』を技術化させた観術によって学術の時代を終わりにさせて、日本式経済発展モデルにより雇用問題から解決する事!観術で新産業を胎動させ新しい経済大陸を!! 如何でございましょうか?

その他の回答 (4)

  • teccrt
  • ベストアンサー率35% (91/257)
回答No.4

ご質問者の憤りは理解しますが、当時は仕方ない面もあったでしょうし、むしろプラザ合意のおかげで助かった面もあります。個人的にはむしろ歴史の必然で、良い面・悪い面も含めて±ゼロのように思います。 (1)ほぼ円ドルレートをイコールに近づけたがアメリカは製造に回帰したか?   ※金融立国になったのでは →結果として、アメリカに製造業は戻りませんでしたね。ただ、アメリカが製造業の復活だけを目的にプラザ合意を求めたとは限りません。 円高により、バブル当時の日本はNYのロックフェラーセンターなどアメリカの不動産やら資産を買いあさりました。ドイツも同様のことを行ったかどうか寡聞にして知りませんが、後にダイムラーがクライスラーを買収しましたよね。こうした日独企業によるアメリカの資産・企業買収はドル安・円高・マルク高が実現したプラザ合意のおかげで実現できたものです。 アメリカ政府も、むしろ自国の資産を切り売りしてでも日本とドイツからアメリカへの出資を狙っていたとも思われます。(日本でも、マスコミは日本の有名企業が海外企業から買収されそうになると、「外資に喰われる!」みたいな論調で騒ぎますよね?アメリカも国民は同じ反応でしたが、アメリカ政府はそういう事態になってでも日独からお金を入れてもらう方が賢明という判断をしたのが、プラザ合意時の実情でした。必ずしも日独の一方的な犠牲の元にアメリカが得をした、ということではありません。) (2)中国の人民元のレートは何故言及しないか?(20年も前からとんでもない通貨安) 1元6.7ドル   ※リーマンショック後から文句を言い出した。(アメリカ) →アメリカは、ここ数年ずっと中国に人民元切り下げの圧力をかけていますよ。自由化された人民元の実力が今の為替とどれくらい乖離があるか分かりませんが、個人的には当時の日本もかなり優遇されていたと思います。既に1960年代後半には対米貿易は黒字に転じていましたが、プラザ合意はそこから20年後です。しかも、260円が1年で120円になりました。実力値として2倍以上あった乖離をアメリカは受入続けていた訳ですよね?人民元が自由化された時に、2倍以上の実力値があるのか個人的にはそこまでない気がします。中国が対米貿易で黒字に転じたのは1993年ですので、今年で18年目。特別に中国が優遇されているとは言えないと思います。 また、人民元が対ドル、対円で切り下げることで、様々な副作用が起きることも考慮する必要があります。まず、GDPなどの値はドルで統計を取るとドル安になった分が増額します。つまり、現在の為替ですら日本は中国にGDPで抜かれたところですが、人民元が切り下がればその差がさらに開きます。 また、中国からすれば、日米の資産が一気に割安になるので、中国による日米資産の買収が加速します。 バブルを引き起こした元凶がプラザ合意というのはその通りですが、当時は日本が極端な円安レートで外貨を稼ぎまくっていたのも事実です。日本が貿易立国である以上は、他の国ともうまくやっていかなければ経済大国の地位を維持できないので、当時の状況を考えると仕方ない面はあったと思います。 むしろ、今となっては、リーマン・ショック前から新興国の経済発展もあり、資源の奪い合いが資源価格の高騰を招きました。日本は資源のほとんどを輸入で頼る国なので、プラザ合意で円が実態に近いレートに収まったことで、ここ数年の資源高においてムダなお金を支払わずに済んでいるメリットも大きいです。 一説によると、円高で減る輸出高よりも円安で膨らむ資源輸入高の方が額が大きいとのことですので、どちらかと言えば、今は円高のが日本経済にとっては好ましいとも言える状況です。 結果から言えば、プラザ合意による円高を輸出企業は一応克服できた訳ですし、現時点での資源高はむしろ円高の状態でいる方が良い。そういう理解をすれば、プラザ合意によって短期的には日本はバブルを作り、つぶし、損をした。ただし、長期的に見れば成熟した日本経済がにとって悪くない選択だったと言えると思います。

tenpOP
質問者

補足

ご回答有難うございます。ここで、何点か疑問があります。 >アメリカが製造業の復活だけを目的にプラザ合意を求めたとは限りません。 そうだと思いますが、本命は日本を円高にして競争力をなくして他の新興国へ資本移動しそこで儲けようと思ったのでは?アメリカの東アジアへの投資はものすごく増えてますよね。 >バブル当時の日本はNYのロックフェラーセンターなどアメリカの不動産やら資産を買いあさりました。 今現在、日本は逆に外資に食いつくされてますが。 名前は伏せますが、大手電機メーカーなどが外資により株式の過半数を保有されてます。金融、保険その他も同じくです。 要するに、企業トップが雇われ社長ということです。 不動産に関しても、アメリカのゴールドマンサックスがたしか、神戸メリケンパークの巨大ホテル、大阪難波の高島屋裏の巨大ホテルを所有してますよね。 六本木ヒルズ(森ビル)の数フロアーがゴールドマンが入ってますし。 >人民元が自由化された時に、2倍以上の実力値があるのか個人的にはそこまでない気がします。 確か1994年に中国は逆に人民元を安くしてますが? 日本円のレートですが1993年ごろは100円に対して30円くらいでしたが、1994年以降15円付近になっています。そこから今現在の13円くらいで推移してますね。このころより日本企業が急速に中国にシフトしていましたよね。 普通、国が成長する過程で通貨が安くなるっておかしいと思いませんか? あなたがおっしゃってる2倍です。 それ以降もドルに対して、ドルべックだの通貨バスケットだのと実質ドルとの固定レート化を図っています。 >今は円高のが日本経済にとっては好ましいとも言える状況です。 このデフレ状況でですか? 結局、こういう流れじゃないのですか。 円高不況→企業の海外進出→雇用減少→消費低迷のスパイラル。 財政悪化も、見事にトレースしてますね。 やっぱり根本的原因は雇用だと思いますね。 お金をばらまいても、不安は付きまといます。貯蓄に走るだけです。 まさに木を見て森を見ずですね。 私が、過去にさかのぼって責任論を言うには理由があります。 私の認識では今の政治を見ていると、自民党はアメリカの出先機関。民主は中、韓の手先に見えます。どっちも選べませんね。 要するに売国政治家を責任追及しないから、不利益を被っていると思います。 アメリカからの年次改革要望書やら、まるで内政干渉ですよね。 安倍元首相がよく言ってましたよね、戦後レジュームの脱却と。 アメリカからの支配、あるいは植民地支配からの脱却と私は受け取ってます。 そのようなアメリカに正当性があるとは全くおもえないのですがね。 ご存じでしょうけど、アメリカの過去を見ると ドルの基軸通貨→ブレトンウッズ体制→ニクソンショック→オイルショック→プラザ合意と自分が苦しくなったら、ルールを変更してるだけです。

noname#139664
noname#139664
回答No.3

>>国民にとって不利益なことと分かってって同意したのですから 国民にとって不利益なことと分かっていたかどうか証明してください。 質問者がそう思うと言うだけでは話になりませんよ。 実に些末な考えです。 クレオパトラの鼻が高かった責任は?て言ってるみたいですね。 現在の結果を知っている我々が25年前の責任なんて追及できないでしょう。 去年の政権が何をやったかで、現在の状況はがらりと変わったように、 25年の間様々なことがあり、むしろ現在の結果はより直近の事象の方が大きな影響を及ぼします。 日本の悲惨たる現状の根本的原因が円高政策がすべての元凶なら、明治政府が円を作らなかったなら 円高もありませんでしたね。もっと言えば井伊大老が開国しなければ・・・ですね。 クレオパトラの鼻が低かったら、西洋の歴史は大きく変わり、アメリカという国家も存在せず、 当然アメリカによる円高政策もなかったのに・・・。 なんで井伊大老や明治の元勲・クレオパトラの責任は追及しないの?

  • Hexa-6
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回答No.2

円高と言っても、もうあと少しですよ。 もうもたない 2年連続の巨額国債発行にアメリカも呆れてます。 37兆円程度の税収しかないのにそれを上回る国債発行と言う事実は、加速的に借金が増えて奈落の底に落ちる転換期にあることを示しています 外国人は日本国債を持っていないので、直接被害もないだろうと余り興味なさげで、殆ど話題しませんが今度はもうダメだろうなぁという記事を掲載してます 円が一夜にして暴落という事はないでしょうから、特に焦った空気もありませんが、下がり始めたら要注意。 無限に下がる円安インフレ地獄が待っている可能性が高いです 「参考記事」 ■今は最後の円高だ!日本が円安の谷底に落ちる日~小林慶一郎・一橋大学経済研究所教授 世界の通貨安競争に巻き込まれ、日本経済は円高によって体力を消耗していく。一方、持続可能性がほぼ潰えた財政危機を考えれば、いずれは円安に大きく振れることは確実と思われる。円高から円安へ――大転換のショックを和らげる戦略が必要だと、小林慶一郎・一橋大学経済研究所教授は指摘する。

参考URL:
http://diamond.jp/articles/-/10482
  • dai1000
  • ベストアンサー率24% (170/699)
回答No.1

>そこで思ったのですが、今日本の悲惨たる現状の根本的原因はこのアメリカによる円高政策がすべての元凶ではなかったのか?と思えて仕方ないのです。 そうですねー。アメリカがこの時円高にしてくれと頼んだのは、集中豪雨的輸出を日本が行ったことが大きな原因だと思います。したがって、バブルの崩壊は日本にも原因があると思っていた方がいいと思います。もちろん、アメリカには安全保障をお願いしていたわけですから、アメリカの求めを拒むことはできなかったと推察されます。 アメリカに対して、日本はその後、現地生産を進め今に至っています。 中国はその安全保障をアメリカに託している部分は当時の日本より少ないので、アメリカが中国製品に関税を大幅にかけるとかしないのなら、どう言おうが、おかまいなしに元高になることを防いでいられると思います。もっとも、自由貿易をアメリカは掲げてしまった手前、その看板を降すことは、アメリカの威信を傷つけることになるので簡単には言えないでしょう。 最後に、今の日本の状況はアメリカに責任は全くないわけではありませんが、中国の不当な為替操作に大きな原因があると思います。もちろん、こうなることを察知できなかった日本にも問題はありますが、日本が救われるには、中国の為替操作をやめさせるか?あるいは、違う貿易圏に入って、中国とは貿易を極力しないことにするしかしようがないとは思います。

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