• 締切済み

フィルムを剥がすときの力と剥がす方向

カップラーメンやヨーグルトなどのフイルムを剥がすとき、フイルムを剥がす方向によって必要となる引張力の大きさは変わるんでしょうか? 変わるとしたら、どういった理由でしょうか? 普段できるだけ剥がしたい方向にフイルムを寝かせながら引張ってしまうのは、やはりその方が一番少ない力で剥がせるからなのでしょうか・・・・。

みんなの回答

  • okormazd
  • ベストアンサー率50% (1224/2412)
回答No.2

はじめに申し上げますが、私は接着の専門家ではないので、一般的なことを記しているだけだということをご了承ください。 添付図を付けます。 複雑な理論もあると思いますが、図で、0度、30度、90度、180度の順に剥がす力は弱くなります。 0度ではせん断接着強さといい、接着剤塗布面積(a×b)全体で剥がす力に抵抗しますが、b、c、dと移るにしたがって接着剤塗布面積の寄与は小さくなり、180度では面積の寄与はほとんどなくなり、bの線状で抵抗する状態になります。したがって180度で剥がす力が最小になるでしょう。接着剤や接着条件によって違うようですが、180度のときは0度のときの1/100以下にもなるようです。 また、接着剤使用の接合方法として、180度方向の接合は、接着剤メーカーなどでは推奨せず、不可としています。

gonti32
質問者

お礼

わかりやすい回答ありがとうございました。

  • okormazd
  • ベストアンサー率50% (1224/2412)
回答No.1

フィルムが、等方的に接着されていれば、剥がす力は、力の方向と垂直方向にあるフィルムの幅に比例します。したがって、フィルムを幅の狭い方向に剥がすのと幅の広い方向に剥がすのでは、幅の広い方向に剥がすほうが大きな力を要するはずです。これは理論的な話で、カップラーメンなどの場合はすぐに形が崩れるのでそれほどうまくいかないかもしれません。また、剥がすときにかける力の方向によっても違ってきます。接着面に直角に力をかけるか180度平行にかけるかなどです。180度の方が力が少なくて済むでしょう。 一般に、包装などの場合は等方的ではなく、ある方向に対しては、強く接着されている場合も多いので、やってみて少ない力で剥がせるところを見つければいいでしょう。 工業的には接着剤の接着強さの試験方法が定められています。質問の場合は、「はく離接着強さ」といいます。

gonti32
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 180度の方向に剥がした方が直角に剥がそうとした時よりも力が少なくて済むのは、どういった理屈になるんでしょうか??? よろしければ教えてもらえないでしょうか?

関連するQ&A