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B型肝炎損害賠償訴訟問題について

集団予防接種の注射器の使い回しが原因でB型肝炎ウイルスに 感染したとして、全国の患者らが国を訴えている損害賠償訴訟問題ですが、 同じく注射器の使い回しが原因とされているC型肝炎の損害賠償訴訟問題を 聞いたことがありません。 (過去にあったとしたらいつ頃で結果はどうなっているかも知りたいです) なぜ、B型肝炎罹患者の方たちだけが訴訟を起こしてC型肝炎罹患者の方たちが 沈黙しているのかご存知の方教えて下さい。

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回答No.1

C型肝炎ウイルスが比較的新しいウイルスであり現在の医学では科学的に感染経路を辿るのが非常に困難なためです。 C型肝炎ウイルスは1970年代半ばに発見されました。 B型肝炎ウイルスは戦前から確認されておりWHOより注射器の使い回しを止めるように日本政府は再三通告されてました。 政府は聞く耳持たずで予防接種を義務化し多くの乳幼児に接種し続けました。 これは1985年当時まで行われており85年以降の感染率は大幅な減少傾向にあります。 一方C型肝炎ウイルスに関しては感染経路が多数あり症状も水平感染・垂直感染共に同症状であるため集団予防接種で感染した事を見極めるのが困難であり立証する事が出来ないので訴訟に至ってません。 一方B型肝炎ウイルスは水平感染と垂直感染を客観的に見極める事が出来き、また立証出来るため訴訟に至っております。

papimaru
質問者

お礼

santv112233さん、こんにちは。 検索しても腑に落ちるような理由を見つけられず ずっと疑問に思っていました。 集団予防接種で感染させられたC型肝炎罹患者が確実に おられるのに理不尽なことに思います。 また、集団予防接種の感染が原因のC型肝炎罹患者が 知らずに他人を感染させ、C型肝炎を蔓延させた罪も なかったものにされてしまうわけですね・・ 救える命を救わないのは殺人だ! ということばを思い出しました・・ ------------------------------------------- 大変よく理解することができました。 分かり易く回答して頂き有り難うございました。

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