エスカレータの片乗りするという常識は嘘八百です。そんな常時気は世界中でありません。
元は大阪万博と筑波万博で、開催期間中だけ、しかも3人乗り用の幅の広いエスカレータ限定で便宜的に許された事です。
それを常識だと大阪を中心に言い始めました。関東に広がったのは筑波万博以降です。
そして、マスゴミが吹聴し、愚かな自治体の一部が増徴させました。
ニュースキャスター安藤某はわざわざ時間を計り一秒ほどしか違わない時間差を大げさに利点だと言っ
て、コメンテーターの批判を押しのけました。
また、外国では常識だと言っていますが、当初外国人に聞いても意味を理解して貰えず、最後には外国に居る日本人記者にインタビューすると言う形しかとっていません。一部やらせで答えさせている番組も居ました。
私も日本の外人に聞きましたが、彼らは「日本の風習」と答えていました。
ところがメーカーや管理会社では当初から反対の立場をとっていました。が、ほとんど報道される事はありません。従ってこれらの会社が賛同するコメントを出しているニュースはありません。
結果、事故や引ったくりなどの犯罪が相次ぎ、ようやく自治体もJRも片乗りしろというアナウンスをやめることになりました。
事件報道に対してキャスターの安藤某は憮然としてそっぽを向いたままコメント一つ出しませんでした。
現在では「歩いてよい」等という非常識なアナウンスを出している所は関東ではありません。あってもかなりの田舎でしょう。
それどころか、先日はNHKのエスカレータを使った実験番組でも「歩かないように」とコメントを出していましたし、殆どのエスカレータには「歩くな」の注意喚起のステッカーか貼られています。
それにもしメーカーも管理会社も認めていない片乗りを認めている所があるとすれば、事故や事件があった場合には設置して認めている団体の管理責任にもなりますから、まず有り得ないでしょう。
つまり、エスカレータは黄色い線の中に『ベルトを掴んで』立つのが常識なのです。ベルトを掴んでいていて歩く事は不可能ですから右も左も有り得ません。
製造メーカーも管理会社も認めていない常識などあるはずもありません。それは迷信です。
お礼
元旦より明解かつ充実した情報ありがとうございました。 日本のマスコミの愚かさが浮き出していますね。 はじめてOKWAVEを使いましたが、ここまでご回答頂けると思っていませんでした。 重ねて御礼申し上げます。