#2、#3で指摘されているとおり、OR情報だけでは4人の情報を確定することはできません。
では、#3さんの提案したORとANDの両方を受信できるとした場合はどうかというと、
「初回は4人全員に聞くものとする」という条件のもとでは最大5回、その条件がなければ最大4回で十分です。
考え方は、
例えばA=1,B=0,C=1,D=0のケースを単に1010と書くことにすると、
4人の状態は、0000,0001,0010,0011,0100,・・・・,1111の16通りあります。
一方、質問の仕方は、個別質問を除くと11通りあり、
受信のパターンは、OR=0,AND=0、OR=1,AND=0、OR=1,AND=1の3通りあります(OR=0,AND=1はありえない)。
初回に4人全員に聞くと、
OR=0,AND=0 → 0000
OR=1,AND=0 → 0001,0010,0011,・・・,1110 の14通り
OR=1,AND=1 → 1111
のケースに分かれます。
最悪の回答を想定してOR=1,AND=0となった場合、2回目の質問の対象をABにすると、
OR=0,AND=0 → 0001,0010,0011
OR=1,AND=0 → 0100,0101,0110,0111,1000,1001,1011,1011
OR=1,AND=1 → 1100,1101,1110
同様に最悪の回答を想定してOR=1,AND=0となった場合、3回目の質問の対象をCDにすると、
OR=0,AND=0 → 0100,1000
OR=1,AND=0 → 0101,0110,1001,1011
OR=1,AND=1 → 1100,1011
というように常に最悪の回答になった場合のケース数が少なくなるように質問していけば5回で確定できます。
初回に4人全員に聞くという条件がなければ4回で十分です。
5人以上の場合でも、人数分の回数で確定できるでしょう。
1回の質問でORかANDの片方しか受信できないとした場合は、初回に4人全員に聞くという条件があっても8回で確定できます。