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償却が終った中古ベンツの売却益について
中古ベンツは耐用年数が短いわりに、価値がさがらず節税に有利と言われていますね。確かに中古のものは耐用年数が短くなり、2年であれば定率法で100%を経費落ちにすることができると聞きます。でもその後のベンツを売った場合ってどうなるんでしょうか?例えば1000万円の中古車を償却が終った3年後に500万で売却したとすると、500万が事業所得とか譲渡所得になるんでしょうか?それとも最初の購入価格ー売却価格の差分-500万が損として計上されるんでしょうか?
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>これってメリットあるんでしょうか? 物事は、前提条件に依って評価が変わります。見る角度にも依ります。メリットがあるかどうか、正月の間、ゆっくり考えてみて下さい。 ^ ^;
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- hinode11
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#2です。 >中古ベンツを700万で下取りに出して新車1500万を買うと1500万の定額か定率の償却分が経費になっていくらか相殺されませんかね?個人用で買った場合は経費にならないから700万の所得になりそうですが、また事業用として買えば下取り価格と取得価格が通算されることになると思うのですが。 その通りです。1500万円の新車(乗用車)は6年間で全額が償却されるわけですから、1500万円の経費が各年に配分されるわけです。。 ただ私が疑問に思うのは、節税と言いながら高級自動車を持つことです。1500万円の新車を買えば6年間で1500万円の償却費が計上できるので、事業の利益(所得)を減額させる効果があり、従って節税効果がある、と考える事業主が多いのです。 仮に1500万円の新車を買って、6年間で1500万円の利益(所得)を減額、その結果、税金(所得税と住民税)600万円を節税できたとしましょう。しかし、600万円を節約するために1500万円を払ったわけですから、社外流出は差引900万円となるのです。金勘定だけをするならバカバカしい話です。ただし、高級車ベンツを乗り回すという満足感を得られますから、満足感代900万円が高いか、安いか。それは人によるのでしょう。 >下取り価格を低くしてもらって新車を割引ってよく聞きますが、下取り価格を低くするってどういう意味に鳴るんでしょうか? 仮に質問者がディーラーに、「1500万円の新車ベンツを買いたい。乗っているベンツを下取ってもらいたい。」と言った場合に、ディーラーが「下取り評価700万円」と回答したとします。ということは、ディーラーの手取りは800万円です。つまり、ディーラーが「われわれは手取り800万円の現金が欲しい」と回答したのと同じです。 それに対して質問者は「下取り評価300万円にしてくれ」と交渉します。この意味は、「手取り800万円を保証するから下取り評価300万円にしてほしい。すると私の事業で計上する利益は300万円で済むから」という意味です。ディーラーがOKすれば、新車購入価額は、800万円+300万円=1100万円となります。新車を400万円、割引くわけです。
- hinode11
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#1です。 >またその車を下取りに出して、新しい中古車を買うことも節税になりますかね? (1)中古ベンツを500万円で売却すれば、500万円の利益を計上します。 (2)一般的に、下取り価額は売却価額よりも高いですから、仮に中古ベンツを700万円で下取りに出して1500万円の新車のベンツを購入すれば、700万円の利益を計上することになります。節税どころか売却の場合よりも増税になります。 ですから、新車のベンツに乗り換える場合は、中古は売却して、その後、新車は200~300万円を値引きさせて現金で買う方が利口ですね。この場合は500万円の利益で済みますから。
お礼
すばやい返信ありがとうございます。 下取り価額は売却価額よりも高いですか? ちょっとよくわからないのですが、中古ベンツを700万で下取りに出して新車1500万を買うと1500万の定額か定率の償却分が経費になっていくらか相殺されませんかね?個人用で買った場合は経費にならないから700万の所得になりそうですが、また事業用として買えば下取り価格と取得価格が通算されることになると思うのですが。 あと、下取り価格を低くしてもらって新車を割引ってよく聞きますが、下取り価格を低くするってどういう意味に鳴るんでしょうか?
- hinode11
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>例えば1000万円の中古車を償却が終った3年後に500万で売却したとすると、500万が事業所得とか譲渡所得になるんでしょうか?それとも最初の購入価格ー売却価格の差分-500万が損として計上されるんでしょうか? そのベンツが事業所得を生じる業務に必要な車であり、かつ、実際に業務に使用される場合は、年々、減価償却費が計上され(⇒経費落ち)、ベンツの帳簿価額は低下します。 そしてベンツを、業務に使用中に売却する場合は、 売却価額-帳簿価額=利益 利益がプラスの場合は、固定資産売却益が計上されます。 利益がマイナスならば、固定資産売却損が計上されます。 (譲渡所得にはなりません) ですから、償却が完了したベンツの帳簿価額はゼロですから、500万円で売却すれば、500万円がまるまる固定資産売却益に計上されるわけです。そして、この固定資産売却益(500万円)は、1年間の事業所得を計算する際に、所得を増額させる効果があります。
お礼
なるほど。 事業が調子悪いときに売却するのもアリですね。 またその車を下取りに出して、新しい中古車を買うことも節税になりますかね?
補足
返信ありがとうございます。 >ただ私が疑問に思うのは、節税と言いながら高級自動車を持つことです。 単純に考えればベンツの取得費用ーベンツの取得費用にかかるはずの税金が手元から消えるわけではありますからね。でも中古ベンツのようなものは資産価値が落ちにくいものですし、満足感ということもありますが、現物という形で価値あるものが手元に残るのは無駄ではないと思いますよ。やったことないので実際はどうなるかわからないのですが・・・ 下取りの交渉ってのはディーラー側からしてみれば、手取り額は変わらないのですね。値引きなしですと売却益700万と新車購入経費1500万になり、値引きすると売却益が300万の購入経費が1100万になりますね。この場合後者のほうが所得額が少なくなるわけですが、ベンツの償却額も減りますね。購入した年の所得がやたら高い場合はともかく、トータルでみると変わらないようなきがしてきました。うーん、これってメリットあるんでしょうか?