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純粋な風の音がしますか?
風の音といえば、葉ずれの音や電線の音、山の音などですが、 何もないところに風が起こったとして、風は音を立てますか? 風と風がこすれあう音というのがあるのでしょうか。
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極端に流速が異なる気体の境界面ではカルマン渦による音が出るかも知れません 空気の摩擦音と言ってもカルマン渦です 笛の音や電線唸る音がそうです 純粋な摩擦音はないと思います
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- tgb
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音を耳で聞く場合、時間変化する空気の圧力を感じ取って音として認識することになると思います。従って、何もないところに風だけが生じた場合に音が聞こえるかどうかは耳がそのような圧力の変化を感じ取るかどうかを考えてみれば分かると思います。 この場合、注意しなければならないのはその場所の圧力の時間変化がどうなっているかを見るために耳を近づけると近づけた耳(当然頭も含めることになります)の影響で空気の流れが変わってしまうため空気の圧力の時間変化も影響を受けて変わってしまうと言うことです。つまり、直接耳で確認しようとすると結局風が耳に当たったときの音を聞くことになってしまいます。これでは何もない状態での音とは言えません。 厳密に何もないところに音が存在するかどうかについては、何らかの方法でその場所での圧力の時間変化が得られたとしてそれがそのまま耳の中で再現できるような装置を利用して聴いた場合にどのように聞こえるかと言う話に置き換えて議論するぐらいでしょうか。そうであるなら、何もないところであっても風があるならば音は存在すると言うことになるでしょう。ただし、風のありよう(風の吹き方)によって音もいろいろになると思います。小さすぎて聞こえにくい音になることもあるでしょうし、周波数(音の高さ)が極端に低くて聞こえないこともあるでしょう。また、周波数としてはいろいろな周波数の成分が集まって時間の変化として現れることになります。 大気の流れはほとんど乱流であって、この乱流の中では流れは不規則であり、空気の圧力の時間変化という点からは単純に空気が流れて空気の流速が変化すれば圧力も変化すると言うことです。
流体力学的に言うと「反応しない気体は交差しない」のでそこから音もでないでしょう。 また、それを非音響学的に知るのは光学屈折などを用いるしかないので研究は難しいでしょう。