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大工調べの啖呵 かぶっかじりのかぶの字は?
落語の大工調べで棟梁がきる啖呵の中に カブっかじり がありますが、そのカブの字は 本あるいは人によって、 蕪 と 株 に分かれているのですが どちらがあっているのでしょうか? それぞれ、どういう意味でカブなんでしょうね? 教えてください。
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「株(かぶ)」とは、権利、免許等の意味です。 (薬を売る許可を受けていれば「薬株」というものを与えられます。 同業者組合を「株仲間」といいます。) 「株っかぶり」とは、(実際にはその許可・免許・実力)がないのに そういうことをして、知ったかぶりをすることいいます。 ただし、『大工調べ』では、後に「焼き芋の品質」についても 啖呵をきっていますので、「野菜つながり」という地口が隠されているもの と思われます。 (焼き芋をかじって腹をこわして-カブをかじっていい気になって)
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- kishn_an
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回答No.1
講談社学術文庫『江戸語の辞典』にはこう書いていました。ご参考まで。 かぶっかじり【株っ齧】 他人の特権・特質の一端をかじりとる者。転じて猿真似をするやつ。まがいもの。にせもの。
質問者
お礼
ありがとうございました! 株のほうかなあ、とは思っていましたが ちゃーーんと意味があったのですね。 知らないまま聴いていたら、勝手な解釈をしていたでしょう。 (貧乏な人は茎=株をかじるからくらいな解釈) 詳しく教えていただいたおかげで、 わたしが 株っかじりにならずにすみました。
お礼
ありがとうございました! 株のほうかなあ、とは思っていましたが ちゃーーんと意味があったのですね。 知らないまま聴いていたら、勝手な解釈をしていたでしょう。 (貧乏な人は茎=株をかじるからくらいな解釈) 詳しく教えていただいたおかげで、 わたしが 株っかじりにならずにすみました。 大工調べバージョンについてまで解説していただきまして 重ねて御礼申し上げます。