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スマートメディア
ってありますよね? 容量にほぼ比例して価格が上がるようですが、いったいなぜそんなに変わるんでしょうか? HDDはシリンダの数によって変わるんですよね? まあシリンダの数が増えるにつれ技術や材料費(実は安い?)がいるので価格が少し高くなるのは分かります。 同じようにスマートメディアも容量が増えると、生産するのが難しくなるんでしょうか? それとも開発費なんでしょうか?
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Q/HDDはシリンダの数によって変わるんですよね? A/そうとは限りませんけどね。 どちらかというと全体としての容量(シリンダ数を含む)・性能が物を言います。 また、同じ容量でも価格が違う場合は、プラッタ枚数(=シリンダ数になるかな?ちょっと微妙ですが・・・)や回転速度(rpm)、平均シーク及び、ベアリング技術などによっても違いは出ます。 間違ってもシリンダだけが値段を決めるのではありません。 <用語> プラッタ=ハードディスクドライブの円盤状の時期ディスクの正式名称。 Q/同じようにスマートメディアも容量が増えると、生産するのが難しくなるんでしょうか? A/どのようなメディアにでも言えることですが、製造に掛かるコスト対パフォーマンスや容量、供給に対しての需要の問題が価格の全てです。 シリコンメディアでも同じこと。材料費が高ければそれだけで値段が上がるのではなく、必ず人件費や付加価値も付くのです。これは、スマートメディアと同じ半導体製品であるCPUやメモリがそうであるのと同じです。 3,2GHzの最新CPUは3,0GHzより数万高いのに数万円上乗せする分性能が高いわけではない。2GHzと比べて2倍の性能があるわけでもないのに2倍以上高い。これが、何故かと聞かれたらどう答えますか? この理由は、最新最速の物には最高性能という付加価値が付くためです。CPUで最速、あるメーカー製の製品で最高となれば、それだけで価値が性能比より高くなることは多々あります。 ちなみに、半導体機器(スマートメディア含む)の場合は容量や性能が二倍になっても同じ基本構造なら製造コストは変わらないのではないかと考えていらっしゃるのかも知れませんが、それは違います。容量が増え性能が上がるほど半導体は同じ面積に大量のデータを保存できるようにするには、データを記録するチップの数を増やしたり、単一チップ当たりの記録容量を増やす必要があります。そうなると、さらにチップを大量に搭載するために微細な半導体加工技術を必要としたり、各容量毎にそのサイズに合った大きさの設計図を再度作る必要があります。基本構造や基本仕様がいくら定められていても容量が違ったり、性能が変わればあくまで外側の形と特性が同一なだけで、外側からは同じですが、中は違うものになるのです。 これと同等の内容になるのは、CPU、グラフィックスチップ、サウンドチップ、メモリ媒体各種(メインメモリ、SRAM、コンパクトフラッシュ、SDメモリーカードなど)など半導体と名の付く全ての製品が該当します。 スマートメディアなどの記録メディアは2倍ずつデータ記録量が増えますから、それに伴い付加価値が付きます。さらに、全く同じ製造ラインで異なる容量のメディアを製造するわけではないですから、容量が増えれば、それに伴って価格も上がります。また、容量が増えるにつれ同じサイズにより多くのデータを記録できるように微細な加工を施しますから、技術コストも増えます。 さらに、人件費、製造量や販売量、需要も容量によって異なってきます。 ついでに言えば、容量が小さい物でも品薄で人気のある製品はそれほど能力的な価値がなくとも、人気という理由から付加価値が付きます。人気の製品は、お金を出しても買いたいという衝動が出てくるため、値段がつり上がるのです。まあ、バブル時代を過ごしたことがある人なら分かるかも、もしくはアメリカのITバブルを体感した人は・・・ (日本のバブルは今ではここまで出して買わないだろうという宝石や車がばんばん売れた時代。物の価値は人が欲するか欲しないかというのも大きく左右します。この理由は中高生以上の公民や政治経済などで習うはず) 最後にスマートメディアはシリコンメディアでは初期に規格統一されたメディアで規格はSDメモリなどの第二世代シリコンメディアが登場するずっと以前に成立しています。(これは歴史が古くコンパクトフラッシュと同時期です)SSFDC(ソリッドステートフロッピーディスクカード)という名称で開発。128MBを基本上限として開発されたメディアです。既に開発は停止状態(実際には256MBも策定済みだが製造出荷には至っていない)ですが、標準化のSSFDCForumは今も運営しています。まあ、既に大きさも大きく、速度も遅い枯れたメディアですが・・・ http://www.ssfdc.or.jp/japanese/ (SSFDCフォーラム日本語サイト)
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- flower98
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容量が増えるほど高度な技術が必要になることはもちろんですが、 単純に、まだ需要が少ないから高いという面もあります。
- heyboy
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なんとも言いようがありませんが、 たぶんメディアの規格が 統一されていないので それぞれのメーカーが荒そう感じで 他のメーカーが「参入」しにくく 価格が下がらないのではないのでしょうか? それとか、最近のデジカメやMP3プレイヤー にしてもUSBで直接繋げて スマートメディアがいらない物とか 出てきているので「普及」しない のでよけいに値段が下がらない要因では? たぶん、将来スマートメディアも 規格が統一化し普及すれば 安くなると思われます、、、。
- nagiha
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一部のものですが、容量を増やすために構造を変えているのでそれで値段が高いのではないのでしょうか?(少なくともメモリースティックはそのようです。)
お礼
皆様 ご回答ありがとうございました。