- ベストアンサー
「かいな」の意味
歌舞伎を見ていたのですが、何度も「かいな」という言葉が出てきます。 辞書で調べてみると「腕」のことだと書いているのですが、 その歌舞伎を見ているとどうやら「かいな」とは、何らかの障害を抱えて生まれる子供のことのようなのです。 どういう意味なのでしょうか? 「腕」という意味から派生して、「腕がない」だとか、そういった意味でしょうか? わかるかた、どうぞよろしくおねがいします(>_<)
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
おそらくご覧になったのは「実盛物語」(「源平布引滝(げんぺい ぬのびきのたき)」三段目)ではないかと思います。 であれば、説明は少々ややこしいのですが、奥方さまから生まれる子供が男の子だと、反乱分子の息子なので殺さなければならないのです。 なので、たまたま、いろいろあってそこにあった、切り落とされた女の人の腕を、「赤ん坊ではなく、この腕が生まれた」と言って敵の監査役に渡す、 そんな感じの筋です。 赤ん坊に腕の障害があるのではなく、腕が生まれるのです(本当は赤ん坊がちゃんと別にいる)。 ご覧になったのが「実盛」でない場合、作品名を書いて下さると、また何かわかるかもしれません。 知っている限りで(辞書にも)、「かいな」に「腕がない」という意味はないと思います。 「実盛」の解説です http://blog.goo.ne.jp/yokikotokiku/e/90f2da6eece4df0d654fcd41ad6dc06e
お礼
ご回答ありがとうございました♪ なるほどそういうことだったのですね!理解できるとますますおもしろいです(*^o^*) もうすこし歌舞伎のことを勉強したいとおもいます! ほんとうにありがとうございました♪