冷間鍛造材の疲労強度が向上する原理が説明出来ませ…
冷間鍛造材の疲労強度が向上する原理が説明出来ません。
冷間鍛造材は表面に沿って鍛流線ができ、反復曲げ応力に対して強いとされています。
http://www.kikusui.org/knowledge/index.htm
何故冷間鍛造材の疲労強度が高いのか?現象分解したいのですがよく判りません。
自分なりに考えて見ましたが、矛盾点が解消しません。
1.想定原因
?硬度アップによる引っ張り強度向上
組織が微細化する際に結晶間に滑りが生じ、滑りの増加と伴に滑り抵抗が大きくなる。
(滑り抵抗大=硬くなる⇒引っ張り強度向上⇒疲労強度向上)
?残留応力による負荷応力緩和
鍛流線に沿って圧縮残留応力が掛かっており、曲げによる引っ張り応力を緩和している。
(平均応力を圧縮側へシフトさせる)
2.矛盾点
?硬度アップ効果
応力負荷方向が鍛流線に沿っている事が、疲労強度改善の要因とされています。
硬度が要因であれば、鍛流線の向きは関係ないのでは?
?残留応力効果
材料が引っ張られた結果、鍛流線が発生したと考えます。
鍛流線の方向へは引っ張り残留応力が残っているのでは?
どなたかアドバイスをお願いします。
http://www.kikusui.org/knowledge/index.htm
お礼
そうなんですけど... 時間がなかったので、誰か教えてもらえないかな~と思ったのです。 結局、自分で探しました(金属 Vol.65 No.1,2 1995 小林 勝 著)。 お騒がせしましたm(._.)m