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インターネットの検索でいくつかはすぐわかるのではないでしょうか? これらはいずれも無歪状態での測定でしょうね。実際はうんと悪くなっているかもしれません。 低C Ni,モネル,インコネル,ハステロイ,MC Alloy,SUS316L 等 → http://member.nifty.ne.jp/mnoguchi/myu.txt Ag,Pb,Cu,Al,Co,Ni,Fe等 → http://www.mogami-wire.co.jp/paper/physical-constants.html Fe-Ni合金 → http://www3.toshiba.co.jp/ddc/zaibuji/frame02_j.htm
その他の回答 (3)
連絡が遅れました。 1)透磁率(μ)とは ・磁場を透す程度をあらわし、一般的に μ<1.02 の場合「磁石につかない」目安と言われています。(よってμ<1.05は微妙な値です) ・電磁波を受け、磁性を帯び易い元素[Fe,Co]の含有量にて増加します。(よくわかりませんが、Ni量には無関係のようです ) ・Ni中に含まれる微量のCoにより変化するため、Ni量にも注意が必要です。(通常のNiめっき中にも、Coは35%含まれています) 2)銅合金の透磁率(μ)例 ・OFC:1.000006 ・DCu:1.000008 ・0.1Fe-Cu:1.00015(磁石につかない) ・2.3Fe-Cu:1.047(少し着く) ・3.2Ni-Cu:1.000008(着かない) 3)よって銅合金、Al,半田等は、合金中に微量に含まれるFe,Coに影響を受けます。 4)SUS304等の強加工他にて、相変態が生じる合金は、1)項に該当しません。
お礼
おおまかに、鉄が1%程度入ってくると数字上影響が出てくるようですね。 ありがとうございました。
代表的な強磁性材料の最大比透磁率μmaxは、電磁鋼板0.390、電磁厚板 0.115、パーマロイ30150 (いずれも×1000)です。これらの数字は歪のない焼鈍後の測定値です。加工したり、焼鈍しない状態では著しく低い値になります。実際に用いる状況が異なると、文献に載っている値はまったくあてになりませんのでご注意下さい。 また、μはSiやNiの合金元素を添加すると高くなります。磁化力(H)や周波数によっても大幅に変化します。使用条件を確認する必要があります。 例えば磁性焼鈍後のCo基アモルファスはH=1A/mでは2×10の5乗ですが、H=100A/mでは10の4乗に下がります。磁性焼鈍なしの場合、H=1で10の4乗、H=100で10の4乗、H=0.3では10の3乗です。 文献 J.IEE Japan,Vol.116,No.4,P208-212
補足
高透磁率材料はではなく、低透磁率材料の資料仮名kなかないので困っています。Al合金、Cu合金、各種SUSの違い、ハステロイ、半田、銀 等々。 非透磁率1.05以下のもので何がいくつくらいで加工や熱処理の影響もわかればベストなんですが。
SOL さんお早うございます。 透磁率関連のメーカーのWEBを掲載します。 >また、SUS304などは、加工誘起マルテンサイトにより加工度によって透磁率が変化しますが、他の金属材料についても磁気的に特異な性質を有するものがあればそれらの情報についてもお願いいたします 磁石に反応する物は自然界には鉄とコバルトとニッケルしかありません。しかしニッケルはある変態点から急冷すると磁力に反応しなくなります。同じ含有量のニッケルを含んでいても昭和40年のニッケル硬貨は磁石に付きますが今のニッケル硬貨は付きません。
- 参考URL:
- http://www.hayama-net.to/
補足
せっかく教えていただいたのですが、測定したいのではなくて物性値を調べたいということです。 ありがとうございました。
お礼
野口さんは三マテの方のようですね。桶川製作所の方にはハステロイ関係でお世話になったことがありますが既に本社に移動された後のようです。 たしかに、元素は断片的な情報ですがありますね。これらを総合するしかないでしょうか。SUS316も、結構幅がありますね。SUSはステンレス鋼のメーカーから加工誘起マルテンサイトの少ない鋼材の技術資料が手に入りましたのでよいと思います。 結局は、いろいろな条件で変わるし比透磁率の小さいところは関連する領域が狭いので最終的に自分で確認していくのがベストというところでしょうか。