参考URLに、今年度の日本栄養食糧学会の「臨床栄養・アレルギー」の部門で発表している大学・企業・研究機関名がリストされています。
もちろん、栄養と免疫のかかわりについて研究しているすべての研究者がこの学会のこの会場で発表しているわけではありませんので注意してください。日本医学会とか日本免疫学会とか、各種アレルギー関連の学会のほうが沢山出ているかもしれません。ですが、栄養との関連と言うことならちょっと参考程度にはなるかと思います。
栄養・家政系大学で免疫の研究に関わることは可能です。ただ、個人的な意見ですが、卒業後研究者になりたいのであれば、栄養系大学卒だと結構苦労が多いかな・・・と思ってます。
栄養系だと「栄養と免疫の関わり」がメインのテーマになってますが、例えば医学部だと免疫のメカニズム本体が研究のテーマで、栄養との関わりは+αのおまけみたいにやっているところが多い気がします。つまりテクニックや情報源にひきだしが多いというか、応用が利くんです。まぁ、最終的には本人の能力と努力次第ですけどね。
栄養系の研究者はかならずしも栄養系学部出身者ではありません。医・薬・理・農学系さまざまです。ちなみに栄養学系大学の教員は大半が上記の博士号をもち、栄養系出身者は少ないのが現状です(栄養系大学にそもそも博士認定機構が無いか少なかったためです。でも最近増えてきてはいますけどね)。また、栄養系大学卒業・大学院修士課程終了後に、医学部の博士課程に進学するという人も結構知っています。
食文化や調理について重点的に学びたい、栄養士になりたいということでしたら、栄養系大学がよいでしょう。ですが、栄養士になるのが目的ではなく、栄養学の研究者になることが目的であれば、近視眼的に栄養学部と決めない方が良いと思います。
またすこし傾向は違いますが、以前こんな回答(2番目URL)をしたことがありますのでご参考になれば幸いです。(ちなみに私の専門は免疫ではないです)。
お礼
ご回答ありがとうございます。 ♯1、2のお礼欄にも書かせて頂いたように、 食物と免疫の研究をしてみたいと思ってます。 あと料理や食文化にも興味があり、栄養士学科の方が いいのか悩んでおりまして。 大学のシラバスを参考にしながらもう少し考えて いこうと思います。