まず
> 30人分を合計し
という処理の仕方が間違っています(適切ではありません)。
例えば「反省」については
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被験者, 1回目, 最終回
A, 10, 4
B, 7, 3
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という形でまとめます。考え方としては「1回目の平均値と最終回の平均値に差があるか」ということですから、いわゆる「対応のあるt検定」を行えばよいのです。換言すると1回目と最終回の値の差をとって、それを「独立1標本の平均値の検定」を行うのです。
意欲、学び、感想についても同様です。
例えば1回目のデータが (10, 7, 9, 11, 14) と得られており、最終回のデータが (4, 3, 4, 4, 7) とあったら、それぞれの値の差をとったものが (10-4, 7-3, 9-4, 11-4, 14-7) となり、結局は (6, 4, 5, 7, 7) というデータに対して平均値の検定を行えばよいのです。
以下、Rによる実行例の参考:
> pre <- c(10, 7, 9, 11, 14) #1回目のデータ
> post <- c(4, 3, 4, 4, 7) #最終回のデータ
> dat <- pre - post #1回目から最終回を引いたデータ
> dat
[1] 6 4 5 7 7
> #差をとってそれを独立1標本の平均値の検定として実行
> t.test(dat) #t.test()はt検定を行うための関数
One Sample t-test
data: dat
t = 9.9469, df = 4, p-value = 0.0005737
alternative hypothesis: true mean is not equal to 0
95 percent confidence interval:
4.181068 7.418932
sample estimates:
mean of x
5.8
> #対応ありのt検定として実行(先ほどの方法と一致している)
> t.test(pre, post, paired=TRUE)
Paired t-test
data: pre and post
t = 9.9469, df = 4, p-value = 0.0005737
alternative hypothesis: true difference in means is not equal to 0
95 percent confidence interval:
4.181068 7.418932
sample estimates:
mean of the differences
5.8
お礼
backs様 ご回答をありがとうございました。 教えて頂きましたサイトでt検定の勉強を致します。 何度もご回答を頂きお礼申し上げます。