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漂白剤入りの水はなぜ蒸発が速い?
化学に詳しい方にお尋ねです。 タライにキッチンハイターなど漂白剤を入れておくと、ふつうの水よりも蒸発がはるかに速いようです。これはなぜなのでしょうか。 ご教示、よろしくお願
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- 4500rpm
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>これはただの水で置いているときよりも明らかに蒸発速度が速く思えます。 タダの水と漂白剤入りの水を同時に観察したのでは無いのですね。 また、時間や蒸発量も正確に測定したわけではないみたいですので、一時間ごとの水位を物差しで測ると良いと思います。 できれば、同じコップ(タライ)を2個用意し、水道水と漂白剤入りの水を入れて、同じ所に置き実験してみましょう。 最初の水の位置に印を付けておきましょう。 コップは、計量カップの方が良いかもしれません。 人の感覚も正確なときと気のせいの時もありますので、元になるデータが不正確だと間違う可能性もあります。
- Saturn5
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おもしろい実験だと思います。 家に帰ったら試したみたいと思っています。 水にいれたとき、ほんのわずかに蒸発を速くする物質はありますが、 急激に速くする物質は考えられません。また、ほとんどの物質は 水に溶かすと蒸発速度を遅く(沸点を上昇)させます。 この場合の漂白剤も次亜塩素酸ナトリウムだと推定しますが、 これは塩なので蒸発を遅くすると考えられます。 それでは、乗hつを速くする要因を考えてみました。 1つは水の表面の油膜ではないでしょうか? タライなどは完全に綺麗な状態ではなく、わずかに油膜がついて いることが考えられます。ここに水を入れたとき、表面に薄い 油膜がはって、水の蒸発を妨げているのではないでしょうか? 漂白剤はこれを酸化・分解して、油膜を消す働きがあると考えられます。 これらは全て仮説で、証明されてはいません。実験結果も追証されて いません。しかし、実際にそうであったらおもしろい発見だと思います。 話は変わりますが、特殊なウィルスは水の分子を一定化させる形状を していて、融点を上げたり、沸点を下げたりするはたらきがあるらしいです。
- elpkc
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通常、同じタライなら、表面積が同じなので、 次亜塩素酸ナトリウム(ハイターの有効成分)であっても、 ほとんど水分で沸点の低い有機溶媒も含まないので、水分の蒸発の度合はほとんど変わらないはずです。 が、蒸発が早い原因として考えられるのが、 タオルや、布巾などを入れていませんか。 それならば、完全に浸漬していたら、あまり差はないでしょうが、 含まれる界面活性剤により、布等によく浸透し、液面に浮いていたり、出ていたりすると、 見た目の水面の表面積が大きくなるので、蒸発が速くなります。 これが原因ではないかと思います。
お礼
早速のご回答、ありがとうございました。 なのですが……、 フキンを入れていることもありますが、マグカップなどだけの時でも同じように感じるのです。 念のために使用環境を述べておきますと、 使用しているタライは、内径30cm、高さ9.5cm、ステンレスのタライです。 ここにほぼ満タンに水を張って、ハイター(うちはキッチンブリーチという安いやつでした)をキャップ半分強ほど入れています。 (成分は、次亜塩素酸ナトリウム、界面活性剤(アルキルアミンオキシド)、水酸化ナトリウム) そうして室温(25~27度)に置いておくと、見た目の印象ではありますが、1時間で水面で1cm、2時間で2cmくらい、あるいはそれ以上水面が下がっています。数時間放置していると、半分以下に下がっていることもままあります。 これはただの水で置いているときよりも明らかに蒸発速度が速く思えます。 そこでなにか反応があるのだろうかと思った次第です。 さらなるヒントがありましたら、引き続き、ご教示よろしくお願いいたします!
お礼
ご回答ありがとうございました。 たしかに何かを水に混ぜると、沸点が上昇しますね。 なのですが、こと、これに関して言えば、逆の印象なんです……。 油膜について、たしかにそういうことはありそうだなと思いましたが、ふだん洗い物をするときには、手洗い時に石鹸を使ったり、軽く食器洗剤のスポンジを絞ったりして、その流し水をバシャバシャとそのタライにいれこみ、できるだけ(正式に食器を洗う前に)油を分解させるようにもしているんですね(ものすごく生活感のある話ですが(笑))。 なので、さほど油膜で表面が覆われている、ということは少ないと思いました(これまた雑感です)。 ひょっとしてステンレスがなんらかの触媒になっているとか? と門外漢が想像したりしましたが、化学の知識が決定的に欠けているため、わかりません。 引き続き、お知恵を拝借いただければ幸いです。よろしくお願いいたします。