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野鳥の雛の扱いについて
飛行訓練中のひよどりの雛と思われるものが突然舞い込み困惑。鳥かごを用意してすり餌と虫を与えてますが、食事の量・回数・時間など、その他留意すべきポイントを教えて! 宜しくお願いいたします。
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え~、ヒヨドリに限らず、日本の野生動物は鳥獣保護法の対象となります。基本的に捕獲・飼育にはしかるべき各施設か、研究対象としてしてしか認めらないと思います。 「飛行訓練中」ということは、巣立ち直後でしょうからそのまま放してやってください。ちょうど朝で鳥の活動時間になりましたし。 捕まえて間もなければまだ親が必死でさらわれたわが子をさがしているはずです。 この時期は人間の目に止まることも多く、まだまだ飛ぶのが下手なので地面でぱたぱたしていたりして非常にあぶなっかしく見えます。 が、この死亡率も高い時期を乗り越えなくては一人前になれない、鳥が自立する際の最大の試練の時なのです。 bakunenさんは親切心からつかまえたのでしょうが、やっていることは誘拐・拉致とかわりません。 きつい言葉になりますが、これは日本野鳥の会でも毎年呼びかけていることで、この時期のヒナを捕まえて人間に馴らしてしまうことは、巣立ちの失敗につながるだけなのです。人間を恐れなくなるということは、その鳥にとって無残な死か、生涯籠の鳥なるかの選択肢しか残しません。 bakunenさんが、ぱたぱた飛び回りながらヒヨドリ語でヒヨドリ社会のルールや生き延びる術を教えてあげることができないのならば、野生の動物は自然に返してください。かわいいというだけで捕まえないでください。 もし、雛が非常に弱っているようならばブドウ糖なりミルワーム、蜂蜜をかけたリンゴなりを給餌して、一息つかせたら近くの枝に止まらせておくのがよいのではと思います。 哀れな死にかけの小鳥はたしかに憐憫の情を誘いますが、もともと人間が捕まえてとじこめることが共存の道ではない生き物なのだと思います。 もし、雛が死んでしまったとしたら、それは人間にとらわれたストレスかもしれませんし、世話が行き届かなかったからかもしれません。 また、もし最初から弱っていたために人間の手に落ちたとすれば、その雛は素人にはもうどうしようもありません。健康ならば人間を警戒して寄せつけない野生の鳥が、簡単に人間の手に落ちるのならば最初から、死ぬ寸前だということです。 かわいそうですが、一定のものは落伍するのが掟です。人間の出る幕は残念ながらほとんどありません。できることは雛が無事生き延びることを願って安全そうなところに置いてくることだけなのです。 お気持ちはわかりますが、今後、野山でそのような巣立ちの時期の子供を見てもそっと見守ってやってください。 特にある種の子鹿、野うさぎの子などは、母親は一定期間、逃げるのが遅い子供を隠しながら育児を行う習性があります。その時期の子供は無臭にちかく、じっとしているために捕食動物に見つかりにくくなっているのです。 その時期の子供を見つけて簡単に連れ帰ってしまう人がいますが、今後、そのようなシーンに出くわしたらそっと遠ざかってください。むやみに餌を与えて彼らの気をひこうとせず、一定の距離を保ち、彼らを尊重してやってください。 もし、またその雛が気になるのでしたら、これから冬がくるのに備えて晩秋ごろにヒヨドリが好みそうな餌をお調べになって鳥の餌台を設置してみてください。 さまざまな鳥がその餌台を訪れ、厳しい冬を乗り越える糧にするでしょう。そのなかに、もしかしたらこの夏助けたヒヨドリの雛がいるかもしれないと想像してみてください。そのほうが動物の世界とはどのようなものかbakunenさん方になにがしか感じ取って頂けるのではないかと思います。 動物に関わった者からのお願いでした。
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- mak0chan
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#1さんに賛成票を1票。 参考URLは日本野鳥の会です。。「バードウォッチング入門」→「野鳥についてのご質問」→「けがをした鳥を見つけた」と「ヒナ」を見つけた」の順に開いてください また、よく似た質問がありますので併せてみておいてください。 http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=632649 http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=618060 http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=598833
お礼
ありがとうございました。無知はやっぱりこわい。
お礼
早い!ご回答ありがとうございました。無知はやっぱりこわい。 ご指導を感謝しよく理解して対処いたします。