• ベストアンサー

お願いします。【ピアノ】

今、12月初め頃にある発表会に向けて、ベートーベン【悲愴】第一楽章の練習をしています。 右手左手の音の粒が合わず、右手左手合わない箇所が所々あり、苦戦しています。 音の粒をそろえるオススメの練習方法はありますか? それ以外にも、悲愴1楽章を弾くにあたって良い練習方法があればお願いしますm(__)m

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
noname#161886
noname#161886
回答No.1

こんにちは。 12月初めとは また随分と切羽詰まったお話しで… どこがどう合わないのか どこの音の粒が揃わないのか良く判りませんが おそらくテンポを上げて練習されていると思いますので とりあえずテンポをゆっくり拍を意識してリズム変奏。あまり時間がないので慌てる気持ちはわかりますが テンポは発表会の前日に上げても間に合います。 拍はできればイチトオ ニイトオと口に出して 無理なら頭の中で意識的に数え 拍感を整えます。左右が合わないのは拍感が希薄な場合が多いですよ。 Graveは4分の4拍子ですがAllegroからは2分の2拍子になりますよね。その拍子が変わったすぐの左手の分散オクターブ(8分音符)がイチトオニイトオになります。なので最初の小節の右手のドーーミ(ナチュラル)のミはニイトオのトで左手と同時に弾きます。当たり前のことですが 意外と拍に無頓着だと感覚だけで弾いてしまって 速く弾くと合わなくなります。他の部分も同じことですので必ず拍を意識して縦のリズムがきちんと合わせられるようにしてください。ゆっくりのテンポで良いです。28小節2拍目から29小節1拍目がタイになっていますね。そういう箇所もきちんと数えていないとリズム感が悪くなり リズムの乱れから音の粒が揃わなくなるので注意してください。 57小節から2音フレーズに装飾音が出てきますが 一度装飾音を取って2音フレーズを正確に弾く練習をしてみてください。2音フレーズの弾き方はご存知だと思いますがスラーの最初の音を強く(重く)後ろの音は抜きます。 89小節からは保持音を保持したまま内声をスタッカートで練習。 94小節からの1拍目2拍目のスタッカートはアクセントに解釈してしっかり重みをかけ,すぐ抜いて他の音は力まずに。同様に99小節100小節の2拍目のスタッカートもアクセントに解釈して その前後の音は決して力まないように。103小節からの右手は音の粒が揃いにくいので やはり拍を意識して左手と良く合わせながら スタッカートやリズム変奏で念入りに練習。 展開部に入り 右手に分散オクターブが多用されている箇所は 左手のアーティキュレーションに注意して やはり2音フレーズを丁寧に意識(もちろん拍も)。167小節からも音の粒が揃いにくいので スタッカートやリズム変奏で念入りに練習。 とにかく全般的に拍を意識しながらのリズム変奏【多分付点(タッカ)が一番やりやすいですが,できるところは拍子を変えてタタタンタン,タンタタタン,タンタンタタなど】が効果的ですし,細かい動きはスタッカートも有効です。 また分散オクターブは手首を柔らかく左右に振るんですが これはすご~くゆっくり練習します。もちろんリズム変奏も良いです。1と5指は支えるだけの役割で バタバタ動かさないでください。手首の振動で弾くと楽です。 また 音楽的に歌うこと。丁寧に歌うこと。非常に重要でテクニック向上の近道です。時間がなくても決して忘れないでください。 発表会ご成功お祈りしてます。 ご参考まで♪

maimeroc
質問者

お礼

本当にご丁寧な回答ありがとうございますm(__)m 回答者さんの言われるように練習も行い、無事、本番を終えることができました。弾けば弾くほど、壁にあたりましたが、最後はこの曲が大好きになりました!ありがとうございました!

関連するQ&A