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ムクゲやハマボウの挿し木後の管理について
この夏ムクゲとハマボウをプランターで挿し木育成しています。 そろそろ落葉期になりつつあります。 庭にはいつごろ移しかえたらよいかなど、今後来年にかけての管理について教えてください。
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既に双方とも十分に発根しているはずですが、落葉樹は完全に葉が落ち てから移植をしますが、挿し木で行った場合は葉が落ちたからと言って も直ぐには植付けはしません。時期としては双方とも3月から4月初旬 が最適です。今の時期に根を動かすのは、命取りになります。このまま の状態で越冬をさせ、時期が来たら移植をして下さい。 ムクゲは樹勢が強い花木で、必要条件としては朝から夕方まで日が当た る場所で、水はけが良い場所を選びます。日陰やジメジメした場所では 蕾が付きにくくなる性質があります。掘り穴に十分に堆肥を混ぜ込んで 高植えにして植付けます。 肥料は2月の寒肥えとして、油粕に骨粉を3割程度混ぜた物を施し、9 月の御礼肥えは化成肥料を施します。成木時で二握り程度ですが、今は 苗ですから与える配合率は同じでも量は考えて施して下さい。 剪定は11月が最適です。 害虫はアブラムシやワタノメイガ等が発生します。 ハマボウはフヨウと同じ仲間ですから、栽培方法はフヨウを参考にして 下さい。朝から夕方まで十分に日が当たる事が条件ですが、ムクゲとは 違いジメジメ感が強い場所を好みます。地際が乾燥する事を嫌う性質が あるので、掘り穴には多めに堆肥を入れて下さい。 掘り土の半分に肥料や堆肥を混ぜ、残りの半分には何も混ぜないように します。穴に肥料や堆肥が入った土を埋め戻し、軽く足で踏み固めて下 さい。その上に肥料分が無い土を全て入れ、ハマボウの苗を植える時は 移植ゴテで浅めの穴を掘って植付けます。 肥料は2月の寒肥えと開花後の2回で施し、両時期とも油粕と化成肥料 を等量混ぜた物を施します。 剪定は11月中旬から12月中旬までです。 害虫はアブラムシやハマキムシ等が発生します。
お礼
ご多忙のところ、詳細に渡り、ご回答頂き有り難うございました。 来春までこのままジッとさせておきます。気になるのは降霜や降雪なので、 ビニールの簡易トンネル冬場をしのんでみたいと思います。