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既設の橋の平面図を書きたいのですが、寸法等の資料が全くありません。
既設の橋の平面図を書きたいのですが、寸法等の資料が全くありません。 そこで簡単な測量をし作成しようと思っています。 橋長は200メートル以上あり、曲線と直線とで構成されています。 平面図といってもほぼ正確な形とほぼ正確な橋長で十分です。 幅員は巻き尺で測れるにしても、曲線の測り方がよくわかりません。 また測量で使う座標系の知識はありません。 トランシットは何度か使ったことがあり、設置と角度は読めるのですが、距離は 交通量が多いため巻き尺では測れません。 光波をレンタルで使おうと思っているのですが、その際測り方は 1.任意の点を決めてそこに光波を据える。 2.橋の上流(下流)の壁の一点の距離を測って、その点から壁にそって適当な 区間の点で最初の点との角度と距離を求める。 3.以下繰り返し。 そうするとそれをCADに落とした場合には多角形ができあがり、頂点を適当な曲線で 結べば大体の橋の形が分かる。 そのように作図すれば良いでしょうか? 精密なものは必要ではありませんが、あまりいい加減なものはダメです。 以上のような測定で大丈夫でしょうか? もっと他にも良い方法があれば教えてください。
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- meiki
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説明不足ですみません。 任意地点をX=0、Y=0とするのはあくまでも測点の相関関係を把握する為の物で 図面は座標なしでも構いません。それと公共座標との関連性もありません から北方向を位置付ける事も出来ません。 公共座標は万の位で小数点以下3~4位までの数値の為、入力の手間を省く 為だけの簡易な方法です。 それから0方向の避雷針も橋の1測点を0方向にしてもかまわないわけです。 ただ測量の基本として基準方向の視準は測点視準より長いほうが成果の 精度が高くなるというだけです。 既知座標が2点有れば今の光波は視準した地点の座標も表示されるように なっています。 座標計算ソフトと言うのは任意点、新設点の座標の計算とか既知点の復元の為の 座標が計算できるソフトです。 測量の成果をキャド用に変換するソフトではありません。 ネットでフリーソフトと入力すれば活用できる優れモノが有りますよ。 光波の性能がいいものはキャドとの関連性があって、データ移動が出来るものも 有るみたいです。
- meiki
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こんにちは 土木工事に携わっているものです。 座標の知識はないとの事ですが、光波が使用出来れば 概略の図面は出来ますよ。 まず光波と言ってもトランシットを使用した事が有れば そんなに難しいものではありません。 角度も距離も表示されるので読み取るだけです。 座標は難しく考えずに地表面に餅焼き網を水平に置いたものと 考えます。 まず、質問者様が言われるように橋の測りたい箇所が見渡せる場所に 器械を据え付け、そこをX=0、Y=0地点とします。 次に直線部だとその両端地点の距離と角度を測ります。 この時角度の0方向を決めておきます。例えば遠くに見える 建物の避雷針とか・・・すべての角度はそこからの測角。 曲線の場合はある程度こまめに測点を決めて行けばそれだけで 図面化した時に曲線になります。 測量した成果をキャドに打ち込み点を結べば橋の形は出来ますよ。 使用のキャドによってXとYが違う場合があります。 測量系は縦軸がXですが、数学系は横軸がXになっているものが 有ります。 直線部は両端の点を結べば形は出来ますが、曲線部は測点の数に よって曲線の精度が変わると思いますのでその時は任意のRの曲線を キャド上で重ね合わせれば曲線も出来ます。 普通道路の曲線半径は100m単位で設置して有りますのでいくつか 当てはめれば出来ると思います。 曲線にも円曲線、緩和曲線、クロソイド曲線とかが有りますが 国道や高速道路でない限り、義務教育で習う円曲線だと思います。 座標は現在の土木工事にはかかせないものだと思いますので 難しく考えずに習得されたほうがいいと思います。
- gisahann
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お仕事で使われるのでしょうか? 本来は、役所にあるべきものですが、道路線形がないと正確なものは描けません。 (すなわち、道路の中心線がいるわけですので、長い距離での偏角などもデータをとっておいてください。) また橋長と云っても、どこからどこまでなのか専門の知識がないと無駄事になります。 (対象は製作誤差と現地の測量時の温度にも影響されていますから、端数の処理にこの辺りの事情を汲む必要があります。 橋の幅なども、カーブのところではわざと寸法をふくらましていることも多いですので、注意してください。) 図案的に使用されるのであれば、お説の通りで良いのではでしょうか。 (本来ならば、定位置は橋自身とは無関係のポイントで見通しがきけばよいのですが・・・。) また、光波で測量する場合の距離は、水平距離、斜めの寸法(距離)との使い分けが出来るようになっています。
お礼
回答ありがとうございます。 そうです、図案的に使用します。役所にも問い合わせたのですが古い橋なので図面は残ってない とのことでした。(探すのが面倒でそういったのかもしれませんが・・) ご指摘の点を注意して作業したいと思います。参考にさせていただきます。
お礼
ご回答ありがとうございます。 座標についての解説参考になりました。工事ほどの精密な測量を要求されることも 無かったのでいままで簡単に測定していました。 それに小規模な平面上のものばかり測定していたので、トランシットとメジャーで十分でした。 ご説明のとおり餅焼き網(方眼紙)をイメージしてみたら、確かにX軸、Y軸の点で描ける ことは理解できました。 たとえば任意の点をX=0、Y=0と決めて機械を据えて、そこから避雷針からの角度を 測った場合にはその避雷針の座標も出す必要がありますよね? そのX=、Y=というのは光波で表示されるのでしょうか? 次に両端地点の角度と距離はやはり座標でだしてメモしておき、後からCADに入力すれば よいのでしょうか?この場合もX=、Y=という表示でよいのですか? 橋にそってポイントごとにX=、Y=という座標が表示されれば、あとはそれをメモしておき、 その座標をCADの画面に落とせれば良いと言うことですよね。 光波の座標をCAD用の座標に変換するものを「座標計算ソフト」とかいうのでしょうか? 今使っているCADはJWCADです。 光波の機種はレンタルしてみないとわかりません。