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はよ行きや
はよ行きや 最近時代劇の龍馬伝を見ています。方言が多くてむずかしいです。連用形に「や」を付けることがよくありますが、それはどういう意味かわかりません。お願いする時や命令する時に使われるように思われます。標準語にすると「はやく行け」、「はやく行ってください」に近い意だと思います。 「ちっくと待ってつかあさい」というセリフも耳にしたことがあります。「ちょっと待ってください」の意味でしょう。それを「ちっくと待ちや」に言い換えたらどんな違いがあるんですか。教えてください。
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こんにちは。高知県民です。 龍馬伝の土佐弁は高知でも色んな意味で話題になります(^_^;)。方言指導の方は多分ちゃんとした人だと思うのですが、どうも???な言い回しや語尾が多いですね。一番ずっこけたのが「ごめんちや」感動のシーンが台無しでした。「ちや」は余程好きらしくしょっちゅう使われていますが、現代の土佐弁では強調言葉で「ごめんちや」は意味的に「もう何回も謝ってるでしょ!これで謝るの最後ですよ。ごめんなさい!」みたいな逆切れの印象を与えてしまいます。会話としては「宿題しいよ」「分かっちゅう」「ホンマニしいよ」「分かっちゅうちや!」みたいな時に「ちや」が出てきます。あれで多くの高知県民の涙がひっこんだ事でしょう。 本題ですが「はよ行きや」は余程親しい人か目下の者にしか使いません。言葉遣いが乱暴という、土佐弁でいう所の「がいな言い方」になり、キツイ印象を与えます。標準語では「はやく行けよ」みたいな感じでしょうか。「つかあさい」は丁寧な言い方ですが、現代では余程お年を召した人しか使わない殆ど古語な方言です。「○○して下さい」という優しい印象になります。標準語では「少し待って下さい」ですね。これが「ちっくと待ちや」でしたら笑いながら言ったら「ちょっと待ってよ~」みたいな感じになりますし、普通の言い方では「ちょっと待てよ」というキツイ言い方になります。 ちなみに「ぜよ」は60代以上の男の人が使う方言です。土佐弁は男言葉と女言葉があります。どんなに男勝りな女の人でも男言葉を使う事はまずありません。 ご参考までにm(__)m。
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- ymt3
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関係無いけど、NHKのドラマの大阪弁指導の方は高知生まれだそーです。 だから、大阪弁の喋り方やニュアンスがちょっと違います(^^;
お礼
ご返事ありがとうございます。
- cowc
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「や」は主に関西方面で使います。 関東の「よ」や「ね」に置き換えることができますが、相手が年下、下位の者に対して言う場合に使うことが多いのです。 問:標準語にすると「はやく行け」、「はやく行ってください」に近い意だと思います。 答:(注)今は標準語といわず共通語といいます。 「はやく行け」(高圧的なもの言い)、「はやく行ってください」(丁寧なもの言い)の中間の命令です。 ◇「早く行きなさいネ」「早く行きなさいヨ」 問:「ちっくと待ってつかあさい」を「ちっくと待ちや」に言い換えたらどんな違いがあるんですか。 答:「ちょっとの間待っていてネ」「ちょっとの間待っていなさいヨ」 なお、方言や訛(なまり)は、意味を共通語に一応は直せますが、それぞれ微妙な感情表現の違いがあるので、その違いまで共通語に直すことは極めて困難です。
お礼
標準語ではなく共通語なんですね。ご返事ありがとうございます。参考になりました。
- kataparuto-001
- ベストアンサー率15% (7/44)
僕は広島に住んでいるので、高知とは少し違うのかもしれませんが、「つかあさい」は「~や」より丁寧な言葉だと思います。親しくない人、目上の人にお願いするときは「つかあさい」です、 (まあ最近の人はめったに方言なんて使いませんが…)
お礼
早速のご回答ありがとうございます。 なるほど、「~や」より、「つかあさい」は聞き手にすこし丁寧な感じをさせるんですね。よく勉強になりました。ありがとうございます。
お礼
大変丁寧な御返事をいただきありがとうございます。方言ってむずかしいですね。勉強になりました。