「完全犯罪」を標榜するサスペンスは、結局犯人が捕まるわけですが、逃げ切

質問

「完全犯罪」を標榜するサスペンスは、結局犯人が捕まるわけですが、逃げ切るようなものはありませんか？社会通念上、悪党が勝ち誇ることは許されないのでしょうが、三好徹の「コンピュータの身代金」なんかは主犯が1000万くらい掠めて（本来なら10億円）逃げ去れそうでほっとしました。（古い例ですいません）。
さすがに殺人者が逃げ切るのは問題でしょうが、「羊たちの沈黙」では殺人凶が自由の身になりますね。
こっちは本質門の趣旨とは若干異なりますが、一例として。
悪党がスカっと勝利するような小説、映画があれば教えてください。

回答No.4

Creasy_12_10_42

犯人が逃げ切り爽快感がある作品
（犯人は極悪人では無い）

週刊文春の「２０世紀ミステリーベスト１０」より

国内第１位
　天藤真 「大誘拐」
　＊補足 第２回週刊文春ミステリーベスト１０ ２位

海外第３位
　ルシアン・ネイハム 「シャドー81」
　＊補足 第１回週刊文春ミステリーベスト１０ １位
　　　　つまりこの賞の一番最初の１位がこの作品である。
　　　　この当時は国内、海外の切り分けがない。

羊たちの沈黙は、２０世紀ミステリーベスト１０ 海外第１位

あと２０世紀ミステリーベスト１０
海外第６位も百万ドルをとり返せ！（ジェフリー・アーチャー）も
面白いです。
ちなみに第１回週刊文春ミステリーベスト１０ の３位

http://www.bunshun.co.jp/stockfile/best20c.htm

回答No.3

ginkuro814

岡嶋二人『９９％の誘拐』
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4062747871.html

伊坂幸太郎『陽気なギャングが地球を回す』
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4396332688.html

お礼

ありがとうございました。

回答No.2

yomyom2001

私が一番好きなサスペンス小説です。
「白昼の死角」高木彬光　著　１９６０年初版

映画にもなりましたが、何故かＤＶＤ化されていません。
（ＶＨＳのビデオはあります。１９７９年作品）

主演は夏八木勲さん（この映画の時に角川春樹社長の薦めで
夏木勲に改名したのですが、しばらくして元の名前に戻してます）。

共演者には中尾彬さん、竜崎勝さん（フジの高島アナのお父さん）
千葉真一さん、島田陽子さんなどなど、です。

「狼は生きろ！豚は死ね！」というのが映画のキャッチコピーで、
巧妙な手形詐欺（手形のパクリ）を題材にしてます。

今の法律では実行不可能のようですが、原作が発表された当時には
同じような詐欺事件があったらしく、高木彬光さんがバッシングされた、
という話もあるようです。

原作は文庫本でも、ぶ厚いので、ＶＨＳビデオの鑑賞をお薦めします。

お礼

ありがとうございました。
原作者へのバッシング、模倣犯の出現は
よくわかります。だからこそ勧善懲悪式の
作品が多くなるんでしょうね。

回答No.1

mshr1962

□映画
■窃盗
「オーシャンズ11」
http://movie.goo.ne.jp/movies/p32778/
「オーシャンズ12」
http://movie.goo.ne.jp/contents/movies/MOVCSTD6302/
「エントラップメント」
http://movies.foxjapan.com/entrapment/
「おしゃれ泥棒」
http://movie.goo.ne.jp/movies/p1372/

□小説
■殺人犯
赤川次郎「殺人よ、こんにちは」
http://www.kadokawa.co.jp/bunko/bk_detail.php?pcd=200611000284
アガサ・クリスティ「カーテン」
http://www.hayakawa-online.co.jp/product/books/320033.html

□ライトノベル
■窃盗
火浦功「高飛びレイク」
http://publications.asahi.com/ecs/detail/?item_id=8576
斎藤英一「快盗Ｔ・Ｔ」※絶版
http://stwo.hp.infoseek.co.jp/novel/tt.html
鴉紋洋「カルとブラの大冒険」※絶版
http://www.fukkan.com/fk/VoteDetail?no=17174

お礼

ありがとうございました。
傾向としては私の趣味とは違いますが、悪党が勝つのにも
いろんな分野があることが分かりました。