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老人保健施設での看とり(御家族の希望)について
- 老人保健施設での看とり(御家族の希望)について
- 老人保健施設での看とりで、御家族が希望するケースがあります。しかし、老健の本来の目的を考えると疑問を感じる場合もあります。御利用者が単身でなく、近くに御家族がいらっしゃって家庭環境も整っている場合、自宅での看とりは可能ではないかと考えます。ただし、御家族の負担や御利用者へのサービスの低下など、様々な要素が考慮される必要があります。
- 老人保健施設での看とりについて、御家族の希望がある場合があります。しかし、社会復帰が目的である老健では、御利用者が家庭環境が整っており、近くに御家族がいる場合は、自宅での看とりが可能なのか疑問を感じることもあります。ただし、御家族の負担やサービスの低下などを考慮し、慎重に判断する必要があります。老健施設によって異なる場合もありますので、適切な対応が求められます。
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こんにちわ。私は老健ではないのですが、有料老人ホームで働いていました。 家人様の希望で、看取りをお願いされる事多かったです。 様態が悪化したら、家人様に連絡し駆けつけてもらうが条件でした。家人様がかけつけ看取ることが多かったです。家人様が泊まることもあります。 私がいた施設は、夜間は看護士さんもいないし、若い介護士で対応するしかありませんでした。 看取りの希望される家人様は延命を望んでいない方が多いため、心臓マッサージもしてはいけませんとか色々細かい対応していました。でも苦痛は除去してほしい(どこまでしたらいいか分からなかったです。)とか酸素マスクのみはしてほしいとか色々です。 夜間は、20人を一人で見ているため、その方一人に付き添っているわけにはいかず家人様にお願いするしかないがの現状でした。 検死になったこともありますよ。巡回は1時間に1回ですが、次の巡回までにその方が眠るように亡くなったそうです。その介護士は自分をせめてましたよ(気になって20分に一回は見に行っていた)家人様が遠方のためなかなかこれなかったのです。家人様には老衰であり眠るようにいった事を伝え、「よくしてくださってありがとうございました」とお礼を言ってもらえたのですが・・・ 自宅での看取りが難しいと私も思います。施設側と家人様がきっちり話し合いをする必要があると思います。私の施設は話し合いの場を何回もつくっていました。個人にあったマニュアルも作成しましたよ。 たとえば、延命は望んでいないが、苦しそうであれば救急搬送してもよい等でも心臓マッサージはしない。ガンであれば、ターミナルの先生と契約してもらうなどです。20名を一人で見ているため付ききりは無理なことも分かったもらえるまで説明しました。 確かに、精神的にすごくまいることもたくさんありました。施設によって考えは多種多様だと思います。 その施設の方針だと思うので・・・ 長文すいませんでした。
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私は、昨年、自宅で母の介護をしておりました。ガンの末期でした。 引き続き、自宅で看取りたいと思っておりましたが、それは、何というか、きれいごとだと思い知ることになりました。 状態が悪くなると、食事も、服薬も、できなくなります。 母の場合、服薬ができなくなると、痙攣の発作のリスクが高まります。 発作がでれば救急車を呼ぶほかはありません。 病院で数日過ごすと、眼に見えて状態が良くなります。 自宅で看取るということは、状態が悪くなっていることが判っても、何もせず、ただ手をこまねいて見ている、ということなのだと知りました。 何とかしなくちゃいけない、と思いながら、何もできない、というのは、耐え難いことです。 結局、母は病院で最期を迎えました。 私は看取ることから逃げた、という多少の罪悪感はありますが、自宅で看取った場合には他にやりようがあったのではないかと、もっと自分を責めることになったかもしれません。 眠るように、いつの間にか息を引き取る、ということはなかなかに実現しがたいことだと思います。 在宅担当の医師も、結局のところ、最期に診断書を書くのが自分の役割と考えているようです。 介護しつつ、徐々に状態が悪くなるのを実感していた家族であってさえ、自宅で最期を看取るということは抵抗のあることです。 ましてや、介護を自分たちでしてこなかった家族に、自宅で看取れというのは無理なんだと思います。 何をどうしてよいやら(どうしようもないのですが)わかりませんし、見捨てられたという思いをすることでしょう。 母の入院中は、父も私も毎日病院にいきましたが、毎日いらっしゃるご家族は珍しいです、と言われました。 老健ではどうか、ということにはコメントできませんが、人間に寿命があるというのは避けがたい事実ですから、看取りのための受け皿が必要だというのはあきらかです。 社会復帰を…というタテマエは、ヒトが死ぬという現実の前には無力なんでしょう。
お礼
回答ありがとうございます。 最期の一言はとても重い言葉ですね。 参考にさせていただきます。
- 1964orihime
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私は、要介護者の家族ですが、 >自宅での看とりは無理なのか?!ってつい考えてしまいます。 私が答えるのであれば、即座に無理!と言います。 在宅で看取りをするには、看取りを手助けしてくれる在宅医を探さなくてはいけません。 まずこの段階で、在宅医が見つからず諦めることがほとんどではないでしょうか。 在宅医が見つかったら、家族が胃婁の処置を医師の指導を受ける・・と続いていきます。 鼻腔チューブなど抜かれてしまったらそのたびに医師を呼ばなければいけません。 その他にも、発熱したなどの場合、どうやって受診させたらよいのか・・など家庭での看取りは、24時間体制で、応援してくれる医師の存在が必要です。 病院での看取りが80パーセントを超えると聞いたことがあります。(古い数値かもしれません)在宅医療でずっと見ていても最終的に救急車で病院に運び病院で亡くなるということだと思います。 私の知る限りでは、同じ敷地内に系列病院がある老健は、終末期は病院に転院させています。 ただ、家族としては、病院に転院するのであれば、慣れ親しんだ老健で最期を迎えさせたいと考えるのではないでしょうか。 看取りをしていない老健から終末期だけの受け入れを断っている病院も有り、入院先を探すのに苦労しているところもあるようです。 我が家の近所の方が、老健で看取りをしていただいた話も耳にすることがあります。各施設によって違うと言うしかないのかもしれません。 先回の介護保険の改正で、老健にもターミナルケアの加算が付いたと思います。 それだけ、老健での看取りが必要になってきたと言うことと、看取りをする方向になってきたのだと思います。 施設の負担が増えた分(には足りないかもしれませんけど)利用者も金銭的負担が増えています。
お礼
回答ありがとうございます。 老健3年目とはいえ、周囲の状況にはまったくの無知でした。 ターミナルケアの加算なんて付いたんですね。。。 これまた半分愚痴ですが、マンパワーが完全に、しかも恒常的に続いている我が施設においては、 あまり現場には関係ない(影響が変わらない)かもしれませんが。。。
- ttt1214
- ベストアンサー率20% (65/323)
僕は老健に勤めている訳でも、介護の職場にも勤務した事のない、まったくの第三者です。 介護の問題などなどは、テレビニュースや雑誌などで拝見しますが、今の家族関係に憤りを感じています。 僕の祖父母は、介護施設を利用せず、最後まで、家族と共々に過ごし、家族や孫に看取られながら他界しました。 介護の現場の方々も大変な思いをしていると思いますが、老健の前提の社会復帰をという事をたててしまえば、結局は、家族と同じような態度になりかねないような感じがします。 言い方が悪くなりますが、 めんどくさい事を他人に押しつける事と同じように感じます。 結局、家族がいたとしても、家族との関係が冷えきった老人は、家族がないのと同じです。 そんな状態を理解していただき介護してもらえれば嬉しいです。 どうしても、家族に看取りをしてもらいたければ、介護施設の言い分ではなく、家族としての大切さを訴えて、家族との冷えきった関係を改善するようにしていけば良いと思います。
お礼
回答ありがとうございます。 参考にさせていただきます。
補足
>めんどくさい事を他人に押しつける事と同じように感じます。 >結局、家族がいたとしても、家族との関係が冷えきった老人は、家族がないのと同じです。 ここまでの気持ちは私にはありません。 個々の御家族で家族背景が違いますから。 どなたにでも「家で看とってほしい」というわけではありません。 私の書き方もいけなかったですが、看とる御利用者のレベルとしては、あと数日…という状況です。 本当に最期という状況です。 ※その状態で移動するのか?という御指摘もあるかと思いますが、ほとんどの御利用者の御自宅は施設から車で30分圏内です。
お礼
回答ありがとうございます。 素晴らしい施設ですね。 そこまでのコミュニケーションが御家族との間で取れておらず、なんだか恥ずかしいです。 どうにも嘱託医師の勝手な判断(時には御家族の希望も無視…)に左右しがちなので、医療従事者としては羨ましいくらいです。