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温暖前線の後に寒冷前線。風の向きは?
ある問題でつまづいています。 「ある地点で温暖前線の後に寒冷前線が過ぎると風の変化はどうなるか?」というもので、 答えは「温暖前線の通った後は風向が南に変わり、寒冷前線の通った後は風向が北に変わる」とあるのですが、 単純になぜ?と思うのです。ご存知の方、教えてください。
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- SCNK
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たびたび済みません。への字にあたるところだから二つの前線が通過するわけです。それでも必ず両方通過するとは限りません。偏西風などに乗って低気圧自体が動くので、通過するというだけのことで、低気圧の動きによっては片方だけしか通過しないということもあるでしょう。 高気圧の場合には前線は出来ません。なぜ前線が形成されるかというと、低気圧の場合は周囲から大気を吸い寄せるわけですから、自然と北からは冷気、南からは暖気を吸い寄せるわけです。それでへの字が形成されるのですね。でも高気圧の場合は周囲に吹き出るのですから、そもそも暖気を吸い寄せるということがないわけです。
- SCNK
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前線だけ見ても分かり難いですね。低気圧と組み合わせて考えた方が良いでしょう。前線は低気圧の中心から、への字型に伸びてますね。東側にあるのが温暖前線で、西側にあるのが寒冷前線です。 低気圧の中心に向かって風が吹き込みますが、このときコリオリ力が働きます。南からの風は、地球の南の方が円周が大きいので、円周速度が大きいわけですから、円周の小さな北に進むと、速度が余って右によります。北からは反対になります。これにより反時計方向の渦が生じます。 ここにそれぞれの前線を置いて見てください。風向きがわかるでしょう。 この問題は因果関係が逆なのです。前線が風の変化をもたらすわけではありません。たしかにある地点での観測といえばそうなのですが、まるで群盲象を撫でるですね。
お礼
回答ありがとうございました。 温帯低気圧の図が確かにへの字型になっていますよね。 でも、これって観測地が低気圧の下であれば温暖前線通過後は南風で、寒冷前線通過後は北風であるのは分かるのですが。。観測地が低気圧の上(への字ではない方)にあった場合は風向は変わってしまいますよね?そもそも、への字型の所にちょうど観測地がある時にしか、二つの前線が通過するということがないのでしょうか?もっと言ってしまえば、(す。。すいません。。(-_-;) )高気圧だった場合は風向がぜんぜん変わってきてしまいますよね。これもやっぱり二つの前線が通過する時というのが低気圧である時しかないということなのでしょうか?もし宜しければ、回答よろしくお願いします。
お礼
回答ありがとうございました。 なるほど。結局、2つの前線が通過するのは低気圧でへの字型のところ、しかもそれでも2つが通過するとは限らないということですね。