ウレタンマスクの毒性について
ウレタンて、以下の資料を見ると原料は使用者に防毒マスク着用などを強いるほど毒性が強く、皮膚付着や吸入で健康被害があり、廃棄上も問題ありそうなのですが、製品化したウレタンマスクを四六時中着用して大丈夫なのでしょうか?
ポリウレタン原料について 安全取扱いの手引き
ウレタン原料工業会
http://www.jura-urethane.org/document/pdf/Guide%20for%20Safe%20Handling%20of%20Polyurethane%20Raw%20Materials%20Revised%20in%20January%202020.pdf
Q12. ポリウレタン原料を取扱う場合に、 使用する保護具類にはどのようなものが ありますか?
A12
防毒マスク、送気マスク、化学防護服、化学防護手袋、化学防護長靴、保護めがね
Q17. ポリウレタン原料が目に入ったり、皮膚についたり、飲み込んだり、あるいは吸入した場合、どのような応急手当をしたらよいでしょうか?
A17
(2)皮膚に付着した場合 ポリイソシアネートやイソシアネート基末端プレポリマーが皮膚に付着した場合、そのままにして おくと、皮膚が赤く腫れて水庖ができることがあります。直ちに水と石鹸でよく洗ってください。汚染された衣類はすべて脱いでください。皮膚に多量に付着した場合には、シャワーの下で汚染した衣類を脱がせ、石鹸でよく洗った後、医師の診察を受けてください。また、皮膚刺激や発疹が生じた場合または気分が悪い時は、直ちに医師の診察を受けてください。汚染した衣類を再使用する場合には洗濯をしてください。
(4)吸入した場合 ポリイソシアネートの蒸気やミストを吸入した場合、喉の痛みや激しい咳をおこすことがあります。空気の新鮮な場所に移し、呼吸しやすい姿勢で安静にさせてください。直ちに医師の診察を受けてください。呼吸が止まっている場合は、衣服をゆるめ気道を確保した上で人口呼吸を行ってください。咳・たん等がひどい場合は、速やかに医師の診察を受けてください。
Q22. ポリウレタン原料を廃棄する場合、どのような方法が適当でしょうか?
(1)焼却 窒素酸化物等が発生しますので、排ガス処理ができる設備で焼却してください。焼却炉へ投入する場合、水・アルコール・アミン類を含む他の廃液と混合すると固化し、パイプ類がつまることがありますので注意してください。
お礼
ありがとうございました。