皆さんは、死刑制度についてどう思いますか？私は、冤罪はともかく、慎重に

質問

皆さんは、死刑制度についてどう思いますか？私は、冤罪はともかく、慎重に精査をして行うべきだと考えます。もし自分の身内が命乞いをしても無残に殺されたら？どうしますか？生かしておくには、税金もかかるし、日本には、終身刑はありませんから。

回答No.5

epsz30 · ベストアンサー

はっきりいって刑務所や拘置所などで長い拘束を経験した人でないと
実状が解らない、監禁・拘束される事の苦痛が解らないと思うので
ある意味、予想での憶測的な誤解した判断も多いと思います。

私の意見としては、終身禁固刑と死刑を比べるなら
犯罪を犯した側からすると死刑の方がずっと楽だと思います。
もし私が犯人でこの２つの選択肢しかないとされたら
迷わず死刑を望むと思います。

これは拘束された経験の有る無しで理解力が異なるので
経験をした人以外には理解しにくい事だとは思いますが
人間はどんな状況下であろうと必ず「欲」という物が強く発生するので
その色々な「欲」を長時間抑制される方が精神的にはずっときついものなのです。

死刑というのは死ぬ恐怖との戦いだと思いますが
死ぬまで拘束される終身刑というのは死ぬ恐怖だけでなく
１０年～２０年、場合によっては数十年という長期間
己の欲と戦い、願望と戦い、願いや求めを強いられ
最終的には死ぬという恐怖と戦う事になります。
どっちが過酷か・・となると間違いなく後者です。

また日本の刑務所や拘置所というのはとても厳しく
部屋にただ居るだけでも、外国のように自由に歩き回ったり
横になったりという自由が許されていないので
就寝時間以外は横になることも許されませんし
座っていて疲れたからといって壁に寄り掛かる事も出来ません。
また部屋の中でも監視の中ですし、部屋の中を自由に歩く事も出来ません。
３食与えられて食べ物に困らないとは言っても
好きな食べ物・食べたい物を食べられないという事だけでも
長期間それが続くとかなりの精神的苦痛ですし
１日中ずっと部屋に座っている事が強制される事も
半月～１ヶ月なら楽ですが半年～１年ともなると苦痛以外の何ものでもありません。
これらは実際に経験した者でないと解らない苦痛だと思います。

数十年間苦痛を与え続けられた上で死ぬのと
苦痛をあまり与えられず今すぐ死ぬのとどっちが楽か？となるので
究極の質問になりますが、苦痛が無い方が楽ではないですか？

なので、死刑＝苦しみを与える最大策、
として、死刑を究極の罰と考えている方が居るのでしたら
究極の罰は死刑ではなく、終身刑の方だという事を知るべきです。
※　外国の刑務所は場所によって自由も多く、比較的楽なので
日本の現在の刑務所・拘置所での場合は、です。

そういう実状を知った上で被害者側が本当に死刑を望むのか
終身刑を望むのかを問えば、また違った答えが出てくると思います。
※　被害者側だけでなく、一般の人の意見も同じく。

実際問題として究極の罰が何になるか、という誤解もあると思いますし
終身刑とするには数十年という長い拘束に伴う費用の問題があるので
大切な税金をそれらの人の生活費に回す事の無駄など
考える事は沢山あるのでなかなか難しい問題になります。

私が一番良いと思うのは殺人などの重罪の場合のみ
被害者家族に任せるという刑が一番最善の究極刑だと思います。

もし被害者が刺し殺された場合は、家族や身内が同じ様に刺し殺して良いとか
焼き殺された場合は同じ様に焼き殺して良いなど
身内や残された親族に犯人と同じ事をして殺めても良し！という刑があれば最善ではないですか？

身内等が自分達が犯人を殺すのは嫌だから終身刑にしてください、とか
懲役２０年にしてください、という判断を下すならそれが一番妥当だと思いますし
同じ様に犯人に復讐する事が出来ればある程度亡くなった者への供養にもなる気もし
犯人側も納得できるのではないかと思うのです。

やったらやり返される、では無いですが
残された親族が犯人に同じ事を出来るという風に変えるのが
私の考える究極の刑だと思うので死刑制度や終身刑制度など
現行の制度をもし変えるというのであればこの案を追加して貰いたいものです。

お礼

私の乏しい知識を冷静に分かりやすく解説していただいてありがとうございました。私も貴方と同じ意見です。

回答No.6

kyo-mogu

死刑制度は「命の価値」が高いからこそ有効だと考えています。

　もっとも尊い命を失うほどの犯罪をしたという意味があれば死刑制度は生きてきます。

　しかし、今は命の価値もあやふやで、ただ制度だけが残っている状態。だから問題なのだと思って居ます。

　本来の死刑の意味を考えて、命の大切さを認識させた上で死を。そして、失われる命を無関係な事で増やさないためにも慎重に運用すべきかと思って居ます。

　死刑廃止は、命の価値を失っているから出てきたのかなと。死刑を行ったとしても遺族にはすっきりしないでしょうけどね。でも、生きているだけでも腹立たしいのですから。
　でも、死刑囚も誠に反省し、遺族に対してしっかりと謝罪し、それで遺族から許しが出たら執行を遅らせるなどの対策もいるかもしれませんが。

回答No.4

deru

死刑はあって当然だと思います。
たとえ終身刑があったとしても、死刑は存続するべきだと思います、決して殺人犯＝死刑の考えではありません、残忍な殺人を犯した人間に多少でも生きる喜びを与えてはならないと思います。

回答No.3

hunaskin

＞もし自分の身内が命乞いをしても無残に殺されたら？どうしますか？
こんなことが実際にあったら自分で殺したいとすら思うでしょうね。

でも、それはあくまで感情の問題なので、
死刑制度は廃止の方向に向かえば良いなあと考えています。

回答No.2

impiousfox

（１）国土が狭く
（２）国民の文化的共通性が高く
（３）求められる倫理レベルも非常に高い

上記の特徴をもつ日本社会には死刑制度は非常に適しています
当然、慎重な適用判断をするための努力は必須です

野蛮であるとか国際的な機運であるとかといった廃止論は
そのあたりの現実的な事情を一切無視した浅薄な暴論です

回答No.1

SaKaKashi

死刑を廃止するなら、死刑と無期懲役を終身刑にして出所不能にする。
目には目を、歯には歯を。

もちろん、えん罪は阻止しないといけませんが。