※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:公共施設の利用許可)
公共施設の利用許可に関する法的な問題
このQ&Aのポイント
公共施設の利用許可に関する法的な問題について、具体的なケースを通じて解説します。
自治体が管理する公共施設の利用許可において、行政法学上の問題が生じる可能性があります。
公園施設利用書類に対する行政庁の裁量権や、外部団体による許可事務の法的な整理について考えます。
公共施設の利用許可
先日友人に相談されたのですが、細かい法律関係がわからなかったので質問させて頂きます。
彼によれば、ある自治体の有料公園施設(バドミントンコート 1時間単位で利用可能)を利用したいとのことで、申請日(尚、申請は先着順)初日に公園管理棟に行き、申請書類に「バドミントンコート B(コートは並列してA~Gの7面があり、一つ一つ区画されている。コートのコンディションや設備等はほぼ同じ) 14:00~16:00」と記載し、提出しました。しかしながら数時間後にとりに行くと、こちら側の同意もなく勝手に「バドミントンコート F 14:00~16:00」と書きかえられ、許可印を押されていました。理由を問うと、「Bコートに入れると(現時点で)13:00~14:00分が空白になってしまうが、Fコートだと11:00~14:00まで使う団体の後にすぐ入れられるので、効率性の観点からそうした」と言われました。しかしながら、彼は駐車場や自販機に近いBコートが良かったらしく、「先着順で好きな時間帯と場所をとれる、という規則なのだから、空いている以上Bコートにしてもらいたい」と言ったところ、「俺が決めたのだから絶対だめだ!」と追い返されたようです。
同自治体の条例及び施設管理規則、公園施設利用書類等を見る限り、有料公園施設の利用申請と許可という形態を取っており、行政法学上は、恐らく処分性を持つ行政庁たる首長による「許可」、という法的枠組みに該当するのだと思います。そして、私が調べた限りでは、当該利用許可に関し、首長は「都市公園の管理上必要な範囲内で条件を付することができる。」と書かれており、これが公園利用に関する行政庁の裁量権を定めた規定だと思われます。運営効率上、行政庁がコートの移動を自由に決められる、という具体的な規定は恐らくありません。上述したケースの場合、「Bコート」を勝手に「Fコート」と書き換えて許可印を押したことは、裁量権の範囲内にあたるでしょうか?
また、実際にこの公園を管理し、利用申請に関する許可事務(申請書を受け取り使用許可の許可印を押す)をやっているのは所謂シルバー人材センターの高齢者達(「俺が決めたのだから絶対だめだ!」といったのもその一人)です。恐らく指定管理者制度ではなく、民間委託という形でのを業務引き受けだと思うのですが、このように許可事務を実質的に外部団体が引き受けている場合、行政法学上、どのような法律関係によって整理されるのでしょうか?
以上2点、お答え頂ければ幸いです。尚、基礎的な公法、行政実務に関する知識はありますので、専門用語を使用して頂いても結構です。