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最近の本の誤植の多さについて
- 最近の本は誤植が非常に多いと思います。特にIT専門誌では1冊に何箇所かの誤植が見受けられます。誤植の種類は専門的に間違っているものから日本語としておかしいものまで様々です。
- 誤植があると本の信頼性が失われ、他の理解しにくい部分にも疑問を抱くことがあります。多くの本やwebサイトには「正誤表」があり、定期的に更新されています。
- 本は出版前に何重ものチェックを経ていると思いますが、それでも誤植が発生することがあります。昔と比べて誤植の多さが増えているのか、それとも昔からあったのかは分かりませんが、問題は続いているようです。
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質問者が選んだベストアンサー
1)電子入稿、電子組版になったから。 以前は組版の際に「誤植があってあたりまえ」でしたから紙の上で人間が赤入れを行ってました。画面上では意外と誤字、気づかないものです。 2)企画や記事作成は外注に出して当たり前になったから質が落ちた。 総合情報誌のIT関連記事なんざひどい代物ですな。
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- wisize
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身内が元校正に関わっていた立場としてちょこちょこと申させていただければ、 専門書の校正を手伝ったことがあるのですが、専門知識をもった校正の人は想像以上に少ないため、 小説などと比較するとどうしても誤字まみれになってしまうのも仕方ないという感じです。 意欲のある方は自身で勉強をされたりもしていますが、多種多様な本が出版されますからね。 あと「俺の書いた文章にケチをつけるのか」と、あからさまな誤字以外を修正拒否される方もいましたw; またパートの方などは意識が欠ける場合も多いようです。 適当に読んだふりをして判子を押すだけでお金がもらえる、という会話を耳にしたこともあります。 全員が全員そうだとは思いたくないのですが、意欲と能力とを兼ね備えた人というのは希少ですし、 その割には実入りがよくないから……というのが実情じゃないでしょうか。 ご存じかもしれませんが、誤字脱字や疑問点などをまとめて送れば重版の際に訂正される場合もあります。 誤字脱字などの素人でも「ああ、これは間違いだ」と分かる内容は出版社、 内容に関係してくるものは、連絡がつくようであれば著者に直接問い合わせるのが確実ですよ。 運がよければ図書カードなどをもらえる場合もありますので、後続の方のためにももしよろしければ。
お礼
内情をご存知の方からのご意見ありがとうございます。 誤字の種類としては国語的に文法がおかしい、文字を間違えているというものと、専門的に見て内容がおかしい、と二種類あると思います。 その場合はやはり国語的に確認する方と専門的に確認する方が必要になってくると思います。 が、現状としてそこまで金をかけれないからパートなどに任せている所も多いという事でしょうか。 しかしお金を出して買うんだから誤植があっても仕方がないというのはどうも納得がいきません。 実際誤植に対して出版社に問い合わせるなんて面倒ですし。
- mojitto
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趣味で昔の歴史小説から、現代の推理小説など、アレコレ手をつけていますが、特別な差異は感じません。 ただ、版を経ることに誤植が発見されれば訂正されるでしょうから、昔のほうが誤植が少なく感じるのは不自然さを感じません。 専門書系に関しては、当然のとこながら文法よりもその専門分野の知識も兼ね備えた人がチェックすることになるでしょうから、普通の書籍をチェックする人では手に負えないでしょう。 よって誤植が多いことに関して不思議はありません。 誤植があろうと、伝わりさえすれば特に問題はないですし。 こちらがその専門書を読むのに見合った知識があればいいのですから。 むしろ文庫本並のチェックをしていたら、その時間によって、専門書の賞味期限が短くなり、読者への価値も減ります。
お礼
>誤植があろうと、伝わりさえすれば特に問題はないですし。 伝わらないから困るんじゃないかと思います。 私はおかしいと思ったところをかなり調べたり聞いたりして間違いを確認しました。 誤植の部分が間違ってなければその労力はいらない訳です。 個人的には誤植が問題ないぐらいその本が読めるのであればさほど読む意味がないのではと思います。 色んな意見があるという事ですね。 コメントありがとうございました。
- Samantabha
- ベストアンサー率61% (560/916)
誤植は、昔から多くありました。 私が学生時代(20年以上前)の専門書など、1冊に必ず数カ所は誤植が見つかっていました。 まだ学生の素人ですら見つけられるほどの誤植が数カ所もあるということは、校正のプロが見たらもっと見つかるはずです。 昭和時代の書籍はもちろん、それ以前の大正、明治、江戸時代……と、私の専門分野では版本の時代にまで遡りますが、全く誤植のない書籍には、ほとんどお目にかかっていないと思います。 特に専門書は、小さな出版社が少ない人数で、限られた予算の中で編集作業をします。 自分が書いたものを自分が校正して、そのまま出版なんてことも、珍しいことではありません。 一人や二人の校正が入っても、複数回校正をかけてもらうとかしないと、なかなか誤植がゼロになることはありません。 質のよい校正者に複数回の校正を頼むとお金と時間がかかりますから、小さな出版社だと、なかなか外注はできないでしょう。 また、お抱えの校正者を雇う予算もないでしょうし、必然的にごく限られた身内だけでやってしまいがちになります。 で、自分たちが作っているものですから、既に内容が分かっているため漫然と読み過ごしてしまって、誤植が出てくるのだと思います。 これらは出版社の質に大きく左右されますから、現在でも、誤植の極めて少ない出版社もあります。誤植を出す出版社は、慢性的に誤植を出していると思って間違いないと思います。
お礼
昔から誤植は多かったんですか。 だとしたら最近の正誤表なんてむしろ親切って感じなんですかね。 >自分が書いたものを自分が校正して、そのまま出版なんてことも、珍しいことではありません。 こんなの確認じゃありませんね。 もちろん自分でも確認しますけど他の人にも見てもらわないと。 金がないのは言い訳に聞こえます。 コメントありがとうございました。
お礼
電子版で確認してるんですか。 仕事でもエクセルなど印刷してからミスが見つかる事がよくあったのですが。。。 普通売り物なんだから本にして確認すると思うんですけどしてないんですね。 また、外注に出してもいいけど最後は自社でしっかり確認してもらいたいですね。 結局責任は自社が取る事になるんだから。 コメントありがとうございました。