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麻の実はペット用のものを食べていいのか?
麻の実はペット用のものを食べていいのか? 様々な健康サイトを見てみると麻の実はとても栄養価が高く、非常に優れた食べ物であることがわかります。しかしいざ購入しようとするとペット用と人間用では価格にかなり差があります。近くのホームセンターで鳥などのエサを売っているところには100円~200円でかなりの量が買えます。これを人間が食べても大丈夫なのでしょうか?あくまで感覚の問題で、中身はペットも人間も全くおなじでなのでしょうか?
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食品と食品以外の飼料との違いは、既にNo.1さんが書かれている通り、食品衛生法の規制を受けるかどうかの違いです。 食品衛生法第6条第2校には、「有毒な、若しくは有害な物質が含まれ、若しくは付着し、又はこれらの疑いがあるもの」は、食品として販売などをしてはならないとされています。食品でなければ、この規定は適用されません。 その食品衛生法の対象外のペットフードですけど、ドッグフード、キャットフードなどの加工品のほとんどは、まさかと思うでしょうけど、開発段階では人間が味覚試験をしています。安全試験ではないのでしょうが、人に食べさせているそうです。もちろんドナーとして応募した人にそれなりのお金を払ってでしょうけど。 でもこの時の物は、人間が食べても大丈夫な材料を選んで、食品レベルの品質で作っているのだと思います。そうでなければ、いくらドナーでも危険なものは人間に食べさせる事は禁止ですから。 さて、麻の実を初めとして、天然の産品は、その様な試験をしていないでしょう。同じ麻の実であっても、食料品なら輸入検査を受けます。もちろん輸入している業者自身も品質検査をして、食品として合格したものを食用に販売しているのでしょう。 飼料用はどうか。輸入時の検査の対象外です。また食糧用途に輸入してみたものの、検査で不合格になったものを工業用あるいは飼料用に回す事もないとは限りません。 人間の食糧用なら、各種農薬、カビ毒などの検査が行われて、合格したものだけが食糧として売られているでしょうけど、飼料用にはその様な検査は不要です。 とは言え、畜肉用の家畜飼料なら最終的には人間が食べるので、余りに不安全なものは使わないと思います。飼料用としても自主的にそれなりの検査はされているでしょう。 でもペットや動物園の動物などはどうなのか。食品並みの安全性と品質は法的には求められていない。これだけが答として言える事です。 後もう1つ言える事は、動物の種族間で毒性の影響は異なる事も挙げられます。 人間には大丈夫でもペットには毒になるもの、逆にペット動物には何ともなくても、人間には毒になるものなどがあります。 安全性試験にはマウスやラットなどが使われますが、その種族間の安全性の違いを見込んで、複数動物で試験するのが普通です。そして種間の差、人間の個人差にそれぞれ10倍、更に安全率として10倍を見込んで動物試験結果の千分の1を人間に対する安全の基準としています。 また昆虫と人間とでは実に1万倍以上の毒性の開きがある物質もあります。農薬は、人間にはさほど毒にならないが、昆虫に対しては猛毒になる物質が選ばれている。これが1つの例です。
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- kishn_an
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食品は食品衛生法という法律で安全であることが義務づけられています。 しかし、 ペットのえさは食品ではないので、食品衛生法での安全性の義務づけがありません。つまり、人が食べても安全であるとは、だれも保証できないということです。
お礼
ありがとうございます。
お礼
大変参考になりました。 ありがとうございました。