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クワガタの標本について
クワガタの標本について クワガタの標本を作るときに酢酸エチルを使って体を軟らかくし、また腐らないようにするそうですが、酢酸エチルが手に入らないので、以下の質問をさせていただきます。 1,酢酸エチルの代用になるもので手に入りやすいものは何か。 2,ぬるま湯につけて乾燥させるだけでも腐らないか。 3,標本を保存するときの防虫剤は衣類用のものでも良いか。
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クワガタムシやカブトムシなどのようにしっかりした甲皮でおおわれた昆虫の場合は、十分に乾燥させれば腐りません。腐るのは中身がウェット状態のときです。 カラカラに乾かせば腐る部分がありません。ところがカラカラに乾いた死体の場合は、内側がカツオブシムシなどの害虫の格好のエサになります。 ぬるま湯につけて展足して十分に乾燥させれば腐りません。十分に乾燥したものは腐りようがありません。 標本を保存するときの防虫剤は衣料用と同じものですが、箱に衣料用を放り込んでもほとんど効果はありません。(スグ昇華してなくなります) 完全に密閉できる桐材で作った箱の各所つなぎ目に、溶かしたナフタリンを流して目張りして害虫の出入りを完全に遮断しなければなりません。フタと本体の境目を紙テープで巻いて害虫の出入りを遮断しますが、ボール紙製だと害虫が食い破って底などに穴を空けて標本箱の中に侵入します。 最近はホームセンターで簡易な標本セットが売っています。これは樹脂に昆虫を浸して乾かせば、樹脂の皮膜が死体を覆ってしまうので、腐りもしなければ、害虫も付きません。非常に手軽ですが、いわば死体をクリヤーラッカーで塗装するようなものなので、表面のテリや質感が変わります。
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- TAC-TAB
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十分に乾燥させないと腐りますので、ぬるま湯で柔らかくして展足したら、風通しの良いところで死体の重量が軽くなるまで乾燥させます。生のときはズシリという感じですが、十分に乾くと、ちょっとした風でも簡単に吹き飛ぶくらい軽くなります。クワガタだと1~2ヶ月、カブトで3ヶ月くらいが目安です。 100円ショップなどで売っている透明度の高いフタ付き容器などを利用して生態標本を作る場合は、フタをしてテープで巻くと害虫の侵入口がないので防虫剤を入れる必要はありません。 逆にナフタリンを入れると化学反応で容器が溶けます。
お礼
回答していただきありがとうございます。乾かせば腐らないのですね。参考になりました。
お礼
回答していただきありがとうございます。腐ることがないのならぬるま湯でやってみます。