iwate9さん、こんにちは。
漂白剤には、塩素系、酸素系、還元型の3つの種類があります。
衣類の漂白剤では、
塩素系・・・次亜塩素酸ナトリウム(NaClOを含む)
ブライト、ハイターなど
酸素系・・・過炭酸ナトリウムを含む
ワイドハイター
過酸化水素を含む
手間なしブライト
還元型・・・二酸化チオ尿素
ハイドロハイター
などがあります。
塩素系は、独特のにおいがあり、手が荒れやすいので、取り扱いには注意が必要です。
また、台所の漂白剤では、
次亜塩素酸ナトリウム(NaClO)を含むものが多いです。
これは、酸性にすることで、塩素(Cl2)を発生して危険ですので、
分解しないように、水酸化ナトリウム(NaCH)が含まれています。
この、水酸化ナトリウムは、強塩基(強いアルカリ性)なので、
大変危険です。
たんぱく質の変性作用がありますので、誤って目に入ったときなどは
失明する恐れもある危険な薬品です。
塩素系の漂白剤は、絶対に素手では扱わないようにしてください。
もしも、手で触ってしまったときは、直ちに大量の水で洗い流してくださいね。
あと、「混ぜるな危険」という表示もあると思いますが、
それは、酸性のものと混ぜたらいけない、ということです。
よく、中和すればいいやとお酢や、クエン酸などで中和しようとする人がいますが
塩素を発生して危険なので、やめておきましょう。
水で洗い流すのが一番です。
手についてしまった場合は、なかなかぬるぬるとにおいが取れませんが
念入りに手洗いすることで、多少は緩和されます。
皮膚からの吸収は、ほとんど問題にならない程度だと思いますので、
次回からは、なるべくゴム手袋を利用したいところです。
ご参考になればうれしいです。
(私も漂白剤を素手で触ってしまうことがあるので・・)
補足
ありがとうございました。 なめてかかるとやばそうですね。 次回からはゴム手袋します。