以前、町内会の班長をしてた時に班内の貸家に住む旦那さんが亡くなりました。
町内会では、班内の人達が葬儀の手伝いをするのが通例なので班長として手伝いを申し出ましたら、奥さんから「密葬」にするから手伝いは不要と申し入れがあり前代未聞の事態になりました。
密葬と言われても隣近所で知らん顔は出来ないので、お線香だけでもあげさせて欲しいと伺いました。
自宅には棺桶1つしかなく祭壇も遺影もありませんでした。
弔問客は誰も訪れた様子もなく、旦那さんと奥さんの身内らしい人が5人ほど居ただけです。
お通夜は身内だけで済ませたらしく弔問客の姿を見る事なく、翌日に普通のライトバンにお棺を乗せて火葬場に向かったそうです。
恐らく、葬儀屋には棺桶だけしか頼まなかったのだと思います。
この事例は経済的理由だったのか、亡くなった旦那さんの遺言だったのかは分かりませんが、お棺を荷物のように普通のライトバンで火葬場に運んだとしか思えないのです。
お坊さんも呼んだ様子はありませんでしたから、ただ火葬にしただけの葬儀だったのです。
これが供養と言えるのか疑問ですが、遺族としては精一杯の供養だったと思いたいです。
ただ、近所の葬儀手伝いで休暇を取ったのに何の手伝いも出来なくて後味の悪い思いがありました。
お礼
このような丁寧・親身なご回答を頂きながら申し遅れてしまい、大変恐縮なのですが、私事ではありません。 とある事情からこういったケースについて調べなければならなくなってしまったゆえの質問となりました。 ご回答いただいた内容を私事に活かせるよう努めるとともに、今後冠婚葬祭に立ち会う機会が訪れたとき、お教えいただいたことを今一度思い出したいと考えております。 最後になりましたが、ご回答いただきありがとうございました。