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三猿の格言の意味や由来について教えてください
- 三猿の格言に使われている猿は“ざる”にかけたものと理解していましたが、実際には日本語の発音に由来するものです。
- 三猿の格言に登場する“猿”の意味や由来についてご存じですか?また、格言中のフレーズから“敖言”という言葉の読みや意味についても教えてください。
- 三猿の格言に関して他に気づいた点があれば教えてください。
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現代漢語辞典小学館によれば 【敖】ゴウ。会意。土(出る)+放(はなつ)。気ままに出る、遊ぶの意。転じておごるの意。 【傲】ゴウ。会意。気ままに楽しむ。転じておごる。「敖」に別の字義が発生したため人を加えた。 「敖」を「ゼイ」と読む辞書には、まだお目にかかっていません(^○^)。
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- SPS700
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#2です。 敖言の訂正です。質問者さん失礼しました。#1さん、#3さんありがとうございました。
お礼
私は贅言でもいいと存じましたが、やはりみんなで共有する言葉と字では私とSPS700さんだけで通じるのではちょいとまずいですかね。 ありがとう御座いました。
- SPS700
- ベストアンサー率46% (15297/33016)
これは想像ですが、初めの字は、「贅」から「貝」を取り除いた字なので、「ゼイ」と読み、贅言「ゼイゲン」と同じ意味、すなわち「無駄な言葉」という意味ではないかと思います。 http://kotobank.jp/word/%E8%B4%85%E8%A8%80 またこれに似たインド起源のものに、不殺生、不偸盗、不邪淫、不妄語、不綺語、不悪口、不両舌、不慳貪、不瞋意、不邪見の「十善戒」などもありますので、数こそ違え、同じようなことがあちこちで言われていたのではないでしょうか。
お礼
SPS700さんありがとう御座います。 三猿で検索すると同じことがたくさんあるのです。 わが敬愛するマハアートマ・ガンデイーも古く伝わる三猿のお守りを身につけ戒めになさっておられましたのです。 この十善戒めもよく聞きますが、私たちはパタンジャリのヤマとニヤマを戒めにしております。 ありがとうございます。 三猿はインドから東アジアに広く分布しているようです。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E7%8C%BF http://www.kcn-net.org/koshin/sanen/china/china.htm はぃ、でも贅言で充分意味は通じますね。 じつは数千年前かからの私達の教えの中の行でも三猿の形で行じております。 ありがとう御座いました
(1)理由や事情? あなたのおっしゃる通り「猿の読みがたまたま“ざる”に掛けられるという事情」に過ぎないと思います。 (2)傲慢の「傲」と同じ意味です。「敖言(ゴウゲン)」は「おごった勝手な言葉」です。
お礼
ありがとうございます。 傲岸の人偏が取れているのですね。 日本語では猿は“さる”と訓じ、たまたま“ざる”に掛けられるのですが、この“三猿”の戒めはインドは無論、中国にもあり、実は日本には到来の観念なんですね。 インドでは何かと人という意識(行為的)主格に猿を使います。 そんな事情かと存じたのですが、これはバガヴァッド・ギータやマハバーラタに出てくるアルジュナの紋章でもあるのです。 そこらを知りたかったのです。 それにしても日本語は素晴らしいですね。 ありがとう御座いました。
補足
三猿で検索すると同じことがたくさんあるのです。 わが敬愛するマハアートマ・ガンデイーも古く伝わる三猿のお守りを身につけ戒めになさっておられましたのです。 三猿はインドから東アジアに広く分布しているようです。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E7%8C%BF http://www.kcn-net.org/koshin/sanen/china/china.htm ヨーロッパにも渡った形跡もあります。 じつは数千年前かからの私達の教えの中の行でも三猿の形で行じております。 ありがとう御座いました。
お礼
bass1banさん、漢字の詳しいお話をありがとう御座いました。 もとは人偏はなくて通用していたのですね。 そして字義のあゆみで、人偏をつけて使うようになった。 ありがとう御座いました。