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野球中継における「ヒットを許した」という言い方
カテゴリから言えば正確には「言語」に該当する質問です。 昔はこんな言い方してた記憶はないんですが、ここ数年か10年位前からでしょうか、 「ピッチャーがヒットを許しました」とか「ホームランを許しました」という言い方。 耳障りなんですよね~、私にとっては。結果的に打たれはしたものの、 バッテリーもそれなりに球種を考えて挑んだ結果であって、 別に打たれてもいいと思って投げたんじゃないんだから、 「許した」という言い方は誤ってると思うんです。 「許した」に該当するのは敬遠だけではないでしょうか。 どうでもいいと言えばどうでもいいんですが、 こんなことにこだわる私は変でしょうか?皆さんのご意見を聞かせて下さい。 また、いつ頃からこういう言い方が始まったのかご存知でしたら合わせてお教え下さい。
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#2です。すいません。 前言撤回です。 言われたら、メチャクチャ気になってしまいました。 もしかしたら、「耳障り」の寸前までいってるかも(笑) たしかに私も野球のピッチャーでして、断じて「許した」事はありません。 「許したの?」などと聞かれたら殴り合いのケンカに発展すること間違いありません。 で、自分ながら考えました。 「ピッチャーがヒットを許しました」 ↑↑ これ、やっぱりおかしいかも。(自信無し) これって、普通は 「 ・・・ヒットを“許して”しまった」 「・・ヒットを“許す”結果になってしまった」 ではないですか?? これは先の回答の通り 「敵の侵入を許してしまった」に同じですね。 「敵の侵入を許しました」では確かになんか変です。 ですから 「バッテリーが(絶対に抑えなければいけない場面であったが結果的に)ヒットを許してしまった」 (カッコないは省略されている) でしょうか?これならどうです? あ~、、こんがらかってきた。
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先の回答でお分かりのはずなんですが、 相手の思い通りの結果を招いたという意味での許すには、 行為者の意向は関与しないんです。招かれた結果のみが対象なんです。 なのでバッテリーが何を思い、どれだけの努力をしたかとは無関係に 事実として、彼らはヒットを許したのです。
お礼
ご回答を有難うございました。言葉というのは冷たい部分もあって > 行為者の意向は関与しないんです。招かれた結果のみが対象なんです。 ということになるんですね。ということは、 > バッテリーが何を思い、どれだけの努力をしたかとは無関係に 事実として、彼らはヒットを許したのです。 ということになり、それなりに配球したバッテリーの苦労はどこかに追いやられてしまうんですね。 何だかちょっと可哀想・・・
- neterukun
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ご機嫌いかがですか?neterukun@トラキチです ピッチャーって「防御率」って言うじゃないですか ですから防御できなかったことに対して 先制を許したとか言う言い方は 違和感もないと思います 「許しました」っていうよりか「許してしまいました」 のほうが「打たれようと思って投げたんじゃないのにィ~~~」ってかんじがするんですけどね。 如何なものでしょうか?⌒(*^∇゜)v
お礼
虎狂こと?nさん、ご回答を有難うございました。 ウーン、防御できなかったことはやはり「許した」ことになるんですかねぇ。 でも、ちょっと長い言葉になってしまうけど、 やはり「許してしまいました」のほうが合っていそうですよね。 ところで、今年の阪神は凄いですね!nさんも道頓堀に入水?ですか?笑
- Droopy
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新辞林には「許す」にこのような用例が載ってます。 >> (4)自分に不利なことを相手の思うままにさせる。 >> 「敵の侵入を―・す」 ですからこの場合の「ヒットを許した」は、使い方としては間違っていないと思います。 ただ、あなたのおっしゃるように野球の実況中継はおかしな日本語やデタラメな和製英語が 使われて、耳障りに感じることも多々ありますよ。 たとえば私がおかしいなと思うもののひとつに、「見逃し」の使い方があります。 よく聞いていると、「バッター見逃して、ボール!」という言い方を耳にしますが、 これはどうなんでしょう? 「見逃し三振」という言葉は昔からあって、それは確かにストライクを見逃して しまったという意味で理解できるのですが、ボールの場合は見逃すのではなく 「見送る」のが正解なんじゃないかと思うんです。 今の野球中継はストライクでもボールでも「見逃す」という言葉が当たり前に 使われているようですが、これはちょっと変だと感じました。 スポーツの実況アナは頭の回転のはやさも求められて大変ですが、口からでまかせで 言ってしまうような惰性的表現だけは気をつけてもらいたいものですね。
お礼
ご回答を有難うございました。はい、お陰様で疑問が解けました。で、 > 野球の実況中継はおかしな日本語やデタラメな和製英語が使われて まぁ試合状況がめまぐるしく一転二転する場面では仕方がないとも言えましょうが、 > 「バッター見逃して、ボール!」という言い方 これはゆっくり説明できる状況ですから、確かに変ですよね。 なるほど、この他にも何かないか私も今度よく注意して聞いてみます。 って、別に私は人の揚げ足を取るのが趣味ではないですから誤解無きよう・・・。
- Eivis
- ベストアンサー率29% (1122/3749)
[ヒットを許す][連打を浴びる]などという言い方自体は不自然ではありませんが ・・・話す人が気分的にどちらかのチームに片寄った発言なのが気になります。。。
お礼
ご回答を有難うございました。はい、不自然ではないんですね。 日本語の持つ意味の多種多様さに今更ながら考えてしまいました。が、 > ・・・話す人が気分的にどちらかのチームに片寄った発言なのが気になります。。。 これには吹き出しました。全くですね。 実況:「あ~、打たれました」 ←このアナウンサー、守備側のファンなんやな。 実況:「う~ん、わずかに外れてファールでした」 ←攻撃側のファンなんやな。 とかって思いますよね。「あ~って何やねん!?う~んって何やねん!? と突っ込み入れながら一喜一憂してます。笑
- TK0318
- ベストアンサー率34% (1260/3650)
下で出ているとおり「敵の侵入を許す」と同じです。 「敵に進入されてもいいと思って行動したわけではなく、侵入を阻止しようと挑んだが結果的に敵に侵入された」わけです。 「ヒットを許す」の「別に打たれてもいいと思って投げたわけではなく、バッテリーも打たれないようにそれなりに球種を考えて挑んだが結果的にヒットを打たれた」と同じです。 ですので「ヒットを許す」は正しいのです。
お礼
ご回答を有難うございました。 そうなんですね~。「許す」で全然間違いはないんですね。 今までこだわって来ましたが、これからはすんなりと聞き入れられそうです。 ただ、こういうふうにアナウンサーが実況するようになったのは まだ歴史が浅いですよね?どうして最近になって使われ始めたんでしょうね? カッコいい言い方なら飛び付きもするでしょうが、 別にスマートな表現には聞こえませんけど・・・。少なくとも私には。
- ubonoti01
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こんにちは。 あまり気にもとめていませんでしたが、言われてみると理屈ですね。言葉と言うものは、本来の使い方でなくても、いつのまにか広まって市民権を得てしまう、ことがありますね。 50年以上昔、国語の先生いわく「『とても美しい』は誤った使い方である。『とてもできない』のように、否定語が続かなければならない」これも誤った使い方が市民権を得てしまった例でしょう。 なお、手元の辞書に「許す」の意味として「油断する」がありました。「ヒットを許した」に近いですね。
お礼
ご回答を有難うございました。 > 言葉と言うものは、本来の使い方でなくても、いつのまにか広まって市民権を得てしまう、ことがありますね。 そのようですね。全然~否定文 が 全然~肯定文 も今やその例になりそうな勢いですし。 > 50年以上昔、国語の先生いわく「『とても美しい』は誤った使い方である。 これは全く知りませんでした。意外な知識を与えて下さいました。 「許す」には「油断する」という意味もあるんですか。 日本語って難しいですね~。またもや目から鱗です。
- knyacki__
- ベストアンサー率42% (50/117)
Gooのサイトにある『三省堂提供「大辞林 第二版」』で「許す」検索してみました。 http://dictionary.goo.ne.jp/search.php?MT=%B5%F6%A4%B9&kind=jn ここの5番目の意味ではないでしょうか? > (5)相手のはたらきかけに対し、思いどおりにさせる。《許》 > 「敵の侵入を―・す」「肌を―・す」 「相手がヒットを打とうするはたらきかけに対し、思い通りにヒットを打たせてしまった」
お礼
ご回答を有難うございました。ここのサイトにある辞典を調べて下さったんですか! あちゃあ・・・質問の前に自分で調べてみるべきでした。 でも、「許す」は「許可する」というのとは別の意味があるとは思いもしなかったので、 あらかじめ調べてみることもしませんでした。これは大失態!しかし、 > (5)相手のはたらきかけに対し、思いどおりにさせる。《許》 > 「敵の侵入を―・す」「肌を―・す」 という意味もあったとは目から鱗です!!! そういう意味もあるのなら全然間違った使用法ではありませんよね! う~ん、凄く納得しました。日本語って奥が深い!目から鱗です。
- konoji
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まったく、きになりませんねぇ。 言われてみれば、そうなのかもしれませんが少なくとも「耳障り」まではいきません。 これは、ヒットが出た=ヒットを許した とはニュアンスが違う様に思います。 たとえばどうしても得点が欲しい、ピッチャーとしては抑えなくてはいけない回のトップバッターを出塁させてしまう。 <出塁を許す>、<4ボールを与える> ランナーが2塁にいて、バッターとして1打欲しい時にヒットを打たれてしまう。 <ヒットを許す><得点を与える> この「許す」を使うケースとしては 自分として望まなくとも、相手がそうしたいと願う場面で、結果的にそれを許してしまう状況の場面で使われるものだと思ってます。 似たような形で 「敵の侵入を許す」とかと同じではないでしょうか? >「許した」に該当するのは敬遠だけではないでしょうか。 上記の通り > こんなことにこだわる私は変でしょうか? 変かどうかはともかく、こういった小さな疑問を持つという事は生活の中で大事なことだと思います。 そのためのこのサイトでしょうから気にしなくても良いと思います。 以上、私見も含めてですが参考になれば
お礼
早速のご回答を有難うございました。 私も最初中継で使われ始めた時は「あれ?」としか思わなかったんですが、 次々とどこの局でもどのプロ野球ニュースでも聞くようになり、 更には「言語の手本とならなければならない?」筈のNHKまでもが使用するようになり、 それでいよいよ耳障りになってしまいました。 そういえば「敵の侵入を許す」というふうにも使われますよね。 それが、うっかり油断しててそうなったのなら的を得てますが、 蟻の子一匹入れないよう万全の構えをしていて侵入された場合なら、 やはり「許す」というのは誤っているように感じます。 でもどんなに万全の構えをしてても、野球でいうなら どんなにバッテリー間で思考したうえで投げた球でも打たれることはあるでしょうから、 そうなると「許す」も有りかな?とも思えて来ました。優柔不断・付和雷同ですわね・・・。笑
こんにちは。 そうですね。「許す」には、「可能にする」といった意味がありますから(例:時間の許す限り)、そこから転用したのかもしれませんが、日本語として意味が相応しいかというと、そうでもないかもしれませんね。 私は野球中継を見始めたのは十年ほど前で、これまでは気にとめた事もありませんでした。言われてみればそうかもしれませんね。
お礼
早速のご回答を有難うございました。 これまで気にとめたことはないんですか。私の感覚って、ズレてるのかな?笑 でも、質問文内にも書いたように、全力を尽くして投げて打たれたのを 「許した」と言われては、バッテリーとしては心外ではないかといつも思うんです。 やはり相応しくないのかな・・・。
お礼
再度のご回答を有難うございました。kさんはピッチャーをなさってるんですか! いやいやいや、「許す」と言われているピッチャーの方から ご回答を頂けたらと思ってましたので、大変感激です。 で、やはり言語の意味として「許す」は正しくても、 ピッチャーの立場からしたら「許した」つもりはないんですよね? そうですよね~。それを聞けて安心というか、自分の思いを肯定されたようで嬉しいです。 私はピッチャーどころか、あらゆるスポーツも机上の競技もてんでダメですが、 私が勝負事してて「許す」という言い方をされるのは、 敬遠に類した場面以外では不愉快に思うと思うんです。でも、そういえば > 「許したの?」などと聞かれたら殴り合いのケンカに発展 というハプニングが記者と選手の間で起きたという話は聞いたことありませんね。 少なくともTVや新聞紙上では。ということは、 選手の皆さんは「許す」という言い方をされても不愉快じゃないのかなぁ。 で、kさんの場合は「許した」ではなくて「(結果的に)許してしまった」ならOKと。 うん、これなら私も許せます。あ~、私もこんがらがって来ました。笑 現在オールスターゲーム中ですので、出場されないプロ野球選手の皆さんはどうお思いなのか、 できたらこちらにご回答頂けないかな、なんちゃって。