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ニコチンパッチ依存症の危険性と禁煙方法
- ニコチンパッチを使用した禁煙についての心配事と解決策をまとめました。
- ニコチンパッチは腕などからニコチンを吸収させる禁煙補助具ですが、タバコの代替品としての使用にも注意が必要です。
- ニコチンパッチを使用する場合でも、全身の血管収縮が起こる可能性があるため、注意が必要です。
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元喫煙者です。 ニコチンパッチと煙草の違いは、ニコチンを肺からとるか、皮膚からとるかの違いです。 ですので、おっしゃるようにニコチンパッチでも依存症になります。 ただ問題はその使い方です。 例えば、今回購入されたニコレットパッチには以下の3種類のタイプがあります。 ニコレットパッチ1 24.9mg ニコレットパッチ2 16.6mg ニコレットパッチ3 8.3mg 量の違いで3種類ある訳です。(メーカーによってこの辺は若干変わります) それで、喫煙初日から6週目まではパッチ1を使います。 で、次の7~8週にパッチ2を使います。 で、さらに次の8~9週目にパッチ3を使います。 つまり、時間の経過とともに、ニコチンの少ないものに変えていき、だんたん体を慣らして9週間で止めましょうってことをやっていく訳です。 喫煙者というのは、そもそもニコチン依存症です。つまり、ニコチン依存症の人がタバコからパッチに切り替えからといって、ニコチン依存症はニコチン依存症。新たに依存症になる訳ではないので、使い方を間違えなければ特に問題はないです。 また、禁煙は「精神的、肉体的な依存をたつこと」と、「手に煙草を持って口にくわえて吸う習慣をなくすこと」の二つをクリアすることだと思います。 よくよく考えたら、ニコチンパッチの意味って、少しずつ煙草を軽いものにしたり一日の本数を減らすのと変わらないですよね。ですが、二番目にあげた「手に持つ習慣をなくす」という意味では少しだけ有利なのかな、などと個人的に思います。 あと高い商品なので、この商品を買う方は本当に禁煙したい方が多く、また、お金をかけるからこそ後に引けなくなるという心理的な効果も助けて、禁煙率が高まるのかもしれません。 余談ですが、電子タバコという吸うと煙(蒸気)が出て、先端が赤く光るっていう商品をご存じでしょうか。この商品をニコチンパッチと併用すれば、それはもう立派な「喫煙者」のできあがりです。 あともう一点についてですが、 「タバコを吸う≒ニコチンパッチを貼る」なので、血管は収縮します。 そのほか、吐き気がしたり、血圧が上がったり、心臓がバクバクしたりする場合もあります。 煙草からパッチに切り替えたときに、吸っていた煙草の量によってはパッチの方が摂取するニコチンの量が多くなる場合もあったりします。そういった場合にそんな副作用が出やすいです。